calmdestorm2
DONEロマサガ2R厄介な時代に皇帝となった宮廷魔術師(男)と、その友人のシティシーフ(男)のお話(シリーズ化予定)
歴代の皇帝の記憶を受け継ぐ事による弊害が出ています
名前
宮廷魔術師はサジタリウス
シティシーフはクロウ
順番としては2番目の子の名前だけれど、8人越えた2周目の彼らです
(つまり10番目)
深夜、アバロン帝国。
先日継承の儀を受け新たな皇帝となった宮廷魔術師のサジタリウスは、自室となった皇帝の部屋で大量の資料に目を通していた。
かつての皇帝達が成し得なかった、ある不祥事を解決する為の糸口を探す為だ。
今までは臣下として帝国に貢献していたが、まさか自分が民を導く立場になるとは夢にも思っていなかった。
だが、皇帝となった事で、出来る事が増えたのは確かである。
(少しでも、この状況を変えていかないと……)
よしっと声を出し気合いを入れ分厚い本を広げるが、身体は限界に近いのか不意に出るあくび。
時計に目をやれば、時刻は日にちをとうの昔に跨いでいた。
明日は……否、今日も早く起床し公務をこなさればならない。
2190先日継承の儀を受け新たな皇帝となった宮廷魔術師のサジタリウスは、自室となった皇帝の部屋で大量の資料に目を通していた。
かつての皇帝達が成し得なかった、ある不祥事を解決する為の糸口を探す為だ。
今までは臣下として帝国に貢献していたが、まさか自分が民を導く立場になるとは夢にも思っていなかった。
だが、皇帝となった事で、出来る事が増えたのは確かである。
(少しでも、この状況を変えていかないと……)
よしっと声を出し気合いを入れ分厚い本を広げるが、身体は限界に近いのか不意に出るあくび。
時計に目をやれば、時刻は日にちをとうの昔に跨いでいた。
明日は……否、今日も早く起床し公務をこなさればならない。
funa_314
TRAININGうちの帝国の傭兵くん達とその相方がどっかに集合してる特殊嗜好話です。前に公開したのにちょっと追加しました。泡末のような話。※ヘクジェラとサジオラとハーキュリーズ×終帝くんを混ぜた傭兵一人称雑文です。
「…何処なんですかね、此処」
夜半眠りに付いた記憶はある。
最終決戦を前にして怖気付く自分を慰めてくれた白銀の色を持つ主君と共に。
覚醒する刻かと思い目を開ければ広い白の世界に自分と主君のみがいるのみで仲間達の気配すら感じられない。
「何処なんだろうねえ、死後の世界?
一緒に寝たら2人で死んでるってのも悪くは無いけど時期的には良くないね」
「いや俺はともかく貴方は…!」
この方即位直後から色々あった事もあってか本当に動じないしそこが強さではあるけども言い合いをしている場合でも無い。
とりあえず方向も掴めないままただまっすぐ勘に頼って歩いて行くうちに扉だけが1枚存在する空間にたどり着いた。
2838「…何処なんですかね、此処」
夜半眠りに付いた記憶はある。
最終決戦を前にして怖気付く自分を慰めてくれた白銀の色を持つ主君と共に。
覚醒する刻かと思い目を開ければ広い白の世界に自分と主君のみがいるのみで仲間達の気配すら感じられない。
「何処なんだろうねえ、死後の世界?
一緒に寝たら2人で死んでるってのも悪くは無いけど時期的には良くないね」
「いや俺はともかく貴方は…!」
この方即位直後から色々あった事もあってか本当に動じないしそこが強さではあるけども言い合いをしている場合でも無い。
とりあえず方向も掴めないままただまっすぐ勘に頼って歩いて行くうちに扉だけが1枚存在する空間にたどり着いた。