スパークルあ、と思ったときにはもう終わっている。そういうことって、あると思う。
体中の骨が全部ずれた。そんな錯覚に似ていた。崩れ落ちて、間接のねじくれたブリキみたいに、どうしても立ち上がることが出来ない。
大切なものがずいぶん増えて、数える指が足りなくなった。
でも僕も、きっと誰かの指だった。
死ぬ間際でそれに気付くのは、やっぱり卑怯なことなのだろう。
なにかを残したいと思ったけれど、僕が持っているものは少なくて、肝心な時に不甲斐ないなぁと、自嘲じみた笑みがこぼれた。
そうだ。ムムリクという種族は、そういうものだ。
だから僕は、ひとりで死ぬのか。
ムーミンは泣くだろう。フローレンやミィ、スニフも泣くだろう。
かみさまに。
その時彼らが一人でないよう、最後の呼吸で祈った。