美術館
K_a_nure0811
DONE~美術館~夏休み最後にコテが東京で御相手様と美術館に行って、夜は御相手の家に少しだけお邪魔するSSです。
PWは私と御相手様の出会った日4文字
(例:4月29日→0429) 4
Komugiko_Trpg
DOODLE一年くらい前に描いた美術館ホラーRTAのFAを発掘したので※シナリオのネタバレしかないのでげんみ×
事故防止のため鍵あり
→シナリオで一番最初に見たもの カタカナ4文字
northpole.
INFOこの絵と一つ前の絵で「音と光のファンタジアアート展」に参加します寸松庵色紙2枚での参加です
12/29〜2024年1/4 山形県寒河江市美術館で開催されます
1/1は休館日です。よろしくお願いします
ArI
DONEエアスケブのご依頼ありがとうございます!資料のオリジナルキャラクターが良いイケおじで想像が捗り、「ちょっとだらしないけれど頼られている美術館の役員」のイメージで描かせていただきました。解釈の違いなどがありましたら申し訳ございません。ぜひまた描かせてください!
pixivのごななを見てくださりありがとうございます。さらにお褒めの言葉までいただきとっても嬉しいです!!!!!依頼主様もお体にお気をつけてお過ごしください! 2
memeko_bond
SPOILERゴストリネタバレ含む捏造と幻覚SE夫婦に美術館とか行って欲しいし鑑賞に来たのに“魅入られて”てもいいな…って。
油絵『星降る丘』 レーゼン 作
100年以上前の外国の山岳で観測された火球が幻想的に描かれている。
レーゼンは友人に貸された山中のアトリエで山肌へ降り注ぐ火球を目撃した後『星降る丘』を描き、その後もトリツかれたように同アトリエで代表作となる荘厳なる『牡鹿』のシリーズを多数手掛けた。
390
DONE #2023しょくさい☔🦁展示作品です。砂浜デートしながらおしゃべりするだけの2人です。
ベッターで読みたい人用↓
https://privatter.net/p/10397480
登場する固有名詞については検索していただければだいたいどんな感じのものか分かると思います。動画(youtube)でみると思いのほかキモイのでオススメ。
2024/04~7月静岡県美術館で見られます。
那由多の砂浜「さっっっむ」
雨は降らない程度の曇天。風は冷たく、獅子神は羽織ったジャケットの胸元を掴んだ。傍の村雨は風に煽られて珍しく額があらわになっている。髪どころか身体も少しよろめいておりグラスコードがチリチリと忙しなく揺れている。
「ダハハ! 先生、手繋いでやろうか? 飛んでいっちまいそうだぜ」
「照れ隠しのジョークのつもりか? あなたにしては良い判断だな。さあ、手を繋いでもらおうか」
赤面して「飛んでいっちまえ」と返す。いつまでたっても獅子神は村雨に墓穴を掘る。手は繋いでもよかったのに。おい、わかってるならその顔をやめろ。
海水浴シーズンでもない季節。獅子神が幼い頃に夢見ていた南の島でなく、国内の少し寂れたなんの変哲もない砂浜。磯臭さとべたつく潮風。海は青というより黒に近く、尽きることなく白い波がうねり打ち寄せていた。
4200雨は降らない程度の曇天。風は冷たく、獅子神は羽織ったジャケットの胸元を掴んだ。傍の村雨は風に煽られて珍しく額があらわになっている。髪どころか身体も少しよろめいておりグラスコードがチリチリと忙しなく揺れている。
「ダハハ! 先生、手繋いでやろうか? 飛んでいっちまいそうだぜ」
「照れ隠しのジョークのつもりか? あなたにしては良い判断だな。さあ、手を繋いでもらおうか」
赤面して「飛んでいっちまえ」と返す。いつまでたっても獅子神は村雨に墓穴を掘る。手は繋いでもよかったのに。おい、わかってるならその顔をやめろ。
海水浴シーズンでもない季節。獅子神が幼い頃に夢見ていた南の島でなく、国内の少し寂れたなんの変哲もない砂浜。磯臭さとべたつく潮風。海は青というより黒に近く、尽きることなく白い波がうねり打ち寄せていた。
氷輪(ひょうりん)
DONE金カ夢ark誕生日用に書いていたものだけど、X(旧Twitter)でのイベント知って、飛び入り参加させていただきます。
有古くんなら、博物館や美術館に誘っても、興味なくても付き合ってくれそうだなぁ、という妄想から出来たお話です。
有古くんと博物館へ行く話「退屈じゃない?」
私は黙ってついてくる有古くんを振り返る。けれども有古くんは小さな声で、そんなことない、と首を振った。
「これとか、装飾が細かくて綺麗だ。あそこにあったのも形が変わっていて面白かった」
博物館内だからか、大きな体を折り曲げて私の耳元に顔を寄せる有古くん。ヒソヒソと話す姿は強面なのに可愛らしく見える。でも思った以上に顔が近くて、なんとなく落ち着かない。
「あ、私はこれがいいな。なんか可愛い」
指差したものを見た有古くんは、それから私を見て、
「確かに……好きそうだ」
と笑った。
……あ、なんかいいな。このやり取り。
普段は、美術館や博物館には一人で行くから、こうして誰かと話しながら見て歩くのは新鮮だ。映画もそうだけど、興味のない人に一緒に来てもらうのは正直申し訳なくて。お互いに気を遣ってしまうなら、正直一人の方が気が楽だと思ってしまう。でも今回、こうしてその場で感想を言い合うのも楽しい事だと気付いた。
1828私は黙ってついてくる有古くんを振り返る。けれども有古くんは小さな声で、そんなことない、と首を振った。
「これとか、装飾が細かくて綺麗だ。あそこにあったのも形が変わっていて面白かった」
博物館内だからか、大きな体を折り曲げて私の耳元に顔を寄せる有古くん。ヒソヒソと話す姿は強面なのに可愛らしく見える。でも思った以上に顔が近くて、なんとなく落ち着かない。
「あ、私はこれがいいな。なんか可愛い」
指差したものを見た有古くんは、それから私を見て、
「確かに……好きそうだ」
と笑った。
……あ、なんかいいな。このやり取り。
普段は、美術館や博物館には一人で行くから、こうして誰かと話しながら見て歩くのは新鮮だ。映画もそうだけど、興味のない人に一緒に来てもらうのは正直申し訳なくて。お互いに気を遣ってしまうなら、正直一人の方が気が楽だと思ってしまう。でも今回、こうしてその場で感想を言い合うのも楽しい事だと気付いた。