死屍累々
置き場
MEMO死屍累々に捧ぐ星が落ち岩は眠る元岩神は、流星に恋をした。
自ら手に入れたすべてのものを燃やしながら
より高みへ、磨きをかけかがやくもの。
最も死に近い戦場で煌々とするも
「死んだら終わりだ。」と
生きることに真っ直ぐな魂。
稀有な運命線を描き狂気にも似た流星は
神の心を掴み損ねはしたが
その後も神の座を降りた岩の前に現れ
気ままに食を共にするようになった。
そしていつの間にか岩の懐に入ると
ふと流れることを休むことがあった。
その時の流星は、本当の意味で人であった。
瞬きの間にそれは"かみのこころ"にも降り、
岩が神として傍観してただけの
人が抱く寂しさを 儚さを
それを凌駕する愛を教えてくれた。
そして岩は恋と共に人となることができた。
890自ら手に入れたすべてのものを燃やしながら
より高みへ、磨きをかけかがやくもの。
最も死に近い戦場で煌々とするも
「死んだら終わりだ。」と
生きることに真っ直ぐな魂。
稀有な運命線を描き狂気にも似た流星は
神の心を掴み損ねはしたが
その後も神の座を降りた岩の前に現れ
気ままに食を共にするようになった。
そしていつの間にか岩の懐に入ると
ふと流れることを休むことがあった。
その時の流星は、本当の意味で人であった。
瞬きの間にそれは"かみのこころ"にも降り、
岩が神として傍観してただけの
人が抱く寂しさを 儚さを
それを凌駕する愛を教えてくれた。
そして岩は恋と共に人となることができた。