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    不倫

    ひじのくぼみ

    MEMO父水マイルド不倫verのあらすじ。
    最近、以前呟いた不倫父水を読みたいですと言って頂いたけれど、いきなり本物の不倫を書くのはハードルが高すぎるので(モブを使わない話ではできるだけ誰も悲しい思いさせたくないため)同じ系統でマイルドな話でワンクッション置かせてほしいですと言っていたやつのあらすじ書きました!送り主さんへ届けっっっ!!
    ⚠️不貞の共犯者な父水出てくるから苦手な人は絶対踏まないでください。
    あらすじ妻と倅と3人で暮らす父。
    父視点
    ある日散歩に出掛けてある大木を見つける。その木には窓のような樹洞があって、覗き込むと美しい瞳を持つ男がいた。人間のようで同族にも似た雰囲気を持つその男は、自分を知っているような反応を見せた。どこかで出会ったことがあるのかと聞けば、「いいや」とおかしそうに否定される。そこからは他人行儀な対応をされる。
    どうしてここにいるのかと問えば、住んでいるから。一人でかと問えば、夫と子どもとと言う。そこから話が弾んでいく。初めて話た気がしないくらい、息の合う会話に居心地の良さを覚えもっと仲良くなりたいと思う父。そこから出てきてくれないかと頼むが、ひとりでは外に出てくれるなと言われていると断られた。俺の夫はやきもち焼きだから、帰ってくる前にそろそろお前もここから去った方がいいと言われる。「気になっていたがお主の夫は幽霊族、ワシと同族ではないのか?」と聞く。
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    ろまん

    DONEネヴァジスタ二次創作
    ◇あらすじ
    ある日、神波の元に和泉花がやってきた。
    石野に浮気された(と思い込んでいる)花は、「私と不倫して!」と神波に再び迫ってくるが──?

    幽霊棟からは咲、瞠、白峰も登場します。
     
    ネヴァ本編和泉ルート、ネヴァジスタハニカム『和泉の或る一日』の内容に触れています。
また、服毒本と短編集1、2についても参考にしています。
    幸福を祈りなれない「神波くん、私と不倫して!」
    「………。は?」

     神波誠二が副牧師として務める教会に、和泉花――もとい石野花がやって来たのは、午後二時を回った頃だった。
     その日はいやに天気が良くて、これは嵐の前触れではないかと神波が冗談半分に考えていたところ、本当に嵐のような女がやって来てしまったわけである。
    「ちょっと待って……。石野さん、なんでまた……」
     抱きついてこようとする花を神波が必死で押し留めていると、花は教会内に反響するような大声で、こう叫んだのだった。

    「あんな男と結婚するんじゃなかったわ!」





     然してその日、神波は無理を言って早上がりをさせてもらい、自分にひっつく花を連れて、牧師舎へと帰宅した。
     教会は相談を受ける場ではあるけれど、自分と不倫すると言ってきかない女を上手く説得するのは、いくら神波でも骨が折れたのだ。
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    のぞむし

    PROGRESS6月の月鯉🌙🎏小説進捗〜

    大正15年、春。
    帝都で一人の将校が殺され、上半身の皮を剥がされた死体が見つかる。
    退役し今は隠居の身の淀川から、かつての金塊争奪戦と関係があるのでは、と秘密裏に調査を命じられた鯉登少佐だがーー。
    というなんちゃってミステリ風な、情念不倫もの(になる予定)
    鯉登が妻子ある身のため、何でも来い!な方向けです。
    まだゴリゴリ書いてるので、修正入る可能性あります
    帝都メランコリア1
     帝都の春は騒がしい。
     零れんばかりの桜が上野の恩賜公園の周りには咲きほこり、夕方まで残る春の陽気に浮かれた人々がその下を行き交う。
     つい先月には、ここ帝都で若い将校の殺死体が発見され、ちょっとした騒ぎになったばかりだというのに。
     都会の人々の興味は忙しなく、瞬く間に移ろっていくものらしい。
     そんな桜の花弁がそこここに舞い散る帝都の春の通りを、鯉登は砂埃をあげて走る車の中から眺める。
     正直、進んで出向きたい場所では決してなかったが、鯉登の職場である陸軍省にわざわざ電話を寄越された上、車までを回されて呼び立てられれば、出向かざるを得なかった。

     車の着いた先で、庭の石畳を進んで玄関までいくと、一人の老人が扉の前で待っていた。
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