Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    七井の倉庫

    TRAINING情報部の八幡くん(ジャージくん)の一日について。
    情報部八幡の一日八幡はジャージくんのつもり。情報部所属。学生時代にインターネットで”イタズラ”をしており、それがキッカケで若頭に目をつけられ、スカウト(ほぼ誘拐)されてきた。頭のネジが緩んでいたところに、このことで何本か抜けてしまい、すっかり組に馴染んでしまった。もともと倫理観がゆるかったこともあり、犯罪行為に躊躇いがない。体力があり、躊躇いがないので、以外に腕っぷしが強い。


    【朝】 

    八幡の朝は早い。情報部というのは、読んで字の通り”情報”を扱う。情報を得るためには、インターネットはもちろん、足で歩いて調べ回ることも重要になってくる。体力が必要なのだ。よって八幡は、朝に向かって眠りにつく”夜の街”を一人でランニングするのが日課であった。今朝もいつものジャージを着込み、先日四宮から手渡された”臨時収入”で購入したばかりのランニングシューズの紐をしっかりと締め、アパートの鍵もついでにしっかりと締めると、階段を降りて駐輪場へ向かう。そこで準備体操をしながら、今日はどちらの方向へ向かうか決めるのだった。白い息が、規則正しく現れては消える。明けの明星が、東の空に輝いていた。
    1066