kimitsu
DOODLETwitter (現X) で流した小ネタを置いていきます。都度更新していきます。
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蜂凛 SSS ※4/27更新▪幸せとは、認識の齟齬について(2024/2/18)
凛ちゃんは、しつこい俺に根負けしてイヤイヤ付き合ってくれてると思ってる蜂楽。美人な若い女の子とフライデーされたのをきっかけに様子がおかしくなっていく。
「おい蜂楽、おまえいいかげんにしろよ。俺とずっと目を合わせない、無視決め込んでんのはどういう了見だ」
「あ、ぅ」
「?まさか体調悪いのか?チームの医者には相談したのか?病院行くか」
「ぇ」
「どこが痛い?叱らねぇから。言え」
「別れて」
「……は?」
「もう別れてほしいの、凛ちゃん。俺、疲れちゃった」
「……具合は悪くないんだな?」
「試合見たでしょ?絶好調」
「そうは、見えないけどが」
「ぅ」
「別れるタイミング見計らってたから、様子おかしかったんだな」
3984凛ちゃんは、しつこい俺に根負けしてイヤイヤ付き合ってくれてると思ってる蜂楽。美人な若い女の子とフライデーされたのをきっかけに様子がおかしくなっていく。
「おい蜂楽、おまえいいかげんにしろよ。俺とずっと目を合わせない、無視決め込んでんのはどういう了見だ」
「あ、ぅ」
「?まさか体調悪いのか?チームの医者には相談したのか?病院行くか」
「ぇ」
「どこが痛い?叱らねぇから。言え」
「別れて」
「……は?」
「もう別れてほしいの、凛ちゃん。俺、疲れちゃった」
「……具合は悪くないんだな?」
「試合見たでしょ?絶好調」
「そうは、見えないけどが」
「ぅ」
「別れるタイミング見計らってたから、様子おかしかったんだな」
kimitsu
PROGRESSマシュマロでリクエストいただいた、バツ1子持ち蜂楽親子とお隣の凛ちゃん with 何も知らない潔さん、の途中の章です。CP指定はなかったため、蜂凛で進めています。
進捗報告、尻叩きのためアップします。
感想いただけたら嬉しいです。
バツ1子持ちの蜂楽くんとお隣の凛ちゃん with 潔さん(途中の章)夜中、凛はドンドンと何かを叩く音で目を覚ました。
明日は遠征のため、朝が早い。できれば気づかないふりをしてもう一度寝てしまいたかったが、玄関の方から聞こえるドアを叩く音は一向に止む気配がない。近所から苦情がくることを覚悟して無視するか、きっと今夜は一睡もできなくなるだろうが様子を見に行くか。前者を選ぼうとした凛だったが、聞こえるはずのない泣き声が耳に入った気がして、小さく舌打ちをして布団から出た。
玄関へ向かうと、やはり外側から誰かが扉を叩く音が響いていた。このマンションはセキュリティーが高く、外部の人間がコンシェルジュを通さずに各戸の玄関まで来ることはできない。迷惑な客はインターフォンを押すことをせず、ひたすらにドアを殴打している。なぜインターフォンを鳴らすことをしないのか。答えは簡単、手が届かないからだ。
2577明日は遠征のため、朝が早い。できれば気づかないふりをしてもう一度寝てしまいたかったが、玄関の方から聞こえるドアを叩く音は一向に止む気配がない。近所から苦情がくることを覚悟して無視するか、きっと今夜は一睡もできなくなるだろうが様子を見に行くか。前者を選ぼうとした凛だったが、聞こえるはずのない泣き声が耳に入った気がして、小さく舌打ちをして布団から出た。
玄関へ向かうと、やはり外側から誰かが扉を叩く音が響いていた。このマンションはセキュリティーが高く、外部の人間がコンシェルジュを通さずに各戸の玄関まで来ることはできない。迷惑な客はインターフォンを押すことをせず、ひたすらにドアを殴打している。なぜインターフォンを鳴らすことをしないのか。答えは簡単、手が届かないからだ。