うな丼
とりにく
DONE今日の一人ワンライ。一緒にうな丼食べるなないくですみみたこ 今日は土用の丑の日らしい。一人暮らしの高校生だった頃は気にも留めなかったイベントだが、大人になった今だってまったく興味がない。食べるときなんて、仕事の接待とかそういう機会しかない。プライベートで食べることなんて、まずありえないと思っていた。
しかし、俺の目の前にはごはんの上にいっぱい散った錦糸卵の上に小さく切った鰻と紅ショウガと枝豆が載ったどんぶりが置いてある。鰻重よりはだいぶフランクなうな丼、というところだろうか。その丼の向こうではダーホンが笑っている。
「ダーホン、これ……」
「今日土用の丑の日だし、ミーくんと鰻食べたいなって思って、スーパーで鰻を見に行ったんだけど高かったんだよね。だから、一尾を二人で半分こしたんだ。ゴメンね」
1345しかし、俺の目の前にはごはんの上にいっぱい散った錦糸卵の上に小さく切った鰻と紅ショウガと枝豆が載ったどんぶりが置いてある。鰻重よりはだいぶフランクなうな丼、というところだろうか。その丼の向こうではダーホンが笑っている。
「ダーホン、これ……」
「今日土用の丑の日だし、ミーくんと鰻食べたいなって思って、スーパーで鰻を見に行ったんだけど高かったんだよね。だから、一尾を二人で半分こしたんだ。ゴメンね」