おもち
MOURNINGPsyBorg。学パロ。文学オタク🐏を書きたくて書いてたら誰か分からなくなってしまったので供養です…。窓際の席の、前から三番目。いつもその後ろ姿を盗み見ては、授業用の他にもう一冊出しているノートに思いつく限りの言葉を書き留めていた。
同じクラスの、浮奇・ヴィオレタ。彼について知っていることは少ない。俺は彼と直接話したことがないし、いつもこっそりと見つめているだけだから。整った顔立ちに、緩やかにウェーブする柔らかそうな髪。正面から見たことはないけれど瞳もとても綺麗で、いつかそれを咎められることなく見つめてみたいだとか思ってる。俺に絵が描けたのならノートは彼の顔でいっぱいになっていただろう。
授業が終わると彼の周りにはクラスメイト数人が集まった。彼は女性の友人もとても多い。違う世界に住んでいる人なのだと実感しながら俺は教材をしまって席を立った。昼食を一緒に食べるような友人はいないためいつも人のいない非常階段でごはんを食べている。そこは図書室と近いから、食べ終わったらすぐに図書室に行って昼休みが終わるまで時間をたっぷり使うことができる。
2404同じクラスの、浮奇・ヴィオレタ。彼について知っていることは少ない。俺は彼と直接話したことがないし、いつもこっそりと見つめているだけだから。整った顔立ちに、緩やかにウェーブする柔らかそうな髪。正面から見たことはないけれど瞳もとても綺麗で、いつかそれを咎められることなく見つめてみたいだとか思ってる。俺に絵が描けたのならノートは彼の顔でいっぱいになっていただろう。
授業が終わると彼の周りにはクラスメイト数人が集まった。彼は女性の友人もとても多い。違う世界に住んでいる人なのだと実感しながら俺は教材をしまって席を立った。昼食を一緒に食べるような友人はいないためいつも人のいない非常階段でごはんを食べている。そこは図書室と近いから、食べ終わったらすぐに図書室に行って昼休みが終わるまで時間をたっぷり使うことができる。
おもち
TRAININGPsyBorg。オフコラボ妄想②前書いたやつの続き風。浮奇は何をしたい?と聞かれ、俺は少しの間戸惑って言葉をなくした。だって、あなたがここにいる、それだけで俺は十二分に満足していたから。目の前で愛しい唇が俺の名前を発音するために動いているって、さっきからそんなことで感動してる。
「浮奇?」
「あ……、ああ、えっと……ふーふーちゃん、疲れてない?」
「全然。浮奇こそ、朝から落ち着かなかっただろ。我慢させてごめんな?」
「……まって、ね、ちょっとまた泣きそう」
「泣き虫だな。ハグが必要か?」
「そんなこと言うと本当にするよ……」
「本気で言ってるよ」
俺がその腕の中に飛び込むより先に、ふーふーちゃんが俺の手首をグッと引っ張り腕の中に閉じ込めた。俺を包む香水の香りに、初めてそれを嗅いだくせに「本物だ」なんて思った。
1673「浮奇?」
「あ……、ああ、えっと……ふーふーちゃん、疲れてない?」
「全然。浮奇こそ、朝から落ち着かなかっただろ。我慢させてごめんな?」
「……まって、ね、ちょっとまた泣きそう」
「泣き虫だな。ハグが必要か?」
「そんなこと言うと本当にするよ……」
「本気で言ってるよ」
俺がその腕の中に飛び込むより先に、ふーふーちゃんが俺の手首をグッと引っ張り腕の中に閉じ込めた。俺を包む香水の香りに、初めてそれを嗅いだくせに「本物だ」なんて思った。
ufasy0227
DONE机械を使った翻訳は、奇妙な言叶や実上的の差定の落差が多いかもしれませんが、ご了承ください。ヴァンパイア🔮🐑、🎭🔗友達がヴァンパイアpaを考えているのを見ると、私は自分が少し香ばしく感じる設定を思いついた、忘れないように記録をしてみました。
🔮🐑、🎭🔗(左右に意味あり)
(下手な記述,プライベート設定の混乱bugが多い)
