「ねぇ、可愛い俺。」
オレは甘くて淡い色をした色違いのもう1人の俺に後ろから抱き着く。そのまま、軽く耳たぶを吸ってやると小さく悲鳴を可愛い俺があげる。クスクスと耳元で笑ったり息吹きかけたり、耳の中に舌をねじ込んだりして楽しむ。
でも、もう1人の俺は必死に声を我慢してるのか口元を手で押さえて耐えている。
「声、我慢すんじゃねぇよ....」
スリスリともう1人の俺の喉仏を撫でながら、腹いせに耳輪を甘噛みしてやる。
「ン、や....あッ」
観念したのか、口元を抑えていた手を離し、、甘ったるい声を出し始めた。
「そうそう、いい子」
オレはご褒美としてもう1人の俺の頬にキスを贈った。こちらの顔見ようと振り返ろうとする可愛い俺の顔は目が潤んで頬はピンク色に色づいていた。
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