たーひゅ
nozeco_66
MAIKING君の正しい国1(Chapter the Blue Crown of Thorns)
ブルー編ED後のお話 青紅
祈りの庭のif続編のようなものかもしれない
リマスターヒュ編要素を含みますがヒュ編ではありません
何でも許せる方向け
ゆっくり更新・描けたら随時追加していきます 24
rbhopper55
PASTサガフロリマスターヒューズ編記念追加に一年かけてかいたヒューズのリージョンイラストまとめてあげておくので見てあげてください(描いたのは2018年~2019年)#サガフロ
#ヒューズ 12
hari_mu8
DOODLE歳の差カップルに3つのお題ったーヒュークリへのお題は『「好きです!」「私(俺/僕)も好きだよ?」/近づきたいのに遠いあなた/「…可愛いなぁ」』です。 http://t.co/smwhfcWWbR::「好きです!」「私(俺/僕)も好きだよ?」
ヒューゴは苦く微笑んだ。
普段の彼女は“銀の乙女”に相応しく、凛として美しく高潔だ。
普段の“あの女”は、人を率いる鉄頭の英雄に相応しく、気高く、憎々しい。
そんな彼女をひとめ見たとき、ひそかにヒューゴは美しいとはこういう人のことを言うのかと思った。もちろん、カラヤの民も美しい人間は多数存在する。ただカラヤの民の美しさが、動を司るような、瑞々しい、しなやかな美しさであるなら、彼女はスッとした、冷たさと同時に静を司る美しさであると称す。そんな彼女はヒューゴにとって珍しい印象の女性だった。
苦みをおびた笑みを消し、ヒューゴはそっと目線を下にやる。
次に出会ったとき、彼女は悪魔の化身としか見えなかった。
狂った踊りのように爛々と揺らめく業火たち。倒れる愛し肩を並べる、守るべき同朋たち。煌めく閃光と後ろを振り返ることなく逝ってしまった友。友を屠った先の女。
彼女は大事なモノをすべて奪っていった。すまないなんて言葉を吐きながら。
ヒューゴは俯きながら、目蓋を瞬かせる。
次に会ってしまったときは、剣を向けた 5562