普通のヴァンパイア自体が不老不死ではない、特定の条件を満たしてこそ、永生を得ることができ、危険を伴う。死の可能性はあるがもしそれが満たされなければ件、老いて死ぬ。
世の中にはヴァンパイアの始祖だけが危険を冒さずに永生することができるが、その始祖は死を望んだ。
なぜ罪のない死傷者が発生するのか、それは人間とお互いにマークをつけることが永生の方法だからだ。
多くのヴァンパイアが条件を満たすために多くの罪のない人命被害を出したため,このために人類はゆる悪の吸血鬼に対処する方法を見つけた。
2249🔮🐑、🎭🔗(左右に意味あり)
(下手な記述,プライベート設定の混乱bugが多い)
普通のヴァンパイア自体が不老不死ではない、特定の条件を満たしてこそ、永生を得ることができ、危険を伴う。死の可能性はあるがもしそれが満たされなければ件、老いて死ぬ。
世の中にはヴァンパイアの始祖だけが危険を冒さずに永生することができるが、その始祖は死を望んだ。
なぜ罪のない死傷者が発生するのか、それは人間とお互いにマークをつけることが永生の方法だからだ。
多くのヴァンパイアが条件を満たすために多くの罪のない人命被害を出したため,このために人類はゆる悪の吸血鬼に対処する方法を見つけた。
おもち
TRAININGPsyBorg。オフコラボしてほしい。カレンダーに書いたハートマーク。その日が近づくにつれ俺は落ち着きをなくして、夜眠る時は起きるのが楽しみで仕方なくなっていた。細かい予定は何も決まっていない。ただ、彼が俺に会いにきてくれる。それだけで今までの人生で一番、未来が明るかった。
約束の日、空港まで迎えに行きたいと言った俺に彼は飛行機の時間を教えてくれなくて、代わりに俺の家の住所を聞いてきた。おまえの家まで一人で行ってみたい、ドアを開けておかえりと言ってくれないか、なんてお願いをされてしまえば大人しく家で待っているしかない。
空港の到着ロビーでぎゅうぎゅうに抱きしめたかったのにな。きっと彼は俺がそうすることを分かってて、人前でそういうことをしたくないから別の案を出したんだろう。俺のことをよく分かっている。
1451約束の日、空港まで迎えに行きたいと言った俺に彼は飛行機の時間を教えてくれなくて、代わりに俺の家の住所を聞いてきた。おまえの家まで一人で行ってみたい、ドアを開けておかえりと言ってくれないか、なんてお願いをされてしまえば大人しく家で待っているしかない。
空港の到着ロビーでぎゅうぎゅうに抱きしめたかったのにな。きっと彼は俺がそうすることを分かってて、人前でそういうことをしたくないから別の案を出したんだろう。俺のことをよく分かっている。
もののふ
DONE殺人鬼🔮×🐑 転生パロ R18禁*ATTENTION
🔮の殺人、🐑が加担してる描写あり
転生後の二人は前世(皆様が知っている彼ら)とは異なる存在として描いています。某F○te風に言うなら、🔮オルタ🐑オルタのような存在
今世🔮が他の人と性行為したことを仄めかすような発言あり
後味の悪い結末
今回話がかなり特殊なので地雷のない方または少ない方のみお読みください
Pass18↑? 23929
Rui
MOURNING #PsyBorgばあやさん【@syamosaburou3 】のすごろくスペースで出た。キスされてN家に相談する🔮がかわいくて、思わず書いたんですけど…
気に入らなかったらすみません🥺 1381
おもち
TRAININGPsyBorg。二人きりのおはようボイスください。ふーふーちゃんより先に起きて、彼の寝顔を見つめる時間が大好きだ。夜の暗闇の中でだってもちろん彼は綺麗だけれど、カーテンを通して差し込む朝の柔らかい光に照らされる彼は、永遠にここに飾っておきたいくらいに美しいから。起きたらその瞳に俺を映して可愛らしい笑みを見せてくれることも知っているから実際そうはしないけれど。
