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    @yuzu_18

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    成人済なんでも読む描く。倫理観と配慮はない。
    ネタバレ/リバ/逆CP/女体化・幼児化/パラレル、とにかくなんでも大好きです。
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    @yuzu_18

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    たいみつの文章書く練習と投稿テスト兼ねて。

    ##たいみつ

    たいみつとはち たった1ヶ月離れている間にずいぶんと冷えるようになった久しぶりの故郷の夜、「帰ってきたら飲もうぜ!」と約束をしていた世話焼きな兄貴分の姿は、気づけばローテーブルの向こうに沈んでいた。

    「あれ?タカちゃん寝ちゃった?」
    「むしろこの時間までよく持った方だろ」

    2人きりで会えると思っていたのに、当然のように彼の隣を陣取って酒を飲んでいた実の兄は、寄りかかっていたソファーから肌触りの良さそうなブランケットを引きずり下ろす。遠征先はもちろんのこと、二人とも子どもの頃からずっと椅子生活を送っていたが、三ツ谷を中心に回っているこの家では床に直接座って食事をすることの方が多い。

    「なんで?今って仕事忙しかったっけ?」
    「今週ずっとだな。というより、お前との予定のために前倒ししたんだろう」

    最近では任される仕事の量も増えてきたと嬉しそうに話をしていたが、どうやら無理をしてこの時間を作ってくれたらしい。そのことに申し訳なさと喜びが入り交じる。

    「自分をおろそかにする癖が抜けねえ野郎だ」

    呆れたように溜め息をつきながら三ツ谷の身体にブランケットを掛け、無遠慮に頭を撫でる姿に昔の自分たちが重なる。
    母親が死んだ直後から始まったこの男の暴力。動けなくなるまで殴ったその手で、次の瞬間には「愛している」と慈しむように頭を撫でる。幼い自分をコントロールするための嘘ではないかと疑った時期もあったが、(俺は認めてはいないが)恋人である三ツ谷にたいしても同じ行いをしているところを見ると、結局はあれが兄の愛情表現であることには違いないらしい。

    「大寿って昔とあんま変わんねぇよな」
    「あ?…どういう意味だそれ」

    珍しく俺の言葉に動揺した兄が見れたので、今夜は久々の布団でぐっすり寝れそうだ。
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    かつみぽいぴく

    PROGRESSトップ2の恋愛事情は〜 続きの冒頭ぶぶん。
    今回はホが炎さんをカメラで撮影しにいくデートをしたりヒーローぽく捕物したりする予定です。
    カシャッ、とシャッターを切る小気味よい音と手応え。
    少しおいて背面に映し出されたそれを確認した俺の口の中に、しゅわりとメレンゲが溶けたみたいな嬉しさが広がった。
    「エンデヴァーさん、またいいの撮れちゃいましたよ。ほら」
    すぐさま共有したくて被写体であるあなたに小走りで駆け寄る。
    穏やかな陽気、空模様は薄曇りで光の加減がころころと変わらないのがビギナーには有難い撮影日和だ。ここに立ってくださいとリクエストした七分咲きの桜並木の下、俺を待っているエンデヴァーさんの顔の前をふわりと薄桃の花弁がそよぎ通っていった。

    ――俺とエンデヴァーさんがお互いに肌を教え合った記念すべき一回目からちょうど一ヶ月後。俺はまた彼の管轄である静岡に来ている。

    エンデヴァーさんのすぐ傍にくると、あなたのすぐ近くだけほんのりと他所よりあたたかいのが分かって、どうしたってお忍びの為のマスクの下では顔が笑んでしまう。
    一つの画面を一緒に見る為に肩を寄せ合うようにすれば、あなたのに届かない俺の肩はスプリングコートの胸元をやんわりと押した。
    「どうですこれ」と差し出した一眼レフの背面液晶に映るのは、今しがた撮った恋人の姿 9748