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    🍭あまき🍬

    DONE月城柳の「彼氏」になった浅羽悠真が、彼女の家に泊まりに行く話。
    ・浅羽悠真実装前から書いていた作品。
    ・「西陽だけが見ていた」の続編。
    ・キスシーンある。
    ・告白シーンある。
    ・誤字脱字はあとでそっと修正します。

    アンケート企画
    「ヘアコンディショナー」モチーフで
    テーマが「甘い」でした。
    甘くなりましたかね?
    アンケートありがとうございました。
    人形遊びに心寄せ この世でどうしても譲れないものがあるとするなら、彼なら──浅羽悠真ならきっとサボり続ける精神とでも豪語するのだろう。空席の向かいを見て、月城柳はため息ばかりが[[rb:溢 > こぼ]]れた。
    「また遅刻ですか」
     対ホロウ第六課のオフィスで、柳は朝から小さくボヤいた。課長の星見雅は修行、蒼角はついさっき出勤後のお菓子をもらいに事務課と出かけて行った。そして、本来は向かいの席に座っていなければならない男──悠真の姿は今日もない。今となっては、いない理由もある程度は想像でき、理解しているつもりだが、そう毎度看過できるものではなかった。彼自身も普段通りを望んでいるのなら、尚更だ。それに、悠真がいれば、書類を捌く効率がぐっと上がる。もちろん、柳の処理速度に比べたら早くはない。それでも彼がいてくれたほうが助かる。
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    uri

    DONE幼馴染でお隣さんで両片思いな脹虎。学パロ。高校3年生×高校1年生。
    途中悠仁の母親が出てきますが香織さんをイメージしていただければと思います。

    脹虎には幸せになってほしい。
    恋風(脹虎/学パロ) 掃除用具が入ったロッカーにホウキをしまっていると釘崎に呼ばれた。ぐるりと振り返れば教室の出入り口に向かって親指を差される。
    「あんたの兄貴迎えにきてるわよ」
     このやり取りも何回目になるのかは分からない。不健康そうな顔がぬっと見えて、兄貴じゃなくて幼馴染だよ、と溜息混じりに返した。
    「毎日毎日凄いわねぇ。カレカノかよ」
    「幼馴染な。昔さ、知らないおっさんに拐われそうになったことがあったんだよ」
    「は?あんたが?」
    「あっはは、意外っしょ?あいつの目の前でそんなことがあったもんだから今も心配してんの。もう大丈夫って言ってんだけどな」
     当時、近所で変質者が出るという情報が出回っていたらしく、家で遊ぶように言われていた。でも近所の駄菓子屋に行くくらいなら大丈夫だろうと幼馴染に無理言って連れ出してもらった。渋々ではあったが。しかし帰り道に事件が起こった。袋いっぱいにお菓子を詰めてはしゃいでいた俺を知らないおっさんが前から抱え込むようにして走り出したのだ。幼馴染は驚いていた。大事な物を奪われたみたいな絶望的な顔だった。持っていた袋を手放すと悠仁!!と叫んで追い掛けてきた。
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