ん、とわずかに身動ぎをして、彼がそっと目を開く。しかし眩しさにすぐ瞼を閉じ、手探りで俺の顔にてのひらを触れさせた。ふふっと笑い声を溢せばふーふーちゃんもこっそりと口角を上げる。
「おはよう、ふーふーちゃん」
「まだ、もうすこし」
「お寝坊さんだね。夜更かしし過ぎちゃった?」
「もしかしたらな」
目を瞑ったままのふーふーちゃんに顔を寄せ、ちゅっちゅっとキスをたくさん降らせた。おはようのキスは寝惚けた相手にするのが楽しくて好き。昨日の夜のとは比べ物にならない可愛いそれは少しくすぐったいらしく、ふーふーちゃんは笑って身を捩らせた。
1308ん、とわずかに身動ぎをして、彼がそっと目を開く。しかし眩しさにすぐ瞼を閉じ、手探りで俺の顔にてのひらを触れさせた。ふふっと笑い声を溢せばふーふーちゃんもこっそりと口角を上げる。
「おはよう、ふーふーちゃん」
「まだ、もうすこし」
「お寝坊さんだね。夜更かしし過ぎちゃった?」
「もしかしたらな」
目を瞑ったままのふーふーちゃんに顔を寄せ、ちゅっちゅっとキスをたくさん降らせた。おはようのキスは寝惚けた相手にするのが楽しくて好き。昨日の夜のとは比べ物にならない可愛いそれは少しくすぐったいらしく、ふーふーちゃんは笑って身を捩らせた。
おもち
TRAININGPsyBorg。🔮🐏寄りかも。多少の被虐欲があるのは自覚していたがそれが増加したのは確実に浮奇のせいだった。誰にでも柔らかく優しい浮奇の、怒った声と顔に心臓が高鳴る。わざと怒らせて喜ぶなんてガキみたいなことをして浮奇の特別を求めた。好きな人が他の人とは違う目で俺のことだけを見ればいいのに、なんて。
「それで、ふーふーちゃんは俺に何をしてほしいの? こんなに怒らせるなんて、相当お仕置きを求めてるみたいだね?」
「アッ……うわ、浮奇、今のめちゃくちゃ良い……」
「……痛いのは好き? 俺はあんまり好きじゃないけど、ふーふーちゃんが好きなら期待に応えるよ」
「浮奇にされることならなんでも」
自分でも熱に浮かされてると思うくらいのとろけた声に、浮奇はグッと息を詰め、それから「うう……」と唸りながら顔を俯けてしまった。手を伸ばして頬に触れ、優しい力で顔を上げさせる。ごく近くから覗き込んだ浮奇の瞳は涙が光を反射して、不満げな表情と反してキラキラと光り輝いていた。
1488「それで、ふーふーちゃんは俺に何をしてほしいの? こんなに怒らせるなんて、相当お仕置きを求めてるみたいだね?」
「アッ……うわ、浮奇、今のめちゃくちゃ良い……」
「……痛いのは好き? 俺はあんまり好きじゃないけど、ふーふーちゃんが好きなら期待に応えるよ」
「浮奇にされることならなんでも」
自分でも熱に浮かされてると思うくらいのとろけた声に、浮奇はグッと息を詰め、それから「うう……」と唸りながら顔を俯けてしまった。手を伸ばして頬に触れ、優しい力で顔を上げさせる。ごく近くから覗き込んだ浮奇の瞳は涙が光を反射して、不満げな表情と反してキラキラと光り輝いていた。
しろ🐾
DONEPsyBorg ①🐏🔮 🥞②🎭と(🐏)🔮 学パロ
140SS 2つ
(推しの休暇中毎日何か書く 4日目)
https://shindanmaker.com/375517
https://shindanmaker.com/392860 4
umisakanaoisii
MOURNING🐑🔮 🔞 小説寝てる🐑の指を借りてた🔮のお話。
ナチュラルに同棲設定がっつりやってる。
一人でちまちま書いてたから供養です。
日本語only
Pass:over18? 6137
purple_practice
DONE🐏🔮(左右ナシ)です小説人生初作品なので、下手ですごめんなさい。
健全です 🔮がちょっとヤンデレ
