千歳
usus_lu
MEMO─𝗖𝗮𝗹𝗹 𝗼𝗳 𝗖𝘁𝗵𝘂𝗹𝗵𝘂 𝟲𝘁𝗵
辜月のN
❑ 𝗞𝗣 - るち
❑ 𝗣𝗟 / 𝗣𝗖 - まつ / 小鳥遊 椛
❑ 𝗣𝗟 / 𝗣𝗖 - 焼き魚 / 和泉 千歳
✿ 両ロスト
─
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PAST千歳に乳首開発されたせいで服に擦れると少し違和感を感じるようになってしまった橘さんが苦肉の策として乳首に絆創膏を貼って運動していることが千歳にバレてしまい絆創膏の上から乳首をカリカリされ身をよじらせて快楽から逃げる回のちとたちちとたち短文⑤「あ、おい!やめ…!」
静止の声も虚しく、両手を膝で抑えられ抵抗できない橘の服が一気に首元までまくり上げられた。
橘の胸元に貼られた2枚の絆創膏を見て千歳が沈黙したのもつかの間、「桔平…」と呟いて上げた顔にはありありと興奮が現れていた。のしかかられた橘は羞恥心半分苛立ち半分でその期待した表情から目を逸らす。
乳首へ絆創膏を貼ることが恥ずかしいとは思わない。練習中もチリチリと感じる違和感は、テニスへ集中するために排除すべきものだ。怪我で痛む足をテーピングするのと同じ理屈で橘はそれに対応した。だからなんら恥じることはないはずなのだが、いかんせんその原因がかなり不埒な行為に基づいていることや絆創膏の貼られた胸をまるで卑猥なもののように鼻息荒く見つめる親友のせいで羞恥心が掻き立てられる。
1194静止の声も虚しく、両手を膝で抑えられ抵抗できない橘の服が一気に首元までまくり上げられた。
橘の胸元に貼られた2枚の絆創膏を見て千歳が沈黙したのもつかの間、「桔平…」と呟いて上げた顔にはありありと興奮が現れていた。のしかかられた橘は羞恥心半分苛立ち半分でその期待した表情から目を逸らす。
乳首へ絆創膏を貼ることが恥ずかしいとは思わない。練習中もチリチリと感じる違和感は、テニスへ集中するために排除すべきものだ。怪我で痛む足をテーピングするのと同じ理屈で橘はそれに対応した。だからなんら恥じることはないはずなのだが、いかんせんその原因がかなり不埒な行為に基づいていることや絆創膏の貼られた胸をまるで卑猥なもののように鼻息荒く見つめる親友のせいで羞恥心が掻き立てられる。
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PAST千歳に無意識言葉責めして欲しいちとたち短文④天気の良い休日。午前中に軽い買い物を終えた千歳と橘は、千歳の家でテレビを見ていた。寝っ転がった千歳をソファ代わりに容赦なく寄りかかっていた橘は、千歳の手がそろりと服の裾へ入り込んできたのに気づいた。
橘は特に構わず画面を見ていると、千歳の手は脇腹を通り腹へたどり着いた。ぐっと、腹のある一点を手のひらで押してくる。
「…なんね、くすぐったか」
「ん〜」
返ってきたのは気の抜けたような返事だったが、素肌を滑る手には明らかに別の意図があるように思える。どことなく行為を連想させるような動きに、橘は息を詰めた。
「千歳、やめんね」
「…やだ」
手が回っているのと反対の脇腹に、千歳が顔を押し付ける。空いていた腕も橘のウエストに回り抱きつくような姿勢になった。
1820橘は特に構わず画面を見ていると、千歳の手は脇腹を通り腹へたどり着いた。ぐっと、腹のある一点を手のひらで押してくる。
「…なんね、くすぐったか」
「ん〜」
返ってきたのは気の抜けたような返事だったが、素肌を滑る手には明らかに別の意図があるように思える。どことなく行為を連想させるような動きに、橘は息を詰めた。
「千歳、やめんね」
「…やだ」
手が回っているのと反対の脇腹に、千歳が顔を押し付ける。空いていた腕も橘のウエストに回り抱きつくような姿勢になった。
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PAST最初は抑えるか苦しそうな声しか出なかった橘さんが回数重ねていくうちにちゃんと千歳を煽れるくらい煽情的な声を出せるようになってたらいいなちとたち短文③「っう、ん〜〜っ!!そこっ、あっ!!」
「…よか声出すようになったばい、桔平」
何を、と聞き返そうとした声は千歳が押し込んだ剛直によって意味の無い音になってしまった。
「はじめはあぎゃん辛そうな声出しとったんに…」
肩で息をする橘は、なんとなく千歳の言いたいことを理解した。さっき出したような、その、いわゆる、喘ぎ声の話だろうか。
「な…に、あ、言っとっと…っ!!」
