poipoi 個人的に投げにくいモノを投げる場所告知はあったりなかったりスタンプありがとう!https://lit.link/doufu ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 47
ALL dqb2 他版権 dqb2_novel poipoiDONE男主+シドー/ssシドーだけが年を取らない。シドーも物作りが出来るようになった世界線。こちらの作品に出てくるビルダーは完璧主義がちです。妻帯描写等有り、なんでも楽しめる方向け。画像のような所をクリックまたはタップで全画面で読めます。相棒そういえば、アイツは何とも思わないんだろうか。 島の他のみんなと同様に、シドーも自分で色々なものを作れるようになってきた。2人部屋には試作や完成品がさらに多く並ぶようになったし、技術面での深い話も交わす。もう、シドーの私物が壊れて、ビルドに修理を頼むようなこともずいぶん減った。 ビルドは、そんなに喜ぶ?というくらいに相棒の成長を喜んで、応援していた。 そんなある日、シドーはふと、疑問をみつける。雪でも降りそうな寒い日だった。 「オマエは、暗い気持ちになったりはしないのか」 かつての自分――あの時は、ハーゴンの影響が強かったが、つけ込まれる素地は確かにあった――とは違いすぎる、その在り方にシドーはいまさら興味を持った。 3304 poipoiDONE男主人公+シドー/ssえるしっているか ぽいぴくは文章も投稿できる画像っぽいところをクリックまたはタップすると読めるみたいです。主人公とシドーが食事をとっているまものとの戦いのおりに、シドーの歯が抜けた。 乳歯だったのだろうか。 次の日見た時には、もう新しい歯が生えていて。ビルドはなんとなく、かじっていたパンを差し出して、食べる?と聞いた。 シドーが食事を摂るようになると、ビルドも同席した。シドーは肉が好きそうな雰囲気を醸しているが、野菜や果物も好んで食べた。特に懇意にしている住人たちの手塩にかけた作物はよく眺め、味わって咀嚼する。肉もそうだ。シドーも家畜の世話は手伝っているので、色々と思うところがあるのかもしれない。 咀嚼するところから、嚥下までなんとなしに眺めるビルド。自身の食事の手は、皿に乗ったトマトにフォークを突き立てたままとまっていた。ここにこの島の女王さまが同席していたら、はしたないわよ、と咎めていただろう。しかし、朝の緑の開拓地。僻地に建てられたこの家には、あたりまえのようにビルドとシドーのふたりしかいなかった。 861 1