okitanakasouki
DONE🗝こちらはコスプレ展示です。よろしいですか?pass: yes
2023.3.4-5
御法川Webオンリー
-紡ぐ想いに実りあれ-
君と、隣で。
JACKJEANNE コスプレ
御法川基絃(超おでかけver.):てんか
立花希佐(サウンドトラックver.):咲弥
photo:石井さん 26
fukudades
DONE幻覚出張公演 only live one温めていた幻覚出張公演メモを一部形にしてみました。
世長さん脚本の3年生はもう卒業するぞってくらいの想定。
最初は真を希佐ちゃんに置いて配役を考えていたのですが、
玉突きでどうしてもハマらない配役などが出てしまったので
クォーツにこだわらず考え直してみたらこのようになりました。 8
MonoCloTone
MAIKING羞恥心を知ったフミの付き合ってるカイフミ(未完成)恥ずかしいの初心者幼い頃から舞台に立ってきて、無縁だったものがある。
緊張やプレッシャー、それと羞恥心。
本番で新しいことをやろうとしたときも、そして失敗したときも、楽しさや達成感はあれどそれらの感情はなかった。
だから、この感情に名前をつけることができない。
〈恥ずかしいの初心者〉
──やらかした。
自室のソファに倒れ込むようにしてうつ伏せになったフミは、クッションに顔を沈めながら自責の念に駆られる。
あんな失敗をするのは、今日日初めてだ。
目を閉じて思い返されるのは、玉坂座での今日の稽古の様子。稽古は立ち稽古の段階に入り、フミともう一人、カイとのペアダンスの合わせがあった。
***
左手を差し出され、自分の右手がそれに応える。腰に手を回され、曲が始まると同時に導かれるように引き寄せられた。軽いステップを繰り返し、最後に顔を上げ見つめ合う──。
3855緊張やプレッシャー、それと羞恥心。
本番で新しいことをやろうとしたときも、そして失敗したときも、楽しさや達成感はあれどそれらの感情はなかった。
だから、この感情に名前をつけることができない。
〈恥ずかしいの初心者〉
──やらかした。
自室のソファに倒れ込むようにしてうつ伏せになったフミは、クッションに顔を沈めながら自責の念に駆られる。
あんな失敗をするのは、今日日初めてだ。
目を閉じて思い返されるのは、玉坂座での今日の稽古の様子。稽古は立ち稽古の段階に入り、フミともう一人、カイとのペアダンスの合わせがあった。
***
左手を差し出され、自分の右手がそれに応える。腰に手を回され、曲が始まると同時に導かれるように引き寄せられた。軽いステップを繰り返し、最後に顔を上げ見つめ合う──。
MonoCloTone
MAIKINGクォーツ三年がイチャつく話(未完成)(腐ではない)無題「クロ、いるか……って何だコレ」
根地の作業部屋に顔を出したフミは、開口一番そんなことを呟いた。壁際には高く積まれた段ボール、床には何枚もの紙に小道具が。
彼の部屋が散らかっているのはユニヴェールにいた頃からそうだが、今日は特にひどい。足元には無数の台本やらメモやらが転がっていて、入っただけで転びそうだ。
その台本の海を超えた部屋の奥に、根地は座っている。
「やあ、高科氏。僕に何か用かい?」
「よくこんな部屋で作業できるな……入るぞ」
フミは持ち前の体幹を駆使して僅かな足場を踏み中へ入っていく。根地はどうやらこの散らかった部屋で次の台本を書いていたらしく、パソコンには苦悩の跡が見られるメモが大量に貼られていた。
1591根地の作業部屋に顔を出したフミは、開口一番そんなことを呟いた。壁際には高く積まれた段ボール、床には何枚もの紙に小道具が。
彼の部屋が散らかっているのはユニヴェールにいた頃からそうだが、今日は特にひどい。足元には無数の台本やらメモやらが転がっていて、入っただけで転びそうだ。
その台本の海を超えた部屋の奥に、根地は座っている。
「やあ、高科氏。僕に何か用かい?」
「よくこんな部屋で作業できるな……入るぞ」
フミは持ち前の体幹を駆使して僅かな足場を踏み中へ入っていく。根地はどうやらこの散らかった部屋で次の台本を書いていたらしく、パソコンには苦悩の跡が見られるメモが大量に貼られていた。
MonoCloTone
MAIKING休日にデートするミノツカ(付き合ってない)(未完成)休日の姫君「ふふ、基絃。ありがとう」
隣で空色の髪を揺らしながら朗らかに笑う彼を見て、御法川は軽いため息を吐き出した。御法川の両手にはカラフルなアパレルショップの紙袋が、連なってぶら下がっている。
『今日お買い物に行きたいのだけど、付き合ってほしいの』
朝から彼、司にそう言われた時から嫌な予感はしていた。お買い物、だなんて可愛い言葉で済むはずがない、そもそも司がこの笑顔を浮かべている時はろくなことが起きない。そう思った時には手遅れだった。
半ば引きずられるようにしてロードナイト寮から引っ張り出され、流されるままに御法川は街へと繰り出すことになる。寮から出るときに見た後輩たちの視線を思い出すとまたため息が出そうになるのでやめた。
1858隣で空色の髪を揺らしながら朗らかに笑う彼を見て、御法川は軽いため息を吐き出した。御法川の両手にはカラフルなアパレルショップの紙袋が、連なってぶら下がっている。
『今日お買い物に行きたいのだけど、付き合ってほしいの』
朝から彼、司にそう言われた時から嫌な予感はしていた。お買い物、だなんて可愛い言葉で済むはずがない、そもそも司がこの笑顔を浮かべている時はろくなことが起きない。そう思った時には手遅れだった。
半ば引きずられるようにしてロードナイト寮から引っ張り出され、流されるままに御法川は街へと繰り出すことになる。寮から出るときに見た後輩たちの視線を思い出すとまたため息が出そうになるのでやめた。