ザコ
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TRAININGむざこく30本ノック④19日目
ただいま
ただいま 私は帰る場所を二度捨てた。
追い縋る妻子を捨て、かつての主の首を持ち、ここに辿り着いた。
この道を選んだことに後悔はないが、帰る場所がないということは自分の足跡が消えてしまったような一抹の寂しさがあった。
しかし、幾度も住まいを捨ててきた無惨は、この感情が理解できないようで「馬鹿馬鹿しい」と一蹴された。
「たとえ帰る場所があったとて、斯様に長く生きていては帰りを待つ者も生きてはいない。いずれにせよ我々には帰る場所などないのだ」
その通りである。
今まで潜伏先として世話になったところはいくつかあるが、そこの主は皆、疾うに亡くなっている。
人間という生き物は自分が食い殺さずとも、時がくれば自然と命が尽きるのだ。
1196追い縋る妻子を捨て、かつての主の首を持ち、ここに辿り着いた。
この道を選んだことに後悔はないが、帰る場所がないということは自分の足跡が消えてしまったような一抹の寂しさがあった。
しかし、幾度も住まいを捨ててきた無惨は、この感情が理解できないようで「馬鹿馬鹿しい」と一蹴された。
「たとえ帰る場所があったとて、斯様に長く生きていては帰りを待つ者も生きてはいない。いずれにせよ我々には帰る場所などないのだ」
その通りである。
今まで潜伏先として世話になったところはいくつかあるが、そこの主は皆、疾うに亡くなっている。
人間という生き物は自分が食い殺さずとも、時がくれば自然と命が尽きるのだ。
真蔵(ポチ)
PROGRESS4/19 4:45下書き2コマ完成。人間を描く時と同じつもりで描こうとした構図とか角度が、いざコマの中身を描こうとしたらフォ…だとどう描けば良いか全くわからず、首を捻り続けて無限描き直ししているだけで時間が溶けてしまいました…oh…。そして一応このページ最後のコマまでのラフ未満な何かは描いたものの、置けるような進捗は生み出せていないので違法増築を続けるマンションの画像を植えておきます…。
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TRAININGむざこく30本ノック④17日目
無から黒への態度が終始「月彦モード」のまま終わるむざこく
無から黒への態度が終始「月彦モード」のまま終わるむざこく 受付の女性に応接室へと案内され、彼が入って来るまでの間は、いつになく緊張していた。今をときめく人気議員の鬼舞辻無惨が私設秘書を募集していると聞き、軽い気持ちで応募したら書類選考で合格したのだ。
ソファの横で立って待っていると、ノックする音が聞こえ「はい」と返事した。
「お待たせ致しました、鬼舞辻です」
爽やかな眩しい笑顔。そう、人気の一因が「イケメンすぎる政治家」と言われる、その比類なき容姿の良さなのだ。しかも自らコーヒーを乗せた盆を持ってきたので、思わず「私が」と近付いてしまった。
「いやいやお気遣いなく。どうぞ、お掛け下さい」
「それでは失礼致します」
一礼して着席する。なんと議員自らコーヒーを持ってくるなど意外だった。先程案内してくれた受付の女性は何をしているのか……様々なことを考えるが、彼は慣れた手つきでカップをソーサーに乗せ、こちらに置いて、自分の分も置いた。
3187ソファの横で立って待っていると、ノックする音が聞こえ「はい」と返事した。
「お待たせ致しました、鬼舞辻です」
爽やかな眩しい笑顔。そう、人気の一因が「イケメンすぎる政治家」と言われる、その比類なき容姿の良さなのだ。しかも自らコーヒーを乗せた盆を持ってきたので、思わず「私が」と近付いてしまった。
「いやいやお気遣いなく。どうぞ、お掛け下さい」
「それでは失礼致します」
一礼して着席する。なんと議員自らコーヒーを持ってくるなど意外だった。先程案内してくれた受付の女性は何をしているのか……様々なことを考えるが、彼は慣れた手つきでカップをソーサーに乗せ、こちらに置いて、自分の分も置いた。
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TRAININGむざこく30本ノック④14日目
ジムに行くときのトレーニングウェアってどんなのを着ているのか
ジムに行くときのトレーニングウェアってどんなのを着ているのか「お願いですから、その格好で表に行くのはやめて下さい」
「何故だ」
最近買ったばかりのハイブランドのセットアップを着て、早朝の高級住宅街をジョギングするつもりの無惨だが、コットンジャージー素材の上下には全面ブランドロゴが印字され、色も落ち着いたダークブルーにすれば良いものの、人目を引くブラックとキャメルの組み合わせにしてしまったがために、そこにいるだけで目がチカチカするのだ。
「顔が良いから何でも似合う」
そんな問題ではない。確かに似合っているが、そんな問題ではないのだ。