🔮と🐏は付き合ってはいないけれどそういう関係
🔮→🐏ではある。
🔮は🐏がキスだけは絶対にしてくれないことが悲しい。そんな中🐏が他の男とキスしているのを見てしまう..... 1500
アルと麦
DONE多方面地雷のオメガバース。含まれるCPは🐑🔮、🔗🎭前提の🐑🎭
とりあえずお試しの0話でアルバーンの独白です。
他の4人はまだ出てこない。
過去の相棒捏造。
バース設定
🐑α、🔮Ω→α、🔗β、🎧β、🎭Ω
バース性転換ある。
閲覧は自己責任。18歳以上である。
上記2点守れますか?(yes or no) 3583
おもち
TRAININGPsyBorg。コラボ配信ありがとうございました…配信を切ってから一息ついて、立ち上がることもせずすぐに通話を繋げた。優しい声で伝えられた「おかえり」に頬が緩む。
「ただいま。ごはんかお風呂はできてる?」
「んー、『わたし』は準備万端なんだけど」
「オーケー、じゃあそれをいただこう」
数秒の間の後、堪えきれなくなって二人で笑い声を上げた。
二人きりの配信はつつがなく終わり、俺はゲームが終わってから少しの間リスナーと雑談を楽しんでいた。何も決めていなかったけれど、毎度コラボ配信のあとは二人でごはんを食べたり飲んだりしながら話していたから、配信中に送られてきていた「時間があったら話したいな」というメッセージに快諾する返事をして上機嫌で配信を終わらせた。毎日のように話していても、浮奇と一緒に過ごせる時間が飽きることなく好きだ。
1818「ただいま。ごはんかお風呂はできてる?」
「んー、『わたし』は準備万端なんだけど」
「オーケー、じゃあそれをいただこう」
数秒の間の後、堪えきれなくなって二人で笑い声を上げた。
二人きりの配信はつつがなく終わり、俺はゲームが終わってから少しの間リスナーと雑談を楽しんでいた。何も決めていなかったけれど、毎度コラボ配信のあとは二人でごはんを食べたり飲んだりしながら話していたから、配信中に送られてきていた「時間があったら話したいな」というメッセージに快諾する返事をして上機嫌で配信を終わらせた。毎日のように話していても、浮奇と一緒に過ごせる時間が飽きることなく好きだ。
おもち
MOURNINGPsyBorg学パロの会話文『ふーふーちゃん、今から家行ってもいい…?』
「は? …なんかあったか?』
『んん…ちょっと、一人でホラーゲームして』
「ああ…びっくりした。泣きそうな声だから心配しただろ。今から、…夜道一人で怖くないか?」
『…我慢する。一人で寝なきゃいけないほうが怖いもん』
「俺がそっち行こうか?」
『今あんまり部屋の掃除できてないからやだ』
「絶対俺の部屋より綺麗だけどな。ん、オーケー、そしたら迎えに行くから、一緒にお菓子でも買ってこっちに戻ろう。それなら浮奇は怖くない?」
『…ふーふーちゃんは優しすぎる』
「好きなヤツに優しくするのなんて当たり前だろ」
『俺もいっぱい優しくしたいから、困ったことがあったらすぐ教えて? 俺に、一番に』
781「は? …なんかあったか?』
『んん…ちょっと、一人でホラーゲームして』
「ああ…びっくりした。泣きそうな声だから心配しただろ。今から、…夜道一人で怖くないか?」
『…我慢する。一人で寝なきゃいけないほうが怖いもん』
「俺がそっち行こうか?」
『今あんまり部屋の掃除できてないからやだ』
「絶対俺の部屋より綺麗だけどな。ん、オーケー、そしたら迎えに行くから、一緒にお菓子でも買ってこっちに戻ろう。それなら浮奇は怖くない?」
『…ふーふーちゃんは優しすぎる』
「好きなヤツに優しくするのなんて当たり前だろ」
『俺もいっぱい優しくしたいから、困ったことがあったらすぐ教えて? 俺に、一番に』
らいか
DONE🐑🔮🔞です。エロくはないです。私の中では二人はswitchでしたが、ここ最近の様子から左右固定気味です。
