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    ベイン

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    plenluno

    PROGRESSブラッドリー・ベイン船長が見たかっただけの海賊モチーフイベスト風ストーリー第1話です
    イベスト同様10話完結になる予定
    ブラネロの人間ですがキャラ同士の関係性はなるべく本編と同じくらいを目指します

    あらすじ
    西の国と北の国の国境付近の海域で漁船が次々と消息を絶っているという報告を受け、賢者の魔法使いたちは調査に赴く。西の国のある漁村で彼らが耳にしたのは魔の海域・通称〈聖域〉のうわさだった―――。
    海霧に霞む哀慕のカルタ・ナウティカ 
     金銀財宝、宝石、誰かの命。2人一緒に大海原を駆けずり回って、奪って奪って奪いつくした。相手が命を懸けてでも守りたいものを、こちらも命を懸けて奪う。魂と魂がぶつかり合い、心地よい高揚感に包まれる。なぁ、×××。俺はてめえと一緒ならどこまででも行ける。だから―――、

    1話
     「こんにちは、賢者様。なにやら悩ましげなお顔をなさっていますね」
    食堂で依頼書とにらめっこしている賢者に声をかけたのはシャイロックだ。
    「実は、西の国と北の国の国境付近の海域で漁船の連続行方不明事件が発生しているそうで…」
    「そりゃ大変そうだな」
    ネロがお疲れ、賢者さんと声をかけて紅茶の入ったティーカップとブリティッシュスコーンの乗った皿を賢者の前に置いた。
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    st_furoya

    DONE2022.6.5 ブラネロパロwebオンリー「そういうことにしてるつもり!」6~Another!~ にて展示 妖異譚の天狗の飯屋で長屋の隣暮らし設定(??)
    酔っ払いが前後不覚で間違って家に入ってくるあの、よくある話(?)です。でも特に何も起こりません(ネタバレ)。
    ひたすらに平和な天狗の飯屋の話。じんわりと平穏を噛みしめたり、だらだらと飯を食いながら話をしたりしています。
    ブラネロ妖異譚パロ 酔っ払いが家間違えて入ってくるアレ すっかりと夜が更け、桜雲街は寝静まっていた。何処か遠くで夜鳴きの鳥の声が聞こえる。
     ネロも眠りの中に身を置き、静かな寝息を立てていた。
     夜の帳が、静寂とともに街を覆っている。春の夜の冷たい空気が、その静けさを一層引き立てるようである。
     不意に、がたがたと、微かに表戸が揺れる音がしてきた。不規則で、音は大きくなるでもないが止むこともない。
     風もない夜にである。
     その音を聞きつけたネロが、闇の中で目を開く。夜具に入ったまま、表戸の音に耳を欹てていた。
     大して盗られる蓄えがあるでもないが、一応の用心に妖術で戸締まりはしている。昔の稼業の名残で、忍び込みやすい箇所の把握もしてある。ひと通りの注意は怠っていなかった。
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    st_furoya

    PROGRESSパロwebイベ展示作1本目は書き終えた!2本目もやれるとこまでやりたいな。とにかく平和な天狗の飯屋の話!ちょっと本筋で躓いてるので、気晴らしに天狗の飯屋に親子丼爆誕の瞬間を書き出してみたりしています(ブラネロの小説を書こうとしています)
    ブラネロ妖異譚パロ進捗 卵に葉物と、ブラッドリーにはとんと食指の動かない献立だと思っていた。そんな話を向けると、不敵な笑みを浮かべてくる。
    「あのちっちゃい狐たちには評判良かったんだろ。目先を変えた新料理で、新しい客が増えるならいいもんだよな。あの狐の兄ちゃんの瓦版もちっちゃいやつらに人気だし、話が広がれば儲けもんだぜ」
     どこまでも目端が利く男なのだった。と、言い終えたところで「まあ、俺には物足りねえけどな。肉でも入ってりゃあよ」と付け足してくる。
     いつもなら、またか、と思うだけのやりとりである。だがこの提案はネロの発想にも響いた。「――肉か」と呟き、思案を巡らす。
     店の看板料理でもある鶏肉を使って、卵で綴じる。悪くないかもしれない。鶏肉の持つ旨味とふわふわとまろやかな卵の相性は良さそうである。揚げた鶏が胃の腑に重いと感じる客にも、違った嗜好を示せるかもしれない。
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    st_furoya

    DONE大遅刻で申し訳ない~~neco茶展示小説です!天狗の飯屋が旅の大道芸狸の置き忘れた投げ銭籠を拾って始まる人情話。妖異譚イベの「あやかし」特性コメント?で、天狗の飯屋の前で始まる狸の大道芸!何それ楽しいやつじゃん!と盛り上がって妄想が広がったネタでした。妖異譚パロ楽しいな~~設定だけで夢が広がる。そんな世界があるというのが救いになります。ありがとうまほやく!
    【neco茶展示】妖異パロ 天狗の飯屋と旅の大道芸狸との人情話 春の陽が、山間に沈もうとしている。桜雲街に暮色が迫り始めていた。
     店屋が立ち並ぶ界隈に、ひとつ、ひとつと看板の行灯が灯っていく。まだ夕暮れの橙色が街を彩っていたが、じきに訪れる夜と集う客足を迎えようと、軒を並べる店々が徐々に営みを始めている。
     山賊食堂のネロも、夜の商いに向けて支度をしていた。暖簾を表に出そうと表戸を開けて通りに足を出す。これから夕飯時や仕事上がりなどで賑わいが予想されるが、今はまだそれを待つひと時の休息のようにまばらな往来である。
     かつん、と、下駄の足先に何かが当たったような気がした。
     その感触にふと足元を見やると、見慣れない籠が置いてある。
     柄物の布が所々に縫いつけてあり、どこか小ざっぱりした印象の籠だった。路地に無造作に置かれるには馴染まない、賑やかな色合いをしている。そこだけ鮮やかに花でも飾っているようであった。
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    st_furoya

    DONE【そういうブラネロ5展示】天狗の飯屋なブラネロ小説です。じんわり心を通わせるくらいのブラネロ。飯屋になってもちょいちょい昔のような盗みばたらきをしつつも、昔と違った大事なもんが増えたブラッドリーがいたらいいなあと思ったりしました。だいぶノリが時代劇になってしまった。ブラネロ犯科帳的な。隠居盗賊ものって想像するの楽しいね…夢が広がるエイプリルフールネタをありがとう…
    ブラネロ妖異譚パロ 飯屋になって大事にしたいもんが増えていたブラッドリーの話 桜雲街の夜も更け行き、往来を行き交う妖怪達の姿も徐々に少なくなっていく。
     仕事上がりの職人達が飯をかき込む時間帯も過ぎると、山賊食堂の客もすっかり捌けていた。
     しん、と夜の静けさが、音もなく肌身に降りてくる。店の障子越しにも闇夜の深さがしみ込んできて、街が寝静まろうとする空気を感じた。
    「そろそろ、閉めるか」
     細々と片付けをしていたネロが、往来の人足が絶えてきたのに目をやって言う。その足を表戸へ進めると、店の暖簾をしまう支度に移る。
     すっかり手慣れたその後ろ姿を見やって、ブラッドリーも掛けていた台から腰を上げ、往来に面した表戸を大きく開ける。
     夜風が桜の花片とともに頬をなぞる。軒行灯の火を消すと、街がまた一層暗さを増した。
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