恐らく、豪華なマンションのエントランスにこの姿で登場するだけで写真に撮られ、ネットのおもちゃにされ、いつの間にかアクリルスタンドとして発売され、一年くらいは揶揄われる未来が簡単に想像出来るので黒死牟は必死で止めた。
1406「何故だ」
最近買ったばかりのハイブランドのセットアップを着て、早朝の高級住宅街をジョギングするつもりの無惨だが、コットンジャージー素材の上下には全面ブランドロゴが印字され、色も落ち着いたダークブルーにすれば良いものの、人目を引くブラックとキャメルの組み合わせにしてしまったがために、そこにいるだけで目がチカチカするのだ。
「顔が良いから何でも似合う」
そんな問題ではない。確かに似合っているが、そんな問題ではないのだ。
恐らく、豪華なマンションのエントランスにこの姿で登場するだけで写真に撮られ、ネットのおもちゃにされ、いつの間にかアクリルスタンドとして発売され、一年くらいは揶揄われる未来が簡単に想像出来るので黒死牟は必死で止めた。
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TRAININGむざこく30本ノック④13日目
ビジパがにらめっこしたらシボ様が無惨様の顔の良さに耐えきれずに降参するまで何秒かかるか
ビジパがにらめっこしたらシボ様が無惨様の顔の良さに耐えきれずに降参するまで何秒かかるか「黒死牟様、質問があります」
「どうした?」
獪岳に尋ねられ、パソコンで文書作成をしていた手を止めた。
「黒死牟様はどうして常時サングラスを着用しているのですか?」
「これか?」
昼夜問わず、場面も問わず、あの黒いサングラスを常に着用している。もはやサングラスも黒死牟の一部になっているが、何故あのサングラスを着けているのか。
「お前は何故だと考える」
「はい、まずは面を割れないようにする。あとは夜目に強くなる、攻撃を受けた際の目の保護……この辺りでしょうか?」
獪岳の予想をすべて聞いて「惜しいが、どれも違う」とあっさり答えた。
「やはり他人には教えられない理由がおありで?」
「お前の挙げた理由も、今となってはメリットの部類に入るだろう」
1409「どうした?」
獪岳に尋ねられ、パソコンで文書作成をしていた手を止めた。
「黒死牟様はどうして常時サングラスを着用しているのですか?」
「これか?」
昼夜問わず、場面も問わず、あの黒いサングラスを常に着用している。もはやサングラスも黒死牟の一部になっているが、何故あのサングラスを着けているのか。
「お前は何故だと考える」
「はい、まずは面を割れないようにする。あとは夜目に強くなる、攻撃を受けた際の目の保護……この辺りでしょうか?」
獪岳の予想をすべて聞いて「惜しいが、どれも違う」とあっさり答えた。
「やはり他人には教えられない理由がおありで?」
「お前の挙げた理由も、今となってはメリットの部類に入るだろう」
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TRAININGむざこく30本ノック④12日目
ビジパが指相撲したらどうなるのか
ビジパが指相撲したらどうなるのか 学校帰りに事務所に寄った獪岳は、信じられない光景を見て固まった。
「何してるんすか、あの人たち……」
そう、また例のロクでもない大人代表の無惨と黒死牟が、右手を握り合い、向き合ったまま少しも動かないのだ。真剣に見つめ合っているが、いつものような卑猥な雰囲気はなく、じっと膠着状態が続いている。
どうやら指相撲をしているようで、あの二人があまりにも真剣な為、誰も笑うこともツッコむことも出来ず、かといって無視して帰るわけにもいかず、静かに勝負の行方を見守っていた。
綺麗に磨いた爪と白く輝くような指先の無惨と、がっつりと「武人の指」をした黒死牟の指先が向かい合っているのは何と無く不思議である。
普段、無惨に手を握られただけで真っ赤になる黒死牟が、こんな時だけ真剣な面持ちで無惨の親指をへし折りそうな勢いで挑み、対する無惨も黒死牟の親指を握り潰す気満々である。指相撲ってこんなに殺伐としてたっけ?
1225「何してるんすか、あの人たち……」
そう、また例のロクでもない大人代表の無惨と黒死牟が、右手を握り合い、向き合ったまま少しも動かないのだ。真剣に見つめ合っているが、いつものような卑猥な雰囲気はなく、じっと膠着状態が続いている。
どうやら指相撲をしているようで、あの二人があまりにも真剣な為、誰も笑うこともツッコむことも出来ず、かといって無視して帰るわけにもいかず、静かに勝負の行方を見守っていた。
綺麗に磨いた爪と白く輝くような指先の無惨と、がっつりと「武人の指」をした黒死牟の指先が向かい合っているのは何と無く不思議である。
普段、無惨に手を握られただけで真っ赤になる黒死牟が、こんな時だけ真剣な面持ちで無惨の親指をへし折りそうな勢いで挑み、対する無惨も黒死牟の親指を握り潰す気満々である。指相撲ってこんなに殺伐としてたっけ?
