ニノミヤ
ymsgr_y
DOODLE男主とにのみや夢漫画まだにのみや隊がA級の頃の小話
男主は友人のにのみやの隊のことも気にしてるしにのみやも全部相談するわけじゃないけどぽつぽつ喋ってるようなそういう空気感があるイメージ
Y(わい)
MEMOにのみやと固定夢主(デフォ名有)夢小説悪夢を見た夢主と慰めるにのみやの小話
久しぶりに昔の夢を見た。大規模侵攻で家族が殺されたあの瞬間を何度も何度も夢が見せてくる。私は何もできずにそれをただ見ることしかできないのが恐ろしくて、気持ち悪かった。
ハッと目を覚ますと嫌な汗をじっとりとかいていた。そっと視線だけ動かせば隣に匡貴さんが眠っているのがわかる。眠り始めた時は私を抱きしめていた腕も、すっかり寝入っているようでその力は解けていた。
彼を起こさないよう静かにベッドから降りると、額の汗を拭いながらキッチンへと向かった。冷たい水を勢いよく喉に流し込むとようやく思考が冷静になってきて、まだ深夜の時間を指す時計をぼんやり眺めながらゆっくり項垂れた。
匡貴さんと寝るようになってからはあの夢は見なくなっていたのにな。
2096ハッと目を覚ますと嫌な汗をじっとりとかいていた。そっと視線だけ動かせば隣に匡貴さんが眠っているのがわかる。眠り始めた時は私を抱きしめていた腕も、すっかり寝入っているようでその力は解けていた。
彼を起こさないよう静かにベッドから降りると、額の汗を拭いながらキッチンへと向かった。冷たい水を勢いよく喉に流し込むとようやく思考が冷静になってきて、まだ深夜の時間を指す時計をぼんやり眺めながらゆっくり項垂れた。
匡貴さんと寝るようになってからはあの夢は見なくなっていたのにな。
Y(わい)
MEMOあまりにも手を出してこない男主に痺れを切らしたにのみや男主×にのみや 誘い受け夢小説「お前、性欲が無いのか?」
真面目な顔で二宮に質問され、思わず咽せた。どうやら冗談ではないようで、咽せた俺に「何やってんだ?」という顔をしたままジッと見つめてくる。質問の意図が分からなかったが、嘘を言ってもしょうがないので大人しく答えた。
「いや、人並みにあるけど……」
「本当か?」
「えぇ?おれそんな無欲に見えるか?無かったらおれ、おまえにキスもしねぇだろ」
そう言うと二宮は黙っておれを見つめながら何か考えている様子だった。おれは何かしてしまったのだろうか。おれもまた二宮を見つめ返すと、二宮は何となく居心地悪そうに視線を動かしながら、さっきよりも小さい声で言った。
「……じゃあお前の性欲は、俺に向いてんのか」
2305真面目な顔で二宮に質問され、思わず咽せた。どうやら冗談ではないようで、咽せた俺に「何やってんだ?」という顔をしたままジッと見つめてくる。質問の意図が分からなかったが、嘘を言ってもしょうがないので大人しく答えた。
「いや、人並みにあるけど……」
「本当か?」
「えぇ?おれそんな無欲に見えるか?無かったらおれ、おまえにキスもしねぇだろ」
そう言うと二宮は黙っておれを見つめながら何か考えている様子だった。おれは何かしてしまったのだろうか。おれもまた二宮を見つめ返すと、二宮は何となく居心地悪そうに視線を動かしながら、さっきよりも小さい声で言った。
「……じゃあお前の性欲は、俺に向いてんのか」