ネジキ
pheas357
DOODLEネジキ君とミツル君がプリンに醤油かけて食うだけの話。お菓子のプリンなので大丈夫です、作中ポケモンを食べる描写はありません🍮(゚∀゚)「プリンって醤油をかけるとバチンウニみたいな味になるんですっけ?」
呼び出したネジキにミツルが問いかける。場所はちょうどプリンの一大生息地とされる平原だった。
「そう言うけどね……って、まさかミツル、ポケモンのプリンに醤油かけて食べる気?」
何を今さら、という顔でこちらを見るミツルにネジキは続ける。
「ここでいうプリンっていうのはポケモンではなくてお菓子のプリンだよ」
どうもギャグなどではなく本当に勘違いしていたらしい。プリンを捕まえる必要がないのなら、とそのまま近くの町へ移動し、そこで目についた店に入ってプリンと携帯用の醤油を買う。
もしも本当にポケモンの方のプリンだったら本気で捕まえて食べるつもりだったのだろうか。それにしても肉はあまりついてなさそうだな、とネジキは何となく考える。
適当に見つけた椅子に座って、ミツルがプリンのカップを開ける。
「やっぱりまんべんなく混ぜた方がいいのかな」
独り言のように言いながら、醤油を流し込んで付いてきたスプーンでかき混ぜる。
「先に食べてみます?」
人柱にでもするつもりだろうか。初めてこの噂を聞いた時から気になっていなかったといえば嘘になる。だ 1152
pheas357
DONE南×北っぽい。元々は工場長の日に突発で出そうと思って書き始めたけど間に合わなかったやつ。
どっちかというと北メインなのでせっかくだから今日出す(*'▽')
例によって不穏な目にあってる
元ネタ↓
https://www.uta-net.com/song/117438/
フォロワーさんからいただいたイメソン(ありがとうございます✨✨✨(*'▽')✨✨✨)があまりにネジキだったので(*'ω'*)ダツラがホウエンからシンオウに来るというので、聞いてからなんとなくネジキはそわそわしていた。普段からちょくちょく連絡は取り合っていたが、いかんせん拠点が遠く、直接会う機会はなかなかない。
近くの駅に迎えに行くことにしていたが、出かける時にうっかり通信機を忘れてしまった事にしばらく進んでから気が付く。それでも大して気にせず、進み続けた。
列車の時刻は決まっているというのに、なんだか気が急いたネジキは近道をしようとする。迂回していく道路をそれて雪の積もった林の中へ入り、駅の方向へまっすぐ突っ切るコースをとった。
雪が深くて道らしい道もないが、人間の管理の手がしっかりと入り、季節を問わず普段からフィールドワークに来る事もあれば近所の人が散歩している事もある。決して油断はしていなかったが、そこまで危険な場所とも思っていなかった。
その日、少し風が強かったものの、朝から晴れていて天気についても心配はいらないと考えていた。
だが、それなりに気を付けていたことがかえって裏目に出る。滑ったり吹き溜まりを踏み抜いたりしないようにと足元をずっと見ていたネジキは、陽光の反射する雪に少し視界がおかしくなった。 6793