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    棺(ひつぎ)

    @__qpidus

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    棺(ひつぎ)

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    #チ。
    #ヨレンタ

    1ドロライお題/組織長ねぇ、知ってる?人は十字架になれるんだって。
    ほら、見てごらん。この人影が何に見えるのか。
    さぁ、ここから見える太陽は輝きに満ちている。
    両腕を広げたら見えた景色が両目に広がったの。
    存在していた人影がまるで別物に思えた瞬間で。
    涙さえ隠してくれる黒に私は憧れを抱いたのだ。
    十字架が一体何を意味するのかを問う世の中で。
    そうだ、この小屋にいる間に太陽の光で遊ぼう。
    太陽は私をどう見つめているのだろうと思った。
    今日も十字架の完成と一人呟いて目を閉じて。
    太陽光の熱にそよぐ風の爽やかさが私を包んだ。
    羽ばたいた鳥の翼に何を願おうかと思考が巡る。
    羽根が舞い散るのを見届けると地に吸い込まれ、
    それを拾い太陽に翳してみるとキラキラと輝く。
    私もかつてキラキラと光輝いていた時代の記憶。
    思い出しただけで涙が溢れそうになるのを堪え。
    俯かぬ様に心に鞭を打てば星の精霊が踊り出す。
    夜になれば松明の炎が人影の十字架を揺らすの。
    まるで人の感情の様にユラユラユラユラユラと。
    とても面白いものを見つけてしまったと微笑み。
    太陽は眠りに落ち月が目覚めれば新たな幕開け。
    暗闇の中で誰もが主役になれる夜は解放される。
    一つ一つの星と太陽系の惑星と月が私を照らす。
    さぁ、踊れよ踊れ開幕の宴は過去の私と今の私。
    真夜中の月に口付ければ深淵が姿を見せ微笑む。
    朝は太陽の光、夜は松明の炎で十字架を表して。
    昼がないのはわざと十字架を作らない様にした。
    解放戦線の人達に何を伝達して成してもらうか。
    それを考える時間として設けているからお休み。
    神秘なる太陽は温かかったり冷たかったりして。
    私を進むべき道へと手を差し伸べてくれるのだ。
    一人の時間は寂しいと感じる事の悲観は無駄だ。
    この信念を抱いた時から私は別の私であるから。
    泣き虫で優しくて可愛い私に別れを告げたのだ。
    あれから何年経過したか忘れてしまったけれど。
    成すべきものを成していくだけの茨道は続くの。
    白い薔薇は私の手に触れると赤く染まり輝いた。
    美しい香りに身を委ねて未来を想像して泣いた。
    一体どんな出来事が私を待ち受けているのかと。
    もう迷わないと決めた日から前だけを見ている。
    過去は振り返らない、振り返ってはならないと。
    人影の十字架に私の感情を重ねては風が靡いて。
    遥か遠くへと運んでゆくのを全身で感じ深呼吸。
    朝がくれば太陽で人影の十字架を作り遊んでは。
    夜がくれば松明の炎で揺らめく十字架の輪舞曲。
    さぁ、私はどこへ向かうのだろうと想像しても。
    その時が来なければどう行動するかも分からず。
    今夜がその時の始まりだと思うと心が踊ってた。
    遂に、心待ちにしていたあの本が私の手に届く。
    馬の蹄の音が聞こえて小屋の扉を開けるとほら。
    眼前に任務を任せた三人と見知らぬ少女の姿が。
    これぞ未知なる世界だと歓喜するには不謹慎か。
    この少女は私や私達に何をもたらすのだろうか。
    久し振りと告げた日はいつもと違っていたの。
    勘違いかもしれないけれど吹いた風は温かくて。
    彼らは無事に帰還を果たした喜びで心が一杯だ。
    私と邂逅を果たした喜びを讃えようではないか。
    よくぞ無事で、と嬉しい感情を呼び覚まそうか。
    手を取りワルツを踊りたいと思っても遅い時間。
    ワルツはやめて皆で語り合おう再会の盃と共に。
    小屋の中へ招いて此処に来るまでの経緯を知る。
    これから待ち受ける運命に立ち向かうは運命か。
    純粋だった頃の私を胸に抱き締めて駆け抜けろ。
    何が待っていようとも絶望せずにただただ前へ。
    もう戻れぬ時とおさらばして手を振るのよ夜に。
    太陽が産声を上げて進撃の咆哮が全身に流れる。
    理想の世界へ向かう為の一歩が今日も始まった。
    私を育む太陽と月、星は生命と共に眠り起きて。
    一滴の血となり身体を大地をこの世を駆け巡る。
    いざ進め!と魂叫ぶは己かこの世の誰かなのか。

    2025/02/01
    DAHLIHA
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