文劇5感想ver2.0自らの意思を希望(のぞ)む通りに実現する力
それが・・・・・・・・・・・・・
強さの最小単位!!!
範馬勇次郎の名言から始まる文劇5の感想。久米芥川関係だけなんとかまとめたところで力尽きました。出だしに反して至極真面目な話を書きますけど、でも感想タイトルを付けるなら『結局一番ワガママなやつが強い ~でも話だけでも聞いてあげよう~ 』
◎あまりに長すぎるので3行まとめ(長文辛い人はここまでで良い)
①今回の侵蝕者(負の感情)は全て「エゴ」。久米は「純文学の理想を貫く」というエゴが侵蝕され、自己の心を捕へんとする純文学の理想の元に他者を拒絶し続け、結果自著が侵蝕されても自滅は覚悟の上でそのエゴを突き進んだ。
②芥川は『鼻』での久米との喧嘩別れから「エゴ」を封印していた。しかし「久米を救いたい」という気持ちによってエゴの封印を解き、久米より強いエゴで侵蝕者を自身に集めた。
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