タイトルはU2から。
思いつきのまま、書きました。
PASS:18↑? yes/no 4654
yukuri
DONE🐑🔮恋人の影のお話です。
巷で噂の彼の恋人Case 1: 香水
匂いと記憶は深く結びついているらしい。脳内の、香りを認識する場所と長期記憶をストックする場所が近いことに起因するそうだ。この前読んだ心理学の本で学んだ。
いい匂いで思い出す人といえば、浮奇ヴィオレタさん。私が最近マネージャーを担当することになった新人歌手。
彼は一年前にメジャーデビューを果たし、徐々に若い層を中心に人気を集めはじめている。
『マンションの駐車場に到着しました』
電話でお迎えの連絡を入れる。ちょうど準備ができた頃らしい。浮奇さんは一見ふわふわしているように見えて、内面は驚くほどきちんとしている。時間を伝えれば5分前には必ず用意を終えていてくれるなど、こちらとしてもスムーズにサポートが進められるのでありがたい。
5470匂いと記憶は深く結びついているらしい。脳内の、香りを認識する場所と長期記憶をストックする場所が近いことに起因するそうだ。この前読んだ心理学の本で学んだ。
いい匂いで思い出す人といえば、浮奇ヴィオレタさん。私が最近マネージャーを担当することになった新人歌手。
彼は一年前にメジャーデビューを果たし、徐々に若い層を中心に人気を集めはじめている。
『マンションの駐車場に到着しました』
電話でお迎えの連絡を入れる。ちょうど準備ができた頃らしい。浮奇さんは一見ふわふわしているように見えて、内面は驚くほどきちんとしている。時間を伝えれば5分前には必ず用意を終えていてくれるなど、こちらとしてもスムーズにサポートが進められるのでありがたい。
おもち
TRAININGPsyBorg。🐏🔮寄り。二人でお酒飲んでくれ初めて二人きりで飲んだ時に浮奇が「俺のために一杯作って?」とねだってくれてから、二人で飲む時は毎回その時の気分で浮奇の好きそうな酒を作ってやっていた。
最初は、そうだ、ちょうど俺のお気に入りの白ワインを開けていて、でも浮奇は好みの赤ワインばかり飲んでいたからこっちも美味いんだぞと教えてやりたくなり『キール』というシンプルなカクテルを作った。白ワインにカシスリキュールを入れるだけであっという間に作れるけれど美しく美味しいそれを浮奇の前にサーブすると、浮奇はうっとりした目で「ふーふーちゃんの色だ」と呟いた。全く意識していなかったから呆気に取られ、それから声を押し殺して笑う。
キールのカクテル言葉は『最高のめぐり逢い』。浮奇をイメージして作ったのにその色が俺だなんて、無意識で最高のめぐり逢いができたようだな。ロマンチスト過ぎて恥ずかしいから浮奇には内緒にしておこう。
3050最初は、そうだ、ちょうど俺のお気に入りの白ワインを開けていて、でも浮奇は好みの赤ワインばかり飲んでいたからこっちも美味いんだぞと教えてやりたくなり『キール』というシンプルなカクテルを作った。白ワインにカシスリキュールを入れるだけであっという間に作れるけれど美しく美味しいそれを浮奇の前にサーブすると、浮奇はうっとりした目で「ふーふーちゃんの色だ」と呟いた。全く意識していなかったから呆気に取られ、それから声を押し殺して笑う。
キールのカクテル言葉は『最高のめぐり逢い』。浮奇をイメージして作ったのにその色が俺だなんて、無意識で最高のめぐり逢いができたようだな。ロマンチスト過ぎて恥ずかしいから浮奇には内緒にしておこう。
やっぱり//🐏
DONE🔮&🐏(浮奇視点)。なんと4話目!浮奇が裏で人を殺した話でもあるので注意が必要かもです。
🔮は自分の懐に入れた人以外は「人間」って思ってないところありそうよな~って思いながら書いたので完璧な妄想です。
※学パロ+歌パロなので詳しくは一話目を参考にしてください!