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TRAININGむざこく30本ノック④11日目
キリッと凛々しいままで、無惨様からめちゃくちゃかわいがられるシボ様。
キリッと凛々しいままで、無惨様からめちゃくちゃかわいがられるシボ様。 このところ無惨の機嫌が非常に良い。周囲はその気味悪さから余計に静かになっているが、当の本人は周囲の冷ややかな視線に気付かないほど舞い上がっている。
その理由は、新しく採用した秘書のことだ。
継国巌勝、産屋敷の私兵集団「鬼殺隊」の最高位である柱を務めた優秀な男である。何故、その男が、とお思いだろうが、スパイとして潜入中に何と鬼舞辻陣営に寝返ったのだ。
普通は警戒するだろう。二重スパイの可能性を皆が疑っているが、無惨はそんなことお構いなしだ。
まず、べらぼうに顔が良い。柱の中でも一等美しいと噂されていた月柱である。はじめ鬼舞辻事務所に来た時は、無惨を含め全員が見惚れるほどの美形だった。
次に能力が高い。こちらに来て日が浅いというのに、無惨が思ったことを瞬時に察し「どうぞ」と先回りする気働きが出来る。
1673その理由は、新しく採用した秘書のことだ。
継国巌勝、産屋敷の私兵集団「鬼殺隊」の最高位である柱を務めた優秀な男である。何故、その男が、とお思いだろうが、スパイとして潜入中に何と鬼舞辻陣営に寝返ったのだ。
普通は警戒するだろう。二重スパイの可能性を皆が疑っているが、無惨はそんなことお構いなしだ。
まず、べらぼうに顔が良い。柱の中でも一等美しいと噂されていた月柱である。はじめ鬼舞辻事務所に来た時は、無惨を含め全員が見惚れるほどの美形だった。
次に能力が高い。こちらに来て日が浅いというのに、無惨が思ったことを瞬時に察し「どうぞ」と先回りする気働きが出来る。
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TRAININGむざこく30本ノック④10日目
ボットちゃんの話(紗呼ver.)
ボットちゃんの話(紗呼ver.) 起動して数時間。動けるようになるまで数分かかるほど、私の中には莫大な情報が詰め込まれている。それは依頼主である「黒死牟」が他の研究員にすら知らせることなく、己の知りうる情報をすべて私の中に詰め込んだからである。
その中には「黒死牟」に関するものは履歴書程度の情報しか残っていない。下手すれば家族構成すら曖昧にしか残されていないのだが、ある人物に関する情報だけが恐ろしいまでに入力されている。
その情報を抱えたまま、私は初めて行く道程を迷うことなく歩く。子供の姿の機体ゆえ、歩幅が小さく歩く時間がどうしてもかかってしまうが、疲れることもないので小走りに目的地へと向かう。
鍵は預かっている。オートロックを解除し、呼び鈴を鳴らすことなく部屋に入った。
4589その中には「黒死牟」に関するものは履歴書程度の情報しか残っていない。下手すれば家族構成すら曖昧にしか残されていないのだが、ある人物に関する情報だけが恐ろしいまでに入力されている。
その情報を抱えたまま、私は初めて行く道程を迷うことなく歩く。子供の姿の機体ゆえ、歩幅が小さく歩く時間がどうしてもかかってしまうが、疲れることもないので小走りに目的地へと向かう。
鍵は預かっている。オートロックを解除し、呼び鈴を鳴らすことなく部屋に入った。
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TRAININGむざこく30本ノック④9日目
スワッピング
※注意※
過去の30本ノックで鬼の無惨様×秘書は未遂ですが、議員×鬼の黒死牟はがっつりとヤッてしまった話があります。その設定を引き続き使っております。 2679
かがり
DOODLEれめさめ。大正風・妖怪ミステリ風味パロ。大正時代に似た雰囲気の架空都市・帝都で妖怪関連のいざこざを解決する軍組織・特務課に所属する憲兵れめと軍医さめさんの物語。特殊設定れめさめ。(医局にて。昼間)「めぼしい初動捜査の情報はなし……ってところだな」
叶がそう言うと、「遺憾だがそのようだな」と村雨も頷いた。叶も昨日は弥生の末日だったからか、ロクな人材残ってなかったな、と捜査班の遅さにため息が出た。
「……ここでこうして気を揉んでいても仕方ない、か。叶、出かけるぞ。腹が減った、やはり饅頭だけでは足りなかった」
「いいよ」
書類を元の場所に戻すと、ため息一つ。村雨は気分を変えるように言った。
「大通りの牛鍋屋に行く。あなた、肉は食べられるか?」
「まぁ、食べられるけど……?」
叶は見ていて疑問だった。村雨のこの細い体のどこに牛肉をがつがつ食べる胃があるのだろうと。そうじゃなければ、体の糖はすべて脳が消費してそれで活動している燃費が悪いことこの上ない構造と言われなければ、説明がつかない。普段が不眠不休で食事をちょっと一食二食抜いてしまっても通常運転の叶の体も、大概人が心配する燃費ではあったが。
