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    ori_md

    MEMO『私の少年』


    「今思えば、母は恋人達にそれなりの情はあったように思う。もしかしたら、私に対しても、そうだったのかもしれない。ただ、優先順位の一番に自分がいただけなのだろう。そう思うとき、母が少しだけ愛しくなる」#いいねの数だけうちの子の実在しない小説の台詞を書く
    このタグの回答、あまりに言葉足らずかなと思ったので、短編書きました。

    ☆ ☆ ☆
    「あんたはあたしに恩返しするんだよ」

     幼い頃、母は私に何かある度にその言葉を口に出した。
     子どもの私はその言葉を母に対する負債だとは厳密には理解していなかったように思う。
     赤子がやがて歩き始めるように、腹が減ったらパンを口にするように、いつか自然と時が来たら“おんがえし”という行為をするのだとぼんやり認識していた。当時の私には、与えられた情報の数々を疑う発想がなかった。
     当時の私が抱いていた世界とは、世の中には正しいこととそうではないことがあり、にも関わらず正しさは絶対的ではなく相対的で、どの正しさを選ぶかは極めて恣意的で自らの内面と向き合う行為である――そんな複雑さを持ち合わせない世界だったのだ。
     やがて分別を身に付けると、あれは母が私に施していた呪いだったのだと唐突に思い至った。
     母は私に呪いをかけ、自らの祝いを咲かそうとしていた。勿体ぶった言い方をするのなら、きっとそういうことだろう。
     私が知る限り、あの当時彼女には愛を交わす人間が幾人もいた。
     利用しあう関係もあっただろうが、中には本当に母に愛を施す恋人がいないでもなかったように思う。

     “他者を愛せない人間 1400

    eyeaifukamaki

    PROGRESS愛をみつける
    ②と③の間のノアside
    ノアはみんなが尊敬する系のできる男にしたかったので、完璧な紳士を目指しました。
    ちゃんと伝わってるかな?
    ノアみたいな男との深津さんがめちゃくちゃ愛されるモブ深もちょっといいなと、それを阻止するさぁきた君に頑張ってほしい、結局は沢深ww
    誤字脱字確認用で載せてます
    ここに載せると間違いがわかりやすい
    初めて彼を見たのはインターハイの試合の時だった。日本の高校バスケで日本一の選手がアメリカに行きたがっていると連絡があって、あまり期待はしていなかったが、スカウトマンとして品定めの為に来日した。みんな同じ髪型で誰が誰やらと見極めが難しい中、それでもさすがは名門校。レギュラーを取るだけの選手達はそれなりのプレーをしていた。その中で唯一、目を奪う存在がいた。一番、というわけではない。でも彼の動き一つで周りの選手が光ってくる。的確なパスと、シュート数は少ないが確実に決める正確さに、中からも外からも打てる柔軟さ。でも、目を奪われたのはそこじゃない。人を惹きつける魅力。しなやかな体に汗が光って艶が溢れる。あまり表情を変えないが、だからこそ、一瞬綻ぶ瞬間が堪らない。プレーは派手じゃないのに、目が離せない。気づけば、無我夢中でその子だけを追いかけていた。
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    Namako_Sitera

    DOODLEヨルン×ウ・ルダイ。ウ・ルダイのトラスト匂わせアリ。身長差に関する捏造もあり(ヨルンがちょい小柄、ウ・ルダイが長身設定)
    付き合ってるのか付き合ってないのか微妙なラインだけど少なくともウ・ルダイはもうめちゃくちゃ好きみたいな感じになってるヘキの詰め合わせみたいな小話。問題は略称に困ること。ヨルウ・ル?ヨルダイ?
    ウ・ルダイさんの特別な虫除け。「(うーん 杞憂だとは思うんだけど……ねぇ? どうしよっか、ウ・ルダイさん?)」

     あくる日のサンシェイド。照り付ける日差しも中々の陽気な街並みを歩きながら、行商人ウ・ルダイはとあるちょっとした懸念にため息をついた。
     今回の用事は討伐依頼、砂漠で徒党を組んだ盗賊団を蹴散らす仕事だ。とはいっても砂漠の盗賊は曲者だらけ、居所を特定しないと話にならない。なのでもちろん情報収集からになるのだが、ウ・ルダイのちょっとした懸念はそこにあった。
     サンシェイドの大通り、一歩前を歩いてそれとなく歩きやすいようにしてくれているヨルンの横顔を見る。印象的な目つきに銀の髪、武骨な雰囲気だけどよく見たら小柄で実はウ・ルダイよりも背が低い。いや身長に関してはウ・ルダイが勝手にでかいだけなので仕方がないのかもしれないが。顔がいいというわけではないが目を惹く容姿をしているのは違いない、このウ・ルダイが目を離せないのだから絶対そうなのだ。しかもそれに対して本人はまったく無頓着なのが猶更悩ましい。
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