ジャンゴ
茅(カヤ)
DOODLE太陽サークル~ソルサー~の姫妄想未来設定・成長捏造が100割なので何でも許せる方のみで…
不老不死イモータルなアルニカちゃんとサンミゲルのチームジャンゴ ゆるふわはっぴっぴです 4
Tonya
TRAININGお題「神のハゲ」ボクタイ ジャンゴ大変なことをしてしまった。
ジャンゴは頭を抱えていた。
窓の外はしとしと雨が降っている。おてんこは籠に入って眠り込んでいた。はみ出たひまわりに似た頭部は不自然につるりとしている。てっぺんの花びら型のパーツが一枚、欠けているためだ。
欠けたものはどこへいったかというと、ジャンゴの手の中にあった。
痛ましい相棒の姿にジャンゴは再び視線を下げた。
おてんこさまを毟ってしまった!
故意ではない。不慮の事故である。
なぜこんなことが起きたのか。
遡ること数十分前。
最近は雨続きで、今日も細い糸のような雫が街を包んでいた。雨は雨で恩恵がある。リタやマルチェロは結構好きだと言っていた。染み込んだ雨水は大地を潤し、草木の糧となり、やがて空へ帰っていく。自然の循環を感じるらしい。なるほどと思う。
しかし、ジャンゴは太陽少年である。銃のバッテリーチャージには日光が必要だ。他の武器でも戦えはするが、ソル・デ・バイスのない今、属性攻撃の際にはやはり銃が入用になる。お天気下駄は切らしているし、回復用アイテムでまわすにしても諸々の返済で懐はひと足早く冬を迎えている。太陽スタンドの中身は言わず 4226