1193叶がそう言うと、「遺憾だがそのようだな」と村雨も頷いた。叶も昨日は弥生の末日だったからか、ロクな人材残ってなかったな、と捜査班の遅さにため息が出た。
「……ここでこうして気を揉んでいても仕方ない、か。叶、出かけるぞ。腹が減った、やはり饅頭だけでは足りなかった」
「いいよ」
書類を元の場所に戻すと、ため息一つ。村雨は気分を変えるように言った。
「大通りの牛鍋屋に行く。あなた、肉は食べられるか?」
「まぁ、食べられるけど……?」
叶は見ていて疑問だった。村雨のこの細い体のどこに牛肉をがつがつ食べる胃があるのだろうと。そうじゃなければ、体の糖はすべて脳が消費してそれで活動している燃費が悪いことこの上ない構造と言われなければ、説明がつかない。普段が不眠不休で食事をちょっと一食二食抜いてしまっても通常運転の叶の体も、大概人が心配する燃費ではあったが。
かがり
PROGRESSれめさめ。大正風・妖怪ミステリ風味パロ。大正時代に似た雰囲気の架空都市・帝都で妖怪関連のいざこざを解決する軍組織・特務課に所属する憲兵れめと軍医さめさんの物語。特殊設定れめさめ。(探偵事務所を出て)「この後はどうする?」
真経津探偵事務所を出た後、叶が村雨に問いかけた。
「昨夜の検死を調べに戻る、そろそろ結果が出ているはずだ」
そう言って、先ほど、手みやげに渡すかと思われていた饅頭を昼飯代わりにもぐもぐと食べている。「あなたはどうする?」と饅頭の箱を叶に渡して言った。
「直接、司法解剖に行くわけじゃないからまずは吐かないだろうが、検死結果を見るだけで顔を青くして食欲を失くす者もいる。腹に何か物が入っても大丈夫か?」
叶は悠然と饅頭を一つ受け取って齧りながら言った。
「礼二君、オレを何だと思ってんの? 趣味でユミピコと野生の咎人狩って処刑したり自主的に見回りして悪戯する妖怪切り捨てて回ってる男だよ? それにそんな繊細な心配してくれんの?」
716真経津探偵事務所を出た後、叶が村雨に問いかけた。
「昨夜の検死を調べに戻る、そろそろ結果が出ているはずだ」
そう言って、先ほど、手みやげに渡すかと思われていた饅頭を昼飯代わりにもぐもぐと食べている。「あなたはどうする?」と饅頭の箱を叶に渡して言った。
「直接、司法解剖に行くわけじゃないからまずは吐かないだろうが、検死結果を見るだけで顔を青くして食欲を失くす者もいる。腹に何か物が入っても大丈夫か?」
叶は悠然と饅頭を一つ受け取って齧りながら言った。
「礼二君、オレを何だと思ってんの? 趣味でユミピコと野生の咎人狩って処刑したり自主的に見回りして悪戯する妖怪切り捨てて回ってる男だよ? それにそんな繊細な心配してくれんの?」
かがり
PROGRESSれめさめ。大正風・妖怪ミステリ風味パロ。大正時代に似た雰囲気の架空都市・帝都で妖怪関連のいざこざを解決する軍組織・特務課に所属する憲兵れめと軍医さめさんの物語。続き。クインテット初登場編。特殊設定れめさめ。クインテット初登場編。(朝、探偵事務所にて)朝の大通りは、人で賑わっている。どの店も開き、カフェは、論戦を交わす客が足を運び、商店街は客引きが商品を手に大声で接客している。村雨と叶はそんな大通りを少し歩くと一本外れ、静かな裏通りを通った。そこにある、二階建ての木造の建物。一階は『かんばやし』と暖簾が出ている甘味処で、朝の今は餡を炊くふわりと優しい香りが漂う。村雨はそこで饅頭を一箱買うとそれを手に外についている二階への階段を登った。二階には『捜し人、失せ物見つかります』の看板。何の建物だろうと叶が思っていると。コンコン。扉をノックして村雨が二階の扉を開けた。
がちゃ。
「あ! 村雨さー……あれ、叶さんもいる」
村雨が扉を開けると、ソファからちょうど立ち上がった洋装の男性が、二人の名を名指しして、首を傾げた。なんでこの二人がいるのが分からない。そんな顔だ。
2331がちゃ。
「あ! 村雨さー……あれ、叶さんもいる」
村雨が扉を開けると、ソファからちょうど立ち上がった洋装の男性が、二人の名を名指しして、首を傾げた。なんでこの二人がいるのが分からない。そんな顔だ。
かがり
PROGRESSれめさめ。大正風・妖怪ミステリパロ。架空都市・帝都で妖怪関連のいざこざを解決する軍組織・特務課に所属する憲兵れめと軍医さめさんの物語。続き。シリアスは続かなかった。れめさめ。出会い(名前を知る)「……所属は」
「質問を質問で返すのは本来禁止だが、答えてやるよ。護衛部所属・叶黎明」
「……医局・外科専門。……村雨礼二」
「え」
ごん。
「いた……っ!?」
青年が不意に、全くの突然に村雨を押さえつけていた手が離れた。と、同時に引力の法則で頭は無防備に石の床に打ち付けられる。衝突の瞬間目に星が散った。ぶつけてから頭を両手で抱えて、患部を撫でる。あーこれ、コブが出るかもしれんな。ひりひりする頭で村雨は思う。青年はそれまでの余裕な態度が一変して「あああ、悪り……!!」と後頭部を撫でる村雨の手に重ねて、大きな手で、頭を撫でる手を足した。
