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    jusimatsu

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    jusimatsu

    DONEデアアイワンドロ お題「お酒」
    当然のように騎空団入りしてるデアアイ。
    ワンライなのでノー推敲です。

    ――――――――――――――――
    デアンとアイザックを含む騎空団の面々は、依頼後の宴から帰るところだった。
    依頼内容は魔物の討伐。強さは大したことがないが数が多い上に、種族もバラバラなため独自の縄張りまで形成しており、自警団では手に余るとのことだった。
    長期戦になることを覚悟していたが、偶然優秀な騎空団を引き当てたために早期解決となり、喜んだ依頼主が依頼料に加えて町の特産品の酒を大盤振る舞いしてくれたのだ。

    「いや~、あのお酒、本当においしかったねえ。しかもお土産にまでもらえるなんてラッキーだよ」
    「そうだな」

    アイザックが酒の味について話すのはこの帰り道の間だけですでに6回目だが、酒による思考能力の低下を知ったデアンは黙っていることにした。

    「お前は酒に弱いと思っていたのだが、空の民はみなこうなのだな」
    「だから言ったじゃないか。僕は人並みに飲めるほうだって。グラスに半分の量で寝落ちたりしないだけ、まだマシな方なんだよ」

    料理も酒も十分な量を楽しんだアイザックは、それでも自らの足できちんと歩いていた。
    あまりに弱いとアイザックの言った通り少量で酔いつぶれたり、最悪の場合は一舐めしただけで具合が悪くなるものもい 1666