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    りんこ

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    りんこ

    DONEギャグ小説を読んだことがなく笑い上戸の人間の書いたギャグ小説
    ※ありえないになんでもありなんでもあり
    ※くらいやつと同時に書いていたため、明るいものを書かないとおかしくなりそうで書いたものなので、ほんとうに内容がおかしい
    ※最後の数千字はまいごえんキャラが一切出てきません
    あじほ1日観察記録🪐紫外線ライトみたいなピカピカ太陽。プールの底みたいな青い空。スーパーで購入できるレジ袋くらい真っ白な雲。扇風機の弱くらいの穏やかな風。全てのコンディションが結構よい日(※曇りや雨が好きな方もいらっしゃるため全ての方がそう感じるとは限りません)。今日も1日が始まるのだろう。
     
     ここは保育園らしい。まだ空っぽの園舎はまるで子どもたちを待ち侘びているかのように聳え立っている。公式さんが園の設計図等を公表していないため分からないことが多いが、玩具が豊富で園庭もあって、保育室も広い。園児が過ごすのに適した場所と言えるだろう(※これも感じ方には個人差があります)。
     それからしばらくして車やら自転車やらが砂利の敷かれた駐車(輪)場へと集まると、降りた人々が続々と中へと入っていく。生気のない魚のような目をした者も多くいるが何か楽しいことでもあるのか流れ星を宿したみたいなキラキラとした目をした者もいる。仕事への真剣さの違いなのか、園児に近い心や好奇心を持っているかの違いなのか、それは分からない。これから分かるのかもしれないし分からないかもしれない。とりあえずこっそりと人々へと続いた。
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    りんこ

    DONEあまりにも重すぎたため救済となる続きのようなお話(この話をあの話の最後にそのままつけるとハッピーエンドっぽくなります)
    ①全てヒナタの夢の中の出来事であった(夢オチ)

    「ぁあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!」
    隣からの絶叫に近いような声にカナタは飛び起きた。何事かとバッとそちらへと目を向ける。そこには天井へと目を見開き、荒い呼吸を繰り返すヒナタがいた。額だけでなく首やわきにもじっとりと汗が滲んでいる。
    「ど、どうしたのヒナタ?怖い夢でも見たの?」
    顔を覗き込むようにして慌てて問い掛けると、みるみるうちにヒナタの瞳が涙でいっぱいになった。
    「わっ!」
    いきなり抱きつかれ思わず声を出す。またどうしたの?と聞いてもヒナタは嗚咽混じりによかった…よかった…などと繰り返すばかりで何があったのかカナタにはよく分からなかった。しかし何かしたいと手を伸ばしてぎゅっと抱き締めた。涙を流し続けるヒナタの体温は高く、カナタにもその熱が伝わる。そして、いつだったか母親がやっていたように背中に手を伸ばしてトントンと優しく叩く。一定のリズムでゆっくりと。ヒナタの言葉に寄り添うように大丈夫、大丈夫だよヒナタと声を掛けながら。
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