「礼二……って……あの『村雨』……!?」
「……あのも何も、どの『村雨』だ、私は知らんぞ」
1190「質問を質問で返すのは本来禁止だが、答えてやるよ。護衛部所属・叶黎明」
「……医局・外科専門。……村雨礼二」
「え」
ごん。
「いた……っ!?」
青年が不意に、全くの突然に村雨を押さえつけていた手が離れた。と、同時に引力の法則で頭は無防備に石の床に打ち付けられる。衝突の瞬間目に星が散った。ぶつけてから頭を両手で抱えて、患部を撫でる。あーこれ、コブが出るかもしれんな。ひりひりする頭で村雨は思う。青年はそれまでの余裕な態度が一変して「あああ、悪り……!!」と後頭部を撫でる村雨の手に重ねて、大きな手で、頭を撫でる手を足した。
「礼二……って……あの『村雨』……!?」
「……あのも何も、どの『村雨』だ、私は知らんぞ」
かがり
PROGRESSれめさめ。大正風・妖怪ミステリ風味パロ。大正時代に似た雰囲気の架空都市・帝都で妖怪関連のいざこざを解決する軍組織・特務課に所属する憲兵れめと軍医さめさんの物語。
パロ設定れめさめ。出会い(深夜の神社、妖の往診後)「やぁ、良い夜だな、軍人さん」
見回りに来た憲兵か。村雨はそう判断して極力不自然にならないよう話しかけた。
「よぉ、良い夜だな、書生くん」
青年はそう言って、村雨の方に歩いていった。
「何をしていた?」
「……いや、桜が綺麗だったもので、遠回りして花見に」
「……でかい医者鞄を担いで、か?」
軍人の青年がくくっと声を落として俯いて笑う。
「……見習いでね。先生の所に、勉強をしに行ってその帰りだ」
「ふーん……」
話術なら村雨の方が一枚上だ、と思っていた。だが、青年は急に村雨の顔を見て、こんなことを言った。
「猫のしっぽは治してやったのかい、お医者様?」
「!!」
「おっと図星って顔だ。そうか。今日はここに集まっていたか。惜しかったなぁ……もう少し早ければ、殺せてたのに」
1682見回りに来た憲兵か。村雨はそう判断して極力不自然にならないよう話しかけた。
「よぉ、良い夜だな、書生くん」
青年はそう言って、村雨の方に歩いていった。
「何をしていた?」
「……いや、桜が綺麗だったもので、遠回りして花見に」
「……でかい医者鞄を担いで、か?」
軍人の青年がくくっと声を落として俯いて笑う。
「……見習いでね。先生の所に、勉強をしに行ってその帰りだ」
「ふーん……」
話術なら村雨の方が一枚上だ、と思っていた。だが、青年は急に村雨の顔を見て、こんなことを言った。
「猫のしっぽは治してやったのかい、お医者様?」
「!!」
「おっと図星って顔だ。そうか。今日はここに集まっていたか。惜しかったなぁ……もう少し早ければ、殺せてたのに」
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TRAININGむざこく30本ノック④8日目
不意打ちのキス
不意打ちのキス「えっ!?」
零余子は我が目を疑った。
職場だと言うのに、無惨が突然、秘書である黒死牟の腕を引っ張り、唇と唇を重ねる……そう、キスをしたのだ。
「……そんなことをしてもダメです」
「そこを何とか」
媚びるように笑って、無惨はもう一度キスをする。
零余子は脳内の時計を巻き戻した。
先日、ディーラーに新車の試乗に行き、どうしても新車に買い替えたいと、これまた職場でする話かよ、という話題で二人は揉めていた。
「駄目です。今の車、いくらしたと思っているのですか?」
「綺麗に乗っているので下取りに出せば良い値段になるだろう」
「無理です。外車の中古市場は飽和状態で売っても買い叩かれるのです。別にマイナーチェンジしかしてないのですから今のままで良いでしょう」
1378零余子は我が目を疑った。
職場だと言うのに、無惨が突然、秘書である黒死牟の腕を引っ張り、唇と唇を重ねる……そう、キスをしたのだ。
「……そんなことをしてもダメです」
「そこを何とか」
媚びるように笑って、無惨はもう一度キスをする。
零余子は脳内の時計を巻き戻した。
先日、ディーラーに新車の試乗に行き、どうしても新車に買い替えたいと、これまた職場でする話かよ、という話題で二人は揉めていた。
「駄目です。今の車、いくらしたと思っているのですか?」
「綺麗に乗っているので下取りに出せば良い値段になるだろう」
「無理です。外車の中古市場は飽和状態で売っても買い叩かれるのです。別にマイナーチェンジしかしてないのですから今のままで良いでしょう」
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TRAININGむざこく30本ノック④7日目
黒死牟の鼻血を舐めてキスする無惨様
黒死牟の鼻血を舐めてキスする無惨様「青い彼岸花?」
「ソウダ、フシノミョウヤク……ドコニアル」
片言の日本語で何度も「アオイヒガンバナ」と尋ねてくる。
自分以外にも探している者がいるのかと無惨はそっと瞼を閉じ、小さな溜息をこぼした。
