文化祭
ナンナル
DOODLEお弁当屋のバイトさんは、俳優さんのお部屋に招かれる。更新遅くてすみません_:( _ ́ω`):_
思っている以上に加筆が全然進まず、こちらに手がかけられてない…。4月中旬まではこんな感じになると思います…。
実は文化祭の後に受験の話が来る予定だったので、やっと予定の部分が来たよ、って感じです:(´◦ω◦`):
メインディッシュは俳優さん以外テイクアウト不可能です!×22(司side)
「今日はここまで。配ったプリントは宿題にするから次回までに終わらせること」
「えー」
先生の言葉に、不満気な生徒の声が教室に響いた。日直の掛け声で授業終わりの挨拶をする。その後はホームルームをして、おしまいだ。いつもと変わらない学校の流れは、あっという間に終わる。ホームルームさえ終わってしまえば、教室の中は所々から話し声がして賑やかだ。
「司くん、帰ろー!」
「あぁ、そうだな」
「今日はせっかく習い事がないのに、司くん、お店お休みなの寂しいなぁ」
荷物を鞄に詰め込んで、椅子を立ち上がる。えむと並んで教室を出ると、そのまま昇降口へ向かった。今日、えむは習い事が休みだ。その代わり、オレはバイトを休ませてもらった。というのも、三年生になって受験が近付いているからな。
10886「今日はここまで。配ったプリントは宿題にするから次回までに終わらせること」
「えー」
先生の言葉に、不満気な生徒の声が教室に響いた。日直の掛け声で授業終わりの挨拶をする。その後はホームルームをして、おしまいだ。いつもと変わらない学校の流れは、あっという間に終わる。ホームルームさえ終わってしまえば、教室の中は所々から話し声がして賑やかだ。
「司くん、帰ろー!」
「あぁ、そうだな」
「今日はせっかく習い事がないのに、司くん、お店お休みなの寂しいなぁ」
荷物を鞄に詰め込んで、椅子を立ち上がる。えむと並んで教室を出ると、そのまま昇降口へ向かった。今日、えむは習い事が休みだ。その代わり、オレはバイトを休ませてもらった。というのも、三年生になって受験が近付いているからな。
hjm_shiro
DOODLE凪玲/泥だらけの壇上でワルツを⚠白宝に戻ってきた二人
⚠モブがそれなりに喋る
「まるで俺みたいだなぁ、って思ったんだよね」
凪から告白されるも、ずっと返事ができずにいた玲王の話。季節感ガン無視。文化祭してる。
凪に対しての"好き"が何なのか、普通の恋愛とは何なのかをあれこれ考える玲王がいます。
教室の匂いが好きだ。黒板の上を走るチョークの音も、窓から吹き込んでくる風で膨らむクリーム色のカーテンも。ときどきグラウンドから聞こえてくる笑い声も好きだし、秋の空を真一文字に切る鳥の羽ばたきも好き。
嫌いなものよりは好きなもののほうが多い気がする。たとえば、凪の「レオ」って呼ぶときの声とか好きだし、おんぶをせがまれて抱き着かれたときに感じる温かさも好き。
そうやって好きなものはいくつも集められるし、簡単にカテゴライズできるのに、凪から言われた「玲王のことが好きなんだけど」という告白だけは、いまだに白黒つけられないでいる。不思議なもので、告白されてから一ヶ月以上経つのに、いまだに自分の気持ちが分からないのだ。
14033嫌いなものよりは好きなもののほうが多い気がする。たとえば、凪の「レオ」って呼ぶときの声とか好きだし、おんぶをせがまれて抱き着かれたときに感じる温かさも好き。
そうやって好きなものはいくつも集められるし、簡単にカテゴライズできるのに、凪から言われた「玲王のことが好きなんだけど」という告白だけは、いまだに白黒つけられないでいる。不思議なもので、告白されてから一ヶ月以上経つのに、いまだに自分の気持ちが分からないのだ。