確かに初めての頃よりも随分千歳を受け入れられるようになったし、快感も上手く拾えるようになった。それは別に俺が変わった訳でなく、千歳が俺の体をそういう風に変えただけだろう。橘はまるで自分がいやらしい人間だと言われているようだと感じて、すこし憤慨した。
1178「…よか声出すようになったばい、桔平」
何を、と聞き返そうとした声は千歳が押し込んだ剛直によって意味の無い音になってしまった。
「はじめはあぎゃん辛そうな声出しとったんに…」
肩で息をする橘は、なんとなく千歳の言いたいことを理解した。さっき出したような、その、いわゆる、喘ぎ声の話だろうか。
「な…に、あ、言っとっと…っ!!」
確かに初めての頃よりも随分千歳を受け入れられるようになったし、快感も上手く拾えるようになった。それは別に俺が変わった訳でなく、千歳が俺の体をそういう風に変えただけだろう。橘はまるで自分がいやらしい人間だと言われているようだと感じて、すこし憤慨した。
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PAST橘の表情に興奮する千歳ちとたち短文①「…気持ち良さそうな顔しとるね、桔平」
「っ…はぁ?」
空気を読まずに眉をしかめてしまった。しかし無理もない。
橘は今、腹の中で蠢く指が作り出すとてつもない違和感を必死に堪えていたところなのだ。
指を突っ込んでいる張本人は雰囲気をぶち壊すような橘の言葉が聞こえていないかのような顔をしている。
「今はまだ分からんだけばい。あと…1分もかからん」
「なにが…おい!」
千歳の顔を取り巻くように、空中がきらきらと輝いている。この野郎、こんな時に才気を使うな。
この会話の間も依然として千歳の指は体内を弄り回しており、時々苦しさに似た感覚が橘を襲う。
「なあ…っ、なにが、分かるんだよ…」
「もうちょっと…」
こいつはまた好奇心に任せて考え無しに行動しているだけなんじゃないのか。自分でやるならともかく人の体で実験されてはかなわない。痺れを切らした橘が一旦抜けと言おうとした時。
716「っ…はぁ?」
空気を読まずに眉をしかめてしまった。しかし無理もない。
橘は今、腹の中で蠢く指が作り出すとてつもない違和感を必死に堪えていたところなのだ。
指を突っ込んでいる張本人は雰囲気をぶち壊すような橘の言葉が聞こえていないかのような顔をしている。
「今はまだ分からんだけばい。あと…1分もかからん」
「なにが…おい!」
千歳の顔を取り巻くように、空中がきらきらと輝いている。この野郎、こんな時に才気を使うな。
この会話の間も依然として千歳の指は体内を弄り回しており、時々苦しさに似た感覚が橘を襲う。
「なあ…っ、なにが、分かるんだよ…」
「もうちょっと…」
こいつはまた好奇心に任せて考え無しに行動しているだけなんじゃないのか。自分でやるならともかく人の体で実験されてはかなわない。痺れを切らした橘が一旦抜けと言おうとした時。
氷@TRPG
SPOILER現行未通過×クトゥルフ神話TRPG「庭師は何を口遊む」
KP:ささがねさん
HO1:棗 千歳(なつめ ちとせ):しきみんとさん
HO2:百日 薫衣(ももひ くのえ):ハトムラさん
HO3:三津間 蛍(みつま ほたる):氷
HO4:須崎 祓(すざき はらえ):よつのはさん
エンドA。全生還。 7
ミトコンドリア
DONE『かくのみにありけるものを君も吾も千歳の如く頼みたりけり』相互の誕生日に捧げた👹🦊
▓隠し 待ちに待った夏祭りの日だってのに熱が出て、ミスタはひとり布団の中で不満げにグスグス鼻を啜っていた。
昼には38度近かった熱も日が落ちるにつれて和らぎ、暇を持て余してウゴウゴと暴れる。少しダルい感じはあるが動けないほどではなかったので、夕食を持ってきたお手伝いの老婆に行ってもいいか訊いたのだが、案の定宥めすかされて畳の上に逆戻りである。
壁掛け時計の針の音が畳に落ちる。ボーーン…と間延びした渦巻きリンの鈍い音が午前2時を告げた。全ての生き物が眠るこの時間を丑三つ時というのだと、ミスタは3歳のときに病気で死んだ祖父に教えられて知っていた。
パチッと目を開けて、庭に面した障子をゆっくり開ける。冷たい沓脱石に縁側の下に隠しておいた草履を履いた足の裏をペタリとつけて、十数えた。それで誰も起きてこないのを確認してからミスタは勢いよく走り出した。裏の勝手口から猛然と家を出て、田舎のだだっ広い畦道を突き進む。真夏の生ぬるい風が火照った頰を撫でた。高い空に幾万の星がチカチカしている。蛙と虫の鳴く声を置き去りにして、珍しい鬼を祀っている神社の長い石段を駆け上がった。人々の喧騒と馬鹿囃子が近くなる。