「本当に存在するなら、私が教えて欲しいくらいだ」
「ウソダ、オマエガモッテイル!」
スーツの襟を掴み、激しく揺さぶってくる。おいおい、高かったのだから、乱暴に扱うなよ……と思いながら、無惨は相手を睨みつける。目出し帽を被っているので顔は解らないが、目元に妙に懐かしい面影がある。
「持っていないし、大体あれは不死の妙薬なんて可愛らしいものではない。そんなに欲しいなら他を当たれ」
男が奥歯を噛み締める音が聞こえる。それほどまでに不死の妙薬を求める理由は何だろう。
1936「ソウダ、フシノミョウヤク……ドコニアル」
片言の日本語で何度も「アオイヒガンバナ」と尋ねてくる。
自分以外にも探している者がいるのかと無惨はそっと瞼を閉じ、小さな溜息をこぼした。
「本当に存在するなら、私が教えて欲しいくらいだ」
「ウソダ、オマエガモッテイル!」
スーツの襟を掴み、激しく揺さぶってくる。おいおい、高かったのだから、乱暴に扱うなよ……と思いながら、無惨は相手を睨みつける。目出し帽を被っているので顔は解らないが、目元に妙に懐かしい面影がある。
「持っていないし、大体あれは不死の妙薬なんて可愛らしいものではない。そんなに欲しいなら他を当たれ」
男が奥歯を噛み締める音が聞こえる。それほどまでに不死の妙薬を求める理由は何だろう。
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TRAININGむざこく30本ノック④6日目
拘束プレイな夜
拘束プレイな夜 誘拐されるのは、いつぶりだろうか。
御存知の通り、代々政治家を輩出する名門の生まれであり、清濁一気呑みするようなご先祖たちが雪達磨のように莫大な財を築き続けたので、自分の代ともなると幼少期から「歩く身代金」状態である。富や名誉があるということは良いことばかりではなく、幾度となく危険な目に遭わされた。その上、類い稀な美貌を持っているが為に何回かに1回は猥褻目的での誘拐もあり、自分の身を守れるのは自分しかいないと武術を習得し、何度誘拐されても、すべて無傷で帰ってきていた。
そんな無惨の健気な努力のおかげで鬼舞辻家の警備体制がザル過ぎても改善されることはなく、誘拐は無惨が自分で何とかすると危機感のない環境で育ってしまった。
1573御存知の通り、代々政治家を輩出する名門の生まれであり、清濁一気呑みするようなご先祖たちが雪達磨のように莫大な財を築き続けたので、自分の代ともなると幼少期から「歩く身代金」状態である。富や名誉があるということは良いことばかりではなく、幾度となく危険な目に遭わされた。その上、類い稀な美貌を持っているが為に何回かに1回は猥褻目的での誘拐もあり、自分の身を守れるのは自分しかいないと武術を習得し、何度誘拐されても、すべて無傷で帰ってきていた。
そんな無惨の健気な努力のおかげで鬼舞辻家の警備体制がザル過ぎても改善されることはなく、誘拐は無惨が自分で何とかすると危機感のない環境で育ってしまった。
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TRAININGむざこく30本ノック④5日目
秘書のかっこいいアクションシーンがある話
秘書のかっこいいアクションシーンがある話キブツジムザンハアズカッタ
カエシテホシクバ3オクエンヨウイシロ
何とも言えない趣のあるレトロな脅迫状を見て、あの無惨が誘拐されるわけなんてないない! と普段なら皆で笑うところなのだが、目の前にはズタボロになったスーツ姿で童磨に手当されている黒死牟がいる。これはドッキリではない……と全員が真っ青な顔で脅迫状を見つめていた。
どうやら、車で移動中に横に並んだ車から出てきた目出し帽の男が襲撃。二人とも応戦するも黒死牟が負傷し、無惨は連れ攫われ、高級外車は大破……という悲惨な結果となった。
あの無惨が攫われ、あの黒死牟が傷を負う。そんな相手に敵うわけがないと全員が怯えている中で、黒死牟だけが悔しそうに唇を噛み締めている。
2005カエシテホシクバ3オクエンヨウイシロ
何とも言えない趣のあるレトロな脅迫状を見て、あの無惨が誘拐されるわけなんてないない! と普段なら皆で笑うところなのだが、目の前にはズタボロになったスーツ姿で童磨に手当されている黒死牟がいる。これはドッキリではない……と全員が真っ青な顔で脅迫状を見つめていた。
どうやら、車で移動中に横に並んだ車から出てきた目出し帽の男が襲撃。二人とも応戦するも黒死牟が負傷し、無惨は連れ攫われ、高級外車は大破……という悲惨な結果となった。
あの無惨が攫われ、あの黒死牟が傷を負う。そんな相手に敵うわけがないと全員が怯えている中で、黒死牟だけが悔しそうに唇を噛み締めている。
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TRAININGむざこく30本ノック④4日目
外でしてみたい無惨様(何を…?何でもOK)
