文学賞
ranrann315
MOURNING【#四宮地獄工務店】400字詰めの「オリジナル小説の一番いいとこ文学賞」 応募作品5年程前に書いたものを掘り返して配信用に不謹慎要素を消すなどしたもの
ぼかぁ小説の序盤にありがちな何か起こる直前の文章が大好きでね アニメ1話が好きなんだ あと22話
秋月蓮華
DONE茂島6日目文学賞の話
梨ばっか食べているのは私が好きだからです
長月に1日1茂島 6日目「無花果を貰ったので最高の菓子をつく……ってください」
『どうしたんだ。これ』
島田清次郎が帝国図書館分館に来ると少女姿の『くま』がカウンターテーブルに座り足をぶらつかせていた。
ここで彼女はいつもそうしている。いきなり睨まれたので最後が丁寧になった。
「困っているおばあさんの荷物をもって先導したら貰ったのだ」
『そのまま齧らんのか』
「齧ってもいいが、俺は無花果のロールケーキが食べたい」
『明日、食え。今から作ってやる』
明日と言われたがロールケーキは出来立てよりも安ませてからの方が美味しいということを清次郎は学んでいた。
分館の本棚の整頓をしろと言われたのでしておくことにする。ロールケーキを作ってくれるので交換条件なのだろう。
1474『どうしたんだ。これ』
島田清次郎が帝国図書館分館に来ると少女姿の『くま』がカウンターテーブルに座り足をぶらつかせていた。
ここで彼女はいつもそうしている。いきなり睨まれたので最後が丁寧になった。
「困っているおばあさんの荷物をもって先導したら貰ったのだ」
『そのまま齧らんのか』
「齧ってもいいが、俺は無花果のロールケーキが食べたい」
『明日、食え。今から作ってやる』
明日と言われたがロールケーキは出来立てよりも安ませてからの方が美味しいということを清次郎は学んでいた。
分館の本棚の整頓をしろと言われたのでしておくことにする。ロールケーキを作ってくれるので交換条件なのだろう。