豪腕
おがわ
DONE # o02 科戸瀬ユレの僥倖 (しどにあ二次小説)20220225ユレせんせ、研究者というより技術者ですよねー
ないならつくる!架空兵器も既成事実も!
孫を想い人とまとめていきなりベッドへ放り込む豪腕すごい。 11
okyanyou3
DOODLEつくるヒトの話/オリキャラくんと豪腕殿 目が覚めたら脚が一本失くなっていた。ついでに砕けた顎が不気味だと恋人にふられた。トドメに役立たずは要らぬと隊を追い出された。十四の頃から戦場が生活の場だった俺は、それでなんにも無くなった。最悪である。
こうなったら財布がすっからかんになるまで呑んで女を買ってそれから死のうそうしよう。
「うっわお前べろべろじゃないか」
決意し手始めに自棄酒を呷っていると、知り合いに声をかけられた。
「ああ、この前ので……大変だったな。今は、どうしてる」
なんだかんだでヒト恋しかった俺はソイツ相手に愚痴をぶちまけ、顔から出せる液体を全部出して己が境遇を呪い、最後に盛大にゲロをぶちまけ意識を失った。
起きると知人はまだ横にいた。知人は溜め息を吐き、行く当てがないなら自分のところで働かないかと誘ってきた。
1914こうなったら財布がすっからかんになるまで呑んで女を買ってそれから死のうそうしよう。
「うっわお前べろべろじゃないか」
決意し手始めに自棄酒を呷っていると、知り合いに声をかけられた。
「ああ、この前ので……大変だったな。今は、どうしてる」
なんだかんだでヒト恋しかった俺はソイツ相手に愚痴をぶちまけ、顔から出せる液体を全部出して己が境遇を呪い、最後に盛大にゲロをぶちまけ意識を失った。
起きると知人はまだ横にいた。知人は溜め息を吐き、行く当てがないなら自分のところで働かないかと誘ってきた。
okyanyou3
DOODLE初夏ごはん/豪腕殿とオリキャラくん なんて不味そうに飯を食う輩だと思った。
仏頂面は常のこととして、そのご面相で汁でもお菜でも流し込むようにかっくらうのは、如何にも「腹を満たせればそれで良し」の風体で、料理人が作り甲斐がないと嘆くのも当然というもの。
とはいえさすがのカイレも雇い主に「飯が不味くなるからもっと美味そうに食えないんですか」とは言いづらい。主は唯でさえ気難しいヒトなのだ。
そんなある日のことである。
夏間近の時分、夕方になっても暑気は引かず、気分だけでも涼しげなものをと料理人があれこれ工夫した料理が卓に並ぶ。将と采配師の二人だけの食卓なのでそう品目は多くない。とにかく量をと積まれたアマムニィに、魚団子の冷やし汁、酸っぱさが食欲を誘う酢の物。
1233仏頂面は常のこととして、そのご面相で汁でもお菜でも流し込むようにかっくらうのは、如何にも「腹を満たせればそれで良し」の風体で、料理人が作り甲斐がないと嘆くのも当然というもの。
とはいえさすがのカイレも雇い主に「飯が不味くなるからもっと美味そうに食えないんですか」とは言いづらい。主は唯でさえ気難しいヒトなのだ。
そんなある日のことである。
夏間近の時分、夕方になっても暑気は引かず、気分だけでも涼しげなものをと料理人があれこれ工夫した料理が卓に並ぶ。将と采配師の二人だけの食卓なのでそう品目は多くない。とにかく量をと積まれたアマムニィに、魚団子の冷やし汁、酸っぱさが食欲を誘う酢の物。