外でしてみたい無惨様(何を…?何でもOK) 色々取り寄せた資料を見ながら、無惨はあれやこれやを頭で繰り広げ、ぶつぶつと何か呪文のように唱えている。
黒死牟はこういったことに全く興味を示さないので、無惨が「外でしたい」と言い出した時に「あぁ、そうですか」と素っ気無い返事しか出来ず、無惨の機嫌を損ねてしまった。
そこからは二人睦まじく相談するという過程は除外され、無惨が資料を用意し、必要な小道具を購入するという、単独での選択が始まっていた。
「どうしても屋外が良いのですか?」
「あぁ、見せびらかしたいだろう」
発想がやや悪趣味だと思うが、主導権が彼にある以上、黒死牟に拒否権はない。
「これなんて、どうだ? お前に似合うと思うが」
「そうですか。お任せします」
1730黒死牟はこういったことに全く興味を示さないので、無惨が「外でしたい」と言い出した時に「あぁ、そうですか」と素っ気無い返事しか出来ず、無惨の機嫌を損ねてしまった。
そこからは二人睦まじく相談するという過程は除外され、無惨が資料を用意し、必要な小道具を購入するという、単独での選択が始まっていた。
「どうしても屋外が良いのですか?」
「あぁ、見せびらかしたいだろう」
発想がやや悪趣味だと思うが、主導権が彼にある以上、黒死牟に拒否権はない。
「これなんて、どうだ? お前に似合うと思うが」
「そうですか。お任せします」
syako_kmt
TRAININGむざこく30本ノック④2日目
職場で手ックスするむざこく
職場で手ックスするむざこく ソファで資料を読んでいる無惨が、ポンポンとソファを叩いた。
「何ですか?」
「前に立っていられると気が散る。それに質問したい時に不便だから、横に座れ」
「御意」
何も考えず無惨の右隣に座る。もう一部用意していた資料を黒死牟も読み始めると、突然、膝の上に置いていた左手に無惨が右手を添えてきた。
「何か御用で?」
「別に」
無惨に手を握られることなど、今更珍しいことではない。利き手ではないので使えなくても特に不便とは思わないので、黒死牟は気にせず資料を読んでいた。
相手にしないでおこうと思っていたが、無惨は黒死牟の手の甲を人差し指で擦って遊び始めた。指の形をなぞってみたり、指の間を撫でてみたり、と遠慮なく黒死牟の手を触っている。
1447「何ですか?」
「前に立っていられると気が散る。それに質問したい時に不便だから、横に座れ」
「御意」
何も考えず無惨の右隣に座る。もう一部用意していた資料を黒死牟も読み始めると、突然、膝の上に置いていた左手に無惨が右手を添えてきた。
「何か御用で?」
「別に」
無惨に手を握られることなど、今更珍しいことではない。利き手ではないので使えなくても特に不便とは思わないので、黒死牟は気にせず資料を読んでいた。
相手にしないでおこうと思っていたが、無惨は黒死牟の手の甲を人差し指で擦って遊び始めた。指の形をなぞってみたり、指の間を撫でてみたり、と遠慮なく黒死牟の手を触っている。
too_daume
MOURNING誰だコレになった南方の水木の事……度々妄想しては狂いそうになってるからこれもどこかで吐き出したい
けどただの俺とじーちゃんの思い出アルバムみたいな内容になっちゃうかもしんない
イベント参加するにあたってジャンル最初なんだし一度きりかも…と思うと印刷屋さんに頼むようなちゃんとしたのを作りたいけど
原稿レースが本当にザコすぎるのでいつも通りのできたてコピー本屋さんになりそう…くるしい…!!
slm_uz
DOODLE事前 学生これはきっと何回かシていて、慣れた頃の会話になるのかな〜…💭と考えてます。
わざわざこの日のために下着を新調したのにムードのかけらもないこのツッコミを聞いてさらちゃん、恥ずかしさと呆れでいっぱいでしょうね……
sntkit
MOURNINGモチーフ交換、いわゆるABドラロナです。書きたくて書いたけどもわざわざこの衣装を着た理由の辺りがどうも引っかかって素直に公開するのもなとこちらに供養。
記号は視点変換もしくは場面変換マークとしています。
意匠を変えたこの夜に 間取りだけは知っている古びた豪邸、その門の内。屋敷の殆どを覆い隠してしまうような陰気な雑木はびこる暗闇で、ロナルドは静かな苛立ちを募らせていた。
その身を包んでいるのは、彼の象徴の色では無い。
持ち前の銀髪を覆い隠す、常よりつば広の黒帽子にはいつもの吸血鬼退治の象徴は無く、大きなコウモリの羽が一枚。白いワイシャツに紫の開襟ウエストコート、ご丁寧に銀糸で縁取られた襟は紫。黒くて体のサイズに合ったスラックスはよく伸縮する素材でどんな動きにも着いてくる。
いつもピアスだけは鮮やかに、しかしそれ以外は銀と紫が控えめにあしらわれた黒装束。
白手袋に包まれた指先で、ケープについた首元を覆う黒い襟巻を口元まで持ち上げて、退治人は一つ舌打ちを隠した。
7443その身を包んでいるのは、彼の象徴の色では無い。
