SOUYA.(シメジ) 書きたいものを書いてます。〈一次〉台本関連は📖小説やノベルゲーム関連は📕〈二次〉二次創作は✒二次オリジナルは✏ ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji POIPOI 24
ALL 彼春 彼ただ 語り部if 語り部小噺 rabbitsoul doragonsoul 彼ただif SOUYA.(シメジ)MOURNING📕秋彩がニエモノに喰われていたらの美冬独白ifくっっっrrrrrrrrら!!!太陽が二度と空に昇らない感じがする。 383 SOUYA.(シメジ)MOURNING📕彼ただ+診断メーカー秋彩は春になると視力を失ってしまう病に罹っている。春が近づくにつれて徐々に視力を失っていく。春に何かしらの辛い思い出があるのか、それはわからない。#四季の病https://t.co/PekJYJnKpz目が覚めて見える天井はぼんやりと何処か虚ろに見える。嗚呼、この時期か。秋彩は少し目を閉じてから起き上がる。遠くで美冬が朝餉を作る音がする。『もうすぐ…春が来る……、』秋彩は両の手で目を覆いながら春の訪れを嘆く。『秋彩さーん、そろそろ起きて下さい』嗚呼、そろそろ起きる時間だ春に何があったかなんて明白だろう。一人目の弟子を失った季節なのだから。秋彩は呪うならばいっそ殺してくれればいいのに、と二人目の弟子が作った朝餉を食べながら思う。『秋彩さん、お茶碗はこっちですよ。まだ寝惚けてます?』『嗚呼ごめんね、間違えてしまったよ』春は好きではない。ゆらゆらと視線の先で動く何本かの尻尾。ボヤけているからか少し目が疲れる。『十又、意地悪は止してくれ』『何じゃ、もうそんな時期かの』『知っているくせに』『……のう、秋彩』『…………分かってる』少しずつ失われていく視力ももう限界だ『で、私の所へ来たのか』『…美冬君には迷惑を掛けられないからね』『……私には掛けてもいいと?』『慣れてないより慣れてる、だろう』秦郡路はそんな秋彩に溜息を零す。春になると用事と称して秦 542 1