倶
水晴-MinaSe-
DONEオリフィス 立ち絵まとめ戦記ロギア/マギカロギア『倶ニハ天ヲ戴カズ』PC2『奴隷上がりの忠臣』でした!一生モノの戦記をありがとうございました!!
※戦記ロギア/マギカロギア『倶ニハ天ヲ戴カズ』のネタバレが途中からあります!(ワンクッション以降は完走者様のみ閲覧可)
※流血差分あり 93
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DOODLEドッペルゲンガーだった鶴丸と、一振り目の大倶利伽羅の話ドッペルゲンガー、恋を知る。第三話 本丸の道場はすぐ埋まってしまうため、個人で素振りなどの鍛錬をする場合は大抵、本丸施設の外を使う。これは以前、一振り目の鶴丸もそうだと言っていた。積極的に手合わせをする相手を探すならば道場、そうでないのならそれ以外、というのは暗黙の了解のようだった。たまに、掲示板に模擬戦の予定が掲示されているので、もう少し力をつけられたら参加するのもいいかもしれない。
汗で木刀が滑る。あ、と思った隙に首筋に木刀が突きつけられた。これで今日は6対2。もちろん、鶴丸の負けである。くそ、と舌打ちして木刀を拾った。大倶利伽羅は手加減をしない。だから悔しさはあっても苦しさはない。
「木刀に慣れすぎるのもよくないかもしれない」
46650汗で木刀が滑る。あ、と思った隙に首筋に木刀が突きつけられた。これで今日は6対2。もちろん、鶴丸の負けである。くそ、と舌打ちして木刀を拾った。大倶利伽羅は手加減をしない。だから悔しさはあっても苦しさはない。
「木刀に慣れすぎるのもよくないかもしれない」
nem_greysheep
DONE倶ニハ天ヲ戴カズ(戦記ロギア)ネタバレあり 現行・未通過× 先行1班⚪︎そういえば以前のフィスくんSkebリクエスト(1回目のほう)が非表示になっちゃったのでこちらで。
合言葉オリフィス
https://skeb.jp/@nem_greysheep
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DOODLEドッペルゲンガーだった鶴丸と、一振り目の大倶利伽羅の話ドッペルゲンガー、恋を知る。第二話 朝日が目に痛い。
これは肉体を得る前にはなかった感覚で、鶴丸は自分の目を手で覆った。それでも隙間から容赦なく光は入ってくるもので、仕方がなく諦めて布団から起き上がる。
ふあ、と欠伸をしながら布団を畳み、戸を開ける。そうすると今度は完全に朝日が差し込むものだから、思わず呻いてしまった。
「ああ、鶴丸さま。おはようございます」
山ほどの洗濯物を持った平野が、部屋から出てきた鶴丸に気がつき挨拶をする。もはや前など見えなそうではあるが、気配を察したらしい。おはよう、と挨拶を返しつつ、鶴丸は平野が抱えていた荷物を半分持ってやった。
「平野は働き者だ」
「そんなことはありませんよ。これだって、僕たち粟田口部屋のものですからね」
24391これは肉体を得る前にはなかった感覚で、鶴丸は自分の目を手で覆った。それでも隙間から容赦なく光は入ってくるもので、仕方がなく諦めて布団から起き上がる。
ふあ、と欠伸をしながら布団を畳み、戸を開ける。そうすると今度は完全に朝日が差し込むものだから、思わず呻いてしまった。
「ああ、鶴丸さま。おはようございます」
山ほどの洗濯物を持った平野が、部屋から出てきた鶴丸に気がつき挨拶をする。もはや前など見えなそうではあるが、気配を察したらしい。おはよう、と挨拶を返しつつ、鶴丸は平野が抱えていた荷物を半分持ってやった。
「平野は働き者だ」
「そんなことはありませんよ。これだって、僕たち粟田口部屋のものですからね」
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DOODLEもうすぐ折れてしまう一振り目の鶴丸と大倶利伽羅を見守る二振り目の鶴丸の話です。ドッペルゲンガー、恋を知る。第一話 ――きみは、ドッペルゲンガーというものを知っているだろうか。
まあ、そうだろうな。
簡単に説明してしまえば、自分そっくりの姿をした分身、幻覚の一種ってもんらしい。面白いのは、自分のドッペルゲンガーを2回見たやつは死んでしまうっていう噂だ。もちろん、噂に過ぎない。本物のドッペルゲンガーは周囲の人間と会話をしないらしいしな。ま、残念ながら俺も、本物のドッペルゲンガーを見たやつと会ったことはないが。
訳がわからない、という顔をしているな。俺たちもそうだった。「それ」が現れたのは唐突で、どうしたらいいのか、俺たちも、主も、わかるはずがなかった。ただひとつ確かなのは、「それ」が現れたら、近いうちに同じ姿をした者は折れてしまう。だから便宜上、俺たちは「それ」をドッペルゲンガーと呼んだ。
37160まあ、そうだろうな。
簡単に説明してしまえば、自分そっくりの姿をした分身、幻覚の一種ってもんらしい。面白いのは、自分のドッペルゲンガーを2回見たやつは死んでしまうっていう噂だ。もちろん、噂に過ぎない。本物のドッペルゲンガーは周囲の人間と会話をしないらしいしな。ま、残念ながら俺も、本物のドッペルゲンガーを見たやつと会ったことはないが。
訳がわからない、という顔をしているな。俺たちもそうだった。「それ」が現れたのは唐突で、どうしたらいいのか、俺たちも、主も、わかるはずがなかった。ただひとつ確かなのは、「それ」が現れたら、近いうちに同じ姿をした者は折れてしまう。だから便宜上、俺たちは「それ」をドッペルゲンガーと呼んだ。
めもりん
MOURNINGpixivに置いているくりさにの話を広げようと思って大好きな粟田口を登場させたら、楽しくなってしまいタグ付けに迷うものが出来たのでこちらで供養します。★前回の要点★
効率がいいという理由で審神者とキスで霊力供給していた大倶利伽羅が、燭台切に「唇を奪っておきながら責任を取らないのはかっこ悪い」と怒られて、抹茶プリンを持ってかっこよく告白しに行った。 15