ななみとまおこの楽しい毎日 第二話 ある日、まおことななみのクラスで、体育がありました。
生徒は、ほぼ全員、整列します。先生が、生徒がきちんと準備運動をしているか、見やすくするためです。
生徒全員を見わたしながら、先生はびっくりしました。
ななみが、いないのです。ななみさんは、今日の給食を見に、給食室へと行っていました。今は、四時間目だからです。
それを知った先生は、ななみを連れてこいと、まおこに命令しました。まおこは、先生に、大人しく「はい」と言いました。
まおこは、ななみが言うことを聞くように、爆弾を手に持っています。
しかし、いざまおこが給食室に着くと、ななみは爆弾をとても喜びました。
まだ大鍋に入っていたくずもちの蓋を飛ばすのに、使えると思ったのです。大鍋の蓋は、とても重く、大人じゃないと開けられません。それでもななみは、鍋の中に入っているくずもちを、取り出して食べたかったのです。
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