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    ponpontatsuta

    @ponpontatsuta

    20↑けあきが好き

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    ponpontatsuta

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    けあきのあゆみ
    ざざーん

    波間の攻防 視線が吸い寄せられる。たかだか素足だ。しかも、親子ほど年の離れた青年の素足。それなのに。
     浜辺の砂を蹴りながら、波と戯れている暁人は無邪気そのもので、後ろめたさが募る。
    「けーけ! ねぇ、何でそんなに離れてんの」
    「水がかかる」
    「え、かけてるのに。道理で届かないわけだ。もっと近づいてよ」
    「何ニヤニヤしてるんだよ。やらしい顔しやがって」
    「やだ、えっち」
     それなのに、暁人は屈託なく笑う。
    「エッチって、オマエな」
    「ふふ、KKの二の腕に欲情してるの、バレた?」
     屈託なく、欲望を語る。
    「ねぇ、ここに来る前にね、準備してきたんだ」
     視線が絡んだ。熱と湿り気を帯びた空気が二人を包む。
    「いつでも出来るよ。ここでする? それとも、宿?」
     無邪気だなんてとんでもない。こいつはもう、オレを知っている。オレのスイッチがどこにあるか。どうすればオレが飢えるのか。
     目眩がしそうな劣情に、年甲斐もなく流される。
    「暁人」
    「ん?」
    「水がかかった。部屋に帰るぞ」
     オマエをこんな場所でどうにか出来る訳が無い。
     太陽や、波にすら嫉妬する。それはオレのものだと、醜く、浅ましく。
     誰にも、そんなオマエを見せたくない。
    「むっつりスケベ!」
    「好きだろ? そういうの」
    「う……好き、かも」
     暁人。オマエが、オレを変えたんだ。
    「急ぐぞ」
     波を切り裂くように暁人に近付いて、その腕を取る。引き寄せながら腕の中に囲って、歩いた。
     暁人は何も言わない。視線を再び合わせると、その目は黒みを帯びて欲情に潤んでいた。
    「ねぇKK、したことない事、沢山しようね」
     大概、どっちもどっちだ。もうどうしようもなく、オレたちは。
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