台湾まぜそば
@harusamera_men
DONELADY of GRAY-After- 展示小説2022年8月18日灰原さんの日オンリー「シェリーに口づけ」にて展示した小説「台湾まぜそばを食べる降志」の続編です。前の小説は読まなくても大丈夫です。
⚠飯テロです。
台湾料理を食べる降志「ありがとう。君のおかげで全て終わったよ」
乾杯、その言葉を合図にグラスを打ち付ける。片方は烏龍茶、もう片方はアイスミルクティー。目の前には湯気を上げる食事。
降谷と志保は、一緒に食事に来ていた。
深夜に台湾まぜそばを食べに行ってから2週間。降谷との再開は案外早くやってきた。
『先日の件で君にお礼がしたい。何でも言ってくれ』
何でもない平日、お昼にさしかかった午前11時過ぎ。突然ふらっと現れた公安はこう言った。なんでも、前回の事件について、犯人の確保から証拠、報告書類等々、全てを終えることができて少し時間が空いたらしい。
急に欲しいものを言われても困ってしまう。フサエブランド、有名ホテルのアフタヌーンティー、新しい試薬、最新の実験器具…。少し悩んで志保が選んだのはランチだった。特に理由はない。たまたまそんな気分だっただけ。
3669乾杯、その言葉を合図にグラスを打ち付ける。片方は烏龍茶、もう片方はアイスミルクティー。目の前には湯気を上げる食事。
降谷と志保は、一緒に食事に来ていた。
深夜に台湾まぜそばを食べに行ってから2週間。降谷との再開は案外早くやってきた。
『先日の件で君にお礼がしたい。何でも言ってくれ』
何でもない平日、お昼にさしかかった午前11時過ぎ。突然ふらっと現れた公安はこう言った。なんでも、前回の事件について、犯人の確保から証拠、報告書類等々、全てを終えることができて少し時間が空いたらしい。
急に欲しいものを言われても困ってしまう。フサエブランド、有名ホテルのアフタヌーンティー、新しい試薬、最新の実験器具…。少し悩んで志保が選んだのはランチだった。特に理由はない。たまたまそんな気分だっただけ。
@harusamera_men
DONE「台湾まぜそばを食べる降志」題名通り台湾まぜそばを食べる降志です。
2人は付き合っていません。
注)飯テロです🍜🍜
台湾まぜそばを食べる降志それは突然だった。
「ガッツリした刺激的なものが食べたいわ」
深夜1時。
金髪の美男子と茶髪の美女は夜を過ごしていた。
といっても疚しいことをしているわけではない。2人は日本を守る国家公務員とその協力者。今は捜査の真っ只中だ。
「いいのか?こんな深夜に」
「今何徹目だと思ってるの?最後に何か食べたのがいつかも思い出せないし、昼も夜もないわよ。誰かさんのせいで」
「悪いな。凶悪犯は待ってくれないんでね」
2人とも目を見張るほど美しいのに、その目の下には濃い隈が出来ている。雑談をしているが、目はパソコンのモニターに釘付けで、指は忙しなくカタカタとキーボードを叩く。
茶髪の美女-宮野志保-は、深いため息をついた。
そして、白くしなやかな指で、Enterキーを押した。
5360「ガッツリした刺激的なものが食べたいわ」
深夜1時。
金髪の美男子と茶髪の美女は夜を過ごしていた。
といっても疚しいことをしているわけではない。2人は日本を守る国家公務員とその協力者。今は捜査の真っ只中だ。
「いいのか?こんな深夜に」
「今何徹目だと思ってるの?最後に何か食べたのがいつかも思い出せないし、昼も夜もないわよ。誰かさんのせいで」
「悪いな。凶悪犯は待ってくれないんでね」
2人とも目を見張るほど美しいのに、その目の下には濃い隈が出来ている。雑談をしているが、目はパソコンのモニターに釘付けで、指は忙しなくカタカタとキーボードを叩く。
茶髪の美女-宮野志保-は、深いため息をついた。
そして、白くしなやかな指で、Enterキーを押した。