Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    れあ

    おえおえ

    MOURNINGページ数の都合でさようならしたあとがきです(新刊のネタバレあります)
    あとがき冒頭のネコチャンは墓ミが飼ってる設定です。墓鬼と偽鬼を招き入れちゃうくらいなので猫の一匹くらい拾っちゃいそうだな……という幻覚。猫又になっても飼い続けるのだと思います。本当は水神に乗っ取られた色んな世界線の墓ミを墓鬼が取り戻す過程で、墓ミを人間(所有品)としてではなく、人生(幽霊族生?)の一部として認識する話を書こうと思ってたんです……完成品がクーリングオフされるレベルでした。秋山くんの世界線は封印するつもりだったのに、いつの間にか秋山世界線がメインになっています。ちなみに登場人物で墓鬼だけが一貫して同一人物、幽霊一家版です。秋山が登場しちゃった時点で、君の「よし、そだててみよう」をなんとか噛み砕いてみようと頑張ったのですが、結局よくわかんないです。墓ミはどんな重要な出来事に関わっていようと、人間という境界を越えられないと自覚していて、実際に越えられないので、結局モブ扱いなのだと思います。原作でフェードアウトしたのも、墓ミが妖怪の世界には存在しないもしくは存在できないただの人間だったからなのだと解釈しています。だからこそ、二人の違いが際立つのも好きですし、どちらかがどちらかの世界に引きずり込まれて戻れないのも大好きです。今回は墓ミが墓鬼の世界に引きずり込まれる話を幻覚しましたが、墓場鬼水は底なしの魅了があるな〜〜!としみじみ感じた次第です。作中に登場した片目の魚、ウブメ、赤子の描写は墓場鬼太郎に関連性の強い資料を集めて参考にしたものです。紙芝居は内容が断片的にしか掴めなかったのでちょっと諦めちゃいましたが、資料集め頑張ったので(私が楽しくなっちゃっただけです♡)面白いなと思って貰えたら嬉しいです。墓ミの元ネタは漫画だけなら調べられたのですが、私の英語力では直訳が限界で、海外の漫画なので時代背景も探すとなるとキツイな……と見なかったことに。英語ちょっと頑張ってみたいです。
    871