とある日常でその日は、どんより空気
ぼくは、兄ちゃんに部屋に呼ばれた。
「悟天、兄ちゃん結婚するから」
「え?」
いよいよこの日が来たんだと思った。
やっと兄ちゃんは、正常な恋愛が出来るようになったんだって。
この世界、何でもありだけど、それでも。
「ひとつ言っておかないと。」
「なに?」
いつにもまして、真剣だ。
「服を脱いで、これに着替えるんだ。悟天。」
「え?」
「制服だ。学生服。」
「なんで?ぼく、まだ・・・・」
「今回は、中学生の設定で、それにあたって、色々面倒で、悟天には・・・・・寂しい思いを、僕は、ご・・・・いや、とにかく、兄ちゃんは、結婚して家を出るから。悟天はしっかりと中学生をする。」
「飲み込んだ言葉、なに?」
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