持ち前の銀髪を覆い隠す、常よりつば広の黒帽子にはいつもの吸血鬼退治の象徴は無く、大きなコウモリの羽が一枚。白いワイシャツに紫の開襟ウエストコート、ご丁寧に銀糸で縁取られた襟は紫。黒くて体のサイズに合ったスラックスはよく伸縮する素材でどんな動きにも着いてくる。
いつもピアスだけは鮮やかに、しかしそれ以外は銀と紫が控えめにあしらわれた黒装束。
白手袋に包まれた指先で、ケープについた首元を覆う黒い襟巻を口元まで持ち上げて、退治人は一つ舌打ちを隠した。
残りks
DOODLEアマノザコメガテンⅤ発売前は学校を拠点にして唯一悪魔と渡り合える主人公が外へ出向いて戻ってを繰り返しそして…ってな感じかなと想像してた
勝手に外へ出ていくNPCを探しに行ったり、おつかいしたり、悪魔と歩み寄る者が出てきてそれをよく思わない者と隔てが生まれて学校内で争いが起きたり、外出て悪魔に抵抗するか学校で悪魔迎え撃つか分岐したりとか色々妄想してた!(ぺ異聞録とかで既にやってる展開すぎ)
Do not Repost・どべ
MEMOわざわざこさえてみた画像。『父親に認められていない』路線だと『でも実は陰ながらメッチャ応援してた』パターンありますけど(トゥルーコーリングでもあった)、案外とありがちだし、そもそも私コレ系が嫌いなんすよね……それが判明する前に息子の方がくじけてたらどう責任取ってれるんだよって。 3
生きて生きて吉田
REHABILI土星水星BL含らくがき 破損アリ2024/02/24色塗り版追加しました
ザコメカ以外でやっとできた大事な友達なので(ザコメカは友達になってもすぐ死んじゃうのでずっとツライ)マーキュリー自身が思ってる以上にガッチャガチャに動揺してほしい
お前はずっと一緒にいてくれるよな!?死ぬなよな!?!?強いもんな!?と鬼懐きながら先に逝くきゅうり 上級心の傷跡残しテクニック お前の心をスナッチバスター 2
seibanana8686
DOODLE超雑落書きミニ漫画です(色々雑なの許せる方だけ見てください(--;))
設定としてはスタアラでダメタ様とメタ様が冒険してい
た所をザコ敵達に囲まれてしまったという設定です
色々大目に見てください...
パスワードは「OK」です 4
七奈(龍如)
TRAINING一番とナンシー今3章。これから桐生の車に乗る。
ストーリーについては後程言うとして、まずは戦闘。7より範囲攻撃や巻き込みがヒットするのでザコ戦を早く片付けられて良いです。7では最終的に同じ技しか使わなかったので技のバリエーションは期待したいところ。
8の序盤、カジノで強めの武器を手に入れた上に桐生もいるので怖い者ナシって感じ。一番と桐生、この2人を前にしてよく因縁つけられるなぁと毎度思う。
UsanaIshizaki
DOODLE雀魂_リン『(無題)』
誕生日イラスト間に合わないし、明日早いので下書き雑着色であげ。
くそざこなめくじの民でごめんなさいね。リンくんお誕生日おめでとうございます!
※あとで消すかも
※ポーズは線画素材お借りしております。
おだもち(もしくはおたもち)
MOURNING力いれて描く絵は、大体キャストオフできるようにして描いてましてキャストオフ後のすがたは全く世にだしてないのでここでデザコン不良ユニちゃんキャストオフ姿を供養させてください
デザコンななちゃんは添えただけ
サムス 2
manju_maa
PROGRESS1月までに完結できたらアナコンで出したい主明小説進捗明智コープMAX無印エンドを初回で見た時の解釈を元にして書いております。
三学期明智要素はありません。
明智のメンタルがクソザコ。
異世界の傷は現実にも反映される設定。
途中。「」がない
【20XX 一月】
ヤルダバオトとのゲームは、世界を守る側のトリックスター――つまり俺の勝利に終わった。メメントスと現実世界の融合もなくなり、皆の認知も正常に戻った。
そして、新島冴と共に獅童の立件のためにと出頭した俺はそのまま逮捕され、今は少年院で代わり映えのない閉鎖的な毎日を過ごしている。怪盗をしていた今までが過激かつ刺激的だった分、何も変わらない毎日には退屈さすら感じる。なので、それから唯一脱せる楽しみになりつつあるのが、近況報告も兼ねて来てくれる冴との面会時間だった。
冴は妹である真伝いで怪盗団のメンバーの今の様子を教えてくれる。どうやら皆、元気に日々を過ごせているらしい。それが聞けるだけで嬉しかった。
21549ヤルダバオトとのゲームは、世界を守る側のトリックスター――つまり俺の勝利に終わった。メメントスと現実世界の融合もなくなり、皆の認知も正常に戻った。
そして、新島冴と共に獅童の立件のためにと出頭した俺はそのまま逮捕され、今は少年院で代わり映えのない閉鎖的な毎日を過ごしている。怪盗をしていた今までが過激かつ刺激的だった分、何も変わらない毎日には退屈さすら感じる。なので、それから唯一脱せる楽しみになりつつあるのが、近況報告も兼ねて来てくれる冴との面会時間だった。
冴は妹である真伝いで怪盗団のメンバーの今の様子を教えてくれる。どうやら皆、元気に日々を過ごせているらしい。それが聞けるだけで嬉しかった。