🔮と🐏の逃避行 (浮奇視点のお話)ep.6
「おやすみ、ふーふーちゃん」
自分を置いてあっという間に眠りについた隣の男の寝顔を眺めて呟いた。
彼は眠気にめっぽう弱いようで、ビジネスホテルについてからはどこかぼんやりとしたまま過ごしていたFulgerを浮奇は回想する。
ホテル前で買っておいた替えの下着と薄い生地のTシャツを手渡すと半ば閉じかけている目を擦りながら下着だけとってシャワーを浴びて出てきた。俺が先にシャワーを浴びさせて貰ったので着替えたあとに洗面所でスキンケアをしたいたら
途中ごっ と鈍い音が浴室から響いて来たので驚いてつい浴室のドアを開けて中を覗いてしまった。
綺麗な赤と銀と肌色で構成された男が湯けむりの中、前屈みになって鏡に頭をつけながらシャワーを浴びていた。
8012「おやすみ、ふーふーちゃん」
自分を置いてあっという間に眠りについた隣の男の寝顔を眺めて呟いた。
彼は眠気にめっぽう弱いようで、ビジネスホテルについてからはどこかぼんやりとしたまま過ごしていたFulgerを浮奇は回想する。
ホテル前で買っておいた替えの下着と薄い生地のTシャツを手渡すと半ば閉じかけている目を擦りながら下着だけとってシャワーを浴びて出てきた。俺が先にシャワーを浴びさせて貰ったので着替えたあとに洗面所でスキンケアをしたいたら
途中ごっ と鈍い音が浴室から響いて来たので驚いてつい浴室のドアを開けて中を覗いてしまった。
綺麗な赤と銀と肌色で構成された男が湯けむりの中、前屈みになって鏡に頭をつけながらシャワーを浴びていた。
こはく
DONEPsyBorg。🐑を失ってしまった🔮のお話。このお話自体はだいぶ前に書いていたのですが、SSの後の時空として楽しんでいただくこともできると思います。
お楽しみいただけると幸いです。
欠片に縋る、濡れた夜休日が、大嫌いだ。
切ない孤独を噛み締める時間なんて。
今はもうない愛しい人を想って泣く時間なんて。
「はー、」
もううんざりだった。
とても寒くて、体を震わせた。
そっと、自分の体を両腕で抱き締めた。
生きているとは思えないほど酷く冷たいそれに少しの恐怖を覚えながら、襲い続ける、心臓を貫くような痛みに唇をかみしめて耐える。
どうせそれしかできないのだから。
恋人が、この世を去って、早2年。
一体幾つ夜を越えれば、忘れられるのだろう。
ぼぅっと視線を宙にやった。今日は本当になにもない日だった。
激しい雨音が鳴り響く外は、生憎の曇天である。
暫くしてふと視線をおろした。
そこにある小さなテーブルには、カクテルの入ったグラスがふたつ。
2131切ない孤独を噛み締める時間なんて。
今はもうない愛しい人を想って泣く時間なんて。
「はー、」
もううんざりだった。
とても寒くて、体を震わせた。
そっと、自分の体を両腕で抱き締めた。
生きているとは思えないほど酷く冷たいそれに少しの恐怖を覚えながら、襲い続ける、心臓を貫くような痛みに唇をかみしめて耐える。
どうせそれしかできないのだから。
恋人が、この世を去って、早2年。
一体幾つ夜を越えれば、忘れられるのだろう。
ぼぅっと視線を宙にやった。今日は本当になにもない日だった。
激しい雨音が鳴り響く外は、生憎の曇天である。
暫くしてふと視線をおろした。
そこにある小さなテーブルには、カクテルの入ったグラスがふたつ。
こはく
DONE🐑を失った🔮のお話。SSです。願いを描いた空には星が瞬いた。
溢れんばかりのそれは、いつしか涙を堪えているように見えてくる。
少しだけ、昔集めていたおもちゃの宝石を思い出す。
ごちゃごちゃして、それでいて優しい光。
「───────」
顔だけが夜空を向いて、そのまま。
世界で一番愛しい人の名前を呼んだ。
視界が、壊れるみたいにスパークした。
頬を伝うそれすらも、きっともう必要のないもの。
「大切に、したかった」
柔く滲んだ語尾にも気付かないふり。
愛も、憂いも、後悔も。
吐き出せばいいのに、それだけができない。
口にした瞬間に完結してしまう気がして。
はは、と空っぽの頭で笑った。
僕は悪い男だった。
でも、彼の隣ではそんなことでさえ笑って肯定できるような温かさがあって。
「おかしいな、」
868溢れんばかりのそれは、いつしか涙を堪えているように見えてくる。
少しだけ、昔集めていたおもちゃの宝石を思い出す。
ごちゃごちゃして、それでいて優しい光。
「───────」
顔だけが夜空を向いて、そのまま。
世界で一番愛しい人の名前を呼んだ。
視界が、壊れるみたいにスパークした。
頬を伝うそれすらも、きっともう必要のないもの。
「大切に、したかった」
柔く滲んだ語尾にも気付かないふり。
愛も、憂いも、後悔も。
吐き出せばいいのに、それだけができない。
口にした瞬間に完結してしまう気がして。
はは、と空っぽの頭で笑った。
僕は悪い男だった。
でも、彼の隣ではそんなことでさえ笑って肯定できるような温かさがあって。
「おかしいな、」