(野田)
DONEすてEp4劇中劇。相変わらず距離感バグってて無自覚両思いのソラとコウのはなし。お家とお部屋の設定は出ていないので捏造です。お酒飲んでご機嫌なソラとそんなソラにほんのちょこーっと振り回されるコウ。「んふふふ〜♪」
「ソラ、飲み過ぎ」
クラブWYDの従業員だけでひっそりと行われた内輪のパーティー。浮かれ気分のお客たちが次々と押し寄せるいわば繁忙期を終えた慰労会みたいなものだ。
隣に座る見た目の割にきちんと成人済みだといううちの新しい看板スターはアルコールも入ってずいぶんとご機嫌だった。
「まあいいや。ソラはもう連れて帰るから」
「まだ飲む〜!」
「明日も仕事だよ。それとも、俺よりお酒の方がいい?」
明日も仕事とは言ったがそんなのデタラメだ。酔っ払っているソラには判断がつかないだろうと思って言ったにすぎないのだが、まさかこんな状況で店を開けるのかとギョッとした他の従業員たちに向けて黙っていてと口元に指を立てて笑えば皆安堵の表情を浮かべていた。
2315「ソラ、飲み過ぎ」
クラブWYDの従業員だけでひっそりと行われた内輪のパーティー。浮かれ気分のお客たちが次々と押し寄せるいわば繁忙期を終えた慰労会みたいなものだ。
隣に座る見た目の割にきちんと成人済みだといううちの新しい看板スターはアルコールも入ってずいぶんとご機嫌だった。
「まあいいや。ソラはもう連れて帰るから」
「まだ飲む〜!」
「明日も仕事だよ。それとも、俺よりお酒の方がいい?」
明日も仕事とは言ったがそんなのデタラメだ。酔っ払っているソラには判断がつかないだろうと思って言ったにすぎないのだが、まさかこんな状況で店を開けるのかとギョッとした他の従業員たちに向けて黙っていてと口元に指を立てて笑えば皆安堵の表情を浮かべていた。
(野田)
DONEすてEp4劇中劇のソラとコウの小話。無自覚両思いで距離感がバグってる2人。終始捏造しかないのでなんでも平気な人向け。「……ソラ、ちょっと太った?」
白く長い指が俺の頬を軽くつつく。ふわふわなのかぷにぷになのかはわからないけれど、それなりの弾力を持って頬は指を弾き返した。
ゆったりとしたオーバーサイズのパーカー下、するりと入り込んだ手が脇腹の肉を優しく掴んだ。
「ふ、太ってないもん……!! これは、これはその、ロス出て美味しいご飯いっぱい食べたからちょーっと肉付きがよくなっただけで決して太ってはいない!」
「ふ〜ん、そう」
「うう……」
自分でも薄々自覚はあった。少しずつではあるが着実に体重が増しているということに。歌って踊って、消費はしているはずなのにカロリー摂取がそれを上回るのかふわっとしている。主にお腹まわりが。
それもこれもご飯が美味しすぎるのが悪い、絶対そうだ。そういうことにしよう。
2163白く長い指が俺の頬を軽くつつく。ふわふわなのかぷにぷになのかはわからないけれど、それなりの弾力を持って頬は指を弾き返した。
ゆったりとしたオーバーサイズのパーカー下、するりと入り込んだ手が脇腹の肉を優しく掴んだ。
「ふ、太ってないもん……!! これは、これはその、ロス出て美味しいご飯いっぱい食べたからちょーっと肉付きがよくなっただけで決して太ってはいない!」
「ふ〜ん、そう」
「うう……」
自分でも薄々自覚はあった。少しずつではあるが着実に体重が増しているということに。歌って踊って、消費はしているはずなのにカロリー摂取がそれを上回るのかふわっとしている。主にお腹まわりが。
それもこれもご飯が美味しすぎるのが悪い、絶対そうだ。そういうことにしよう。