4534昼には38度近かった熱も日が落ちるにつれて和らぎ、暇を持て余してウゴウゴと暴れる。少しダルい感じはあるが動けないほどではなかったので、夕食を持ってきたお手伝いの老婆に行ってもいいか訊いたのだが、案の定宥めすかされて畳の上に逆戻りである。
壁掛け時計の針の音が畳に落ちる。ボーーン…と間延びした渦巻きリンの鈍い音が午前2時を告げた。全ての生き物が眠るこの時間を丑三つ時というのだと、ミスタは3歳のときに病気で死んだ祖父に教えられて知っていた。
パチッと目を開けて、庭に面した障子をゆっくり開ける。冷たい沓脱石に縁側の下に隠しておいた草履を履いた足の裏をペタリとつけて、十数えた。それで誰も起きてこないのを確認してからミスタは勢いよく走り出した。裏の勝手口から猛然と家を出て、田舎のだだっ広い畦道を突き進む。真夏の生ぬるい風が火照った頰を撫でた。高い空に幾万の星がチカチカしている。蛙と虫の鳴く声を置き去りにして、珍しい鬼を祀っている神社の長い石段を駆け上がった。人々の喧騒と馬鹿囃子が近くなる。
七奈(龍如)
TRAINING不二宮千歳今5章。令嬢なのに好みが庶民的なチーちゃん。好きなギャグ漫画が何だったのか気になる。それはさておき今日(2/10)やっと転職できるとこまで行った。マップを隅々まで歩いてみたくてずっとウロウロしてたらレベルがめっちゃ上がった。ちょっと寄り道しすぎたかな。揺らせそうな木を片っ端から揺らして、海を端から端まで泳いでいただけなのに。
〜〜🍤
DOODLE汀汀(みぎわ なぎさ)/記紀 五十太郎(きき いそたろう)/千歳 耿(せんざい こう)/伽果 冥月(きゃら める)上から『蟇』、『絶望の孤島』、『海も枯れるまで』、『異説・狂人日記』 4
yanasekye1
PASTふせで上げた朝チュン(古)ネタを文庫ページメーカーで縦書きにしたもの。文字色に「千歳緑」があったから、つい……。朝起きた萌が一人で喋ってるだけ。特に何もない、所謂やおい(やまなし、おちなし、いみなし)小話。
シナリオにはかすりもしないけど、一応萌の通過シナリオ(初恋性)のネタバレの可能性があるのでワンクッション。 5
harunoyuki
DOODLEフィガファウ/魔法舎のフィが、二千歳のファが暮らす未来に迷い込む話/魔法舎では付き合いたてで、まだ何もしていないふたりきみが幸せだなって思うとき「…………あれ?」
ふと気付くと、鬱蒼とした森の中、赤い屋根の一軒家の前にいた。
見知った場所ではあった。東の果て、呪い屋…というには些か清廉にすぎる魔法使いがひっそりと居を構える、嵐の谷。だが珍しく雷雨でも暴風でもないらしい。穏やかな夕陽で、家の壁も傍の木々も、茜色に染め上げられている。素朴な絵画にでもありそうな、いたってのどかな情景だ──平時ならば呑気に感嘆していられるのだが。
(おかしいな、俺、診療所にいたはずなんだけど……)
今回の帰省は常よりも多忙を極めた。
夕刻に任務から戻って来たかと思えば今度は深夜、南で経過観察をしていた妊婦が予定より早く産気づいたとの一報を受け、取るものも取り敢えず箒を飛ばし、明け方無事に元気な赤子を取り上げたのはよかったものの、そこから休む間もなく、やれ子供が転んで膝を擦りむいたとか、老婆が散歩から帰って来ないとか、しまいには機嫌を損ねた飼い牛が牛舎に入ってくれないとか云々、我ながら引く手あまたの人気者だった。ああ、あと川沿いの土手が大雨で崩れていたのを、応急処置もしたんだったか。
28514ふと気付くと、鬱蒼とした森の中、赤い屋根の一軒家の前にいた。
見知った場所ではあった。東の果て、呪い屋…というには些か清廉にすぎる魔法使いがひっそりと居を構える、嵐の谷。だが珍しく雷雨でも暴風でもないらしい。穏やかな夕陽で、家の壁も傍の木々も、茜色に染め上げられている。素朴な絵画にでもありそうな、いたってのどかな情景だ──平時ならば呑気に感嘆していられるのだが。
(おかしいな、俺、診療所にいたはずなんだけど……)
今回の帰省は常よりも多忙を極めた。
夕刻に任務から戻って来たかと思えば今度は深夜、南で経過観察をしていた妊婦が予定より早く産気づいたとの一報を受け、取るものも取り敢えず箒を飛ばし、明け方無事に元気な赤子を取り上げたのはよかったものの、そこから休む間もなく、やれ子供が転んで膝を擦りむいたとか、老婆が散歩から帰って来ないとか、しまいには機嫌を損ねた飼い牛が牛舎に入ってくれないとか云々、我ながら引く手あまたの人気者だった。ああ、あと川沿いの土手が大雨で崩れていたのを、応急処置もしたんだったか。