瀧よし
DONE捏造設定バリバリあります軽く知己越えしてます
この話の続きです→https://poipiku.com/1948062/8359063.html
泥酔2捏造設定バリバリあります
軽く知己越えしてます
すっかり泥酔したあの日から、どれぐらい経ったろうか。
温客行と共に木の洞へ入れた果物が何ヶ所か良い具合になった頃、再び酒が飲める日が来たことを喜んでいたのだが。
「もう阿絮は飲んじゃ駄目!」
まだほろ酔い程度だというのに、酒甕を取り上げられてしまった。
卓の上には既に空いた酒甕がいくつか転がっているが、それでは呑みたりやしない。
ムッと温客行に手を伸ばしたがひらりと避けられる。
ムムッと立ち上がりさらに詰め寄るが、高く掲げられてしまい面白くないと睨みつけた。
「何故だ。まだ残っているだろう知っているんだぞ?」
「前に酷く酔っ払った時のことを覚えていないから、そんな事が言えるんだ」
4564軽く知己越えしてます
すっかり泥酔したあの日から、どれぐらい経ったろうか。
温客行と共に木の洞へ入れた果物が何ヶ所か良い具合になった頃、再び酒が飲める日が来たことを喜んでいたのだが。
「もう阿絮は飲んじゃ駄目!」
まだほろ酔い程度だというのに、酒甕を取り上げられてしまった。
卓の上には既に空いた酒甕がいくつか転がっているが、それでは呑みたりやしない。
ムッと温客行に手を伸ばしたがひらりと避けられる。
ムムッと立ち上がりさらに詰め寄るが、高く掲げられてしまい面白くないと睨みつけた。
「何故だ。まだ残っているだろう知っているんだぞ?」
「前に酷く酔っ払った時のことを覚えていないから、そんな事が言えるんだ」
瀧よし
DONE泥酔阿絮の温周です勝手な自己設定有!
泥酔温周泥酔
「阿絮!」
朝から武庫の外へ出ていた温客行は、息を弾ませ中へと駆け込んだ。
外は相変わらずの雪山ではあるが、季節は春。
麓へ近づけば花は咲き誇り、ここまで流れてくる風すら湿った土と花の香りが混ざるようになっていた。
「阿絮!いるか!?」
「老温、こっちだ」
名前を呼べば、すぐに応えがあり奥から気配がする。
二人で雪山の神仙となり早数年が過ぎた。
氷雪を食べ、鍛錬をして過ごす生活にも随分と慣れて、ゆっくりとした時間を過ごす日々。
周子舒は奥義書や農書を紐解いては楽しそうに読んでおり、そういえば遊ぶより鍛錬の好きな子供だったなと思い出して苦笑する。
「いたいた!阿絮、見てくれ!」
巻物を読んでいたらしい周子舒がくるくるとそれを巻き、棚へ戻す姿を見つけた温客行は子供のように駆け寄り、手に持っていた物を差し出した。
7341「阿絮!」
朝から武庫の外へ出ていた温客行は、息を弾ませ中へと駆け込んだ。
外は相変わらずの雪山ではあるが、季節は春。
麓へ近づけば花は咲き誇り、ここまで流れてくる風すら湿った土と花の香りが混ざるようになっていた。
「阿絮!いるか!?」
「老温、こっちだ」
名前を呼べば、すぐに応えがあり奥から気配がする。
二人で雪山の神仙となり早数年が過ぎた。
氷雪を食べ、鍛錬をして過ごす生活にも随分と慣れて、ゆっくりとした時間を過ごす日々。
周子舒は奥義書や農書を紐解いては楽しそうに読んでおり、そういえば遊ぶより鍛錬の好きな子供だったなと思い出して苦笑する。
「いたいた!阿絮、見てくれ!」
巻物を読んでいたらしい周子舒がくるくるとそれを巻き、棚へ戻す姿を見つけた温客行は子供のように駆け寄り、手に持っていた物を差し出した。