はぱまる
REHABILI誘ったら断られた話。やまもおちもいみもねぇよ
多分別にべったりと好きってわけではないんだけどね。執着も独占もない。自分の書くこの二人は大体そう。
ゆるし「せんぱーい、写真撮らして!」
「いいぞ!」
「せんぱーい、髪いじらして!」
「いいぞ!」
「せんぱーい、服のアレンジ一緒に考えてよ」
「いいぞ!」
「せんぱーい、面白いポーズとって〜」
「いいぞ!」
いつからか瑞希は、司とよく遊ぶようになっていた。もしくは構ってもらっていたのだろうか。
元々学校に行くのは億劫だったのに、司先輩がいるからと、午後には時折行くようになった。お昼を一緒に食べたり、司の用事がない放課後は一緒に遊んだりした。それでも毎日行くことはなかったけど、時折来ては話しかけてくる瑞希に司は笑顔を見せた。
その日も瑞希は昼過ぎ頃学校へ行き、放課後に校庭の隅のベンチで司と話していた。
「それでも類がやると聞かんから仕方なくだな?! いや、ショーが良くなるなら構わんのだがな……」
1057「いいぞ!」
「せんぱーい、髪いじらして!」
「いいぞ!」
「せんぱーい、服のアレンジ一緒に考えてよ」
「いいぞ!」
「せんぱーい、面白いポーズとって〜」
「いいぞ!」
いつからか瑞希は、司とよく遊ぶようになっていた。もしくは構ってもらっていたのだろうか。
元々学校に行くのは億劫だったのに、司先輩がいるからと、午後には時折行くようになった。お昼を一緒に食べたり、司の用事がない放課後は一緒に遊んだりした。それでも毎日行くことはなかったけど、時折来ては話しかけてくる瑞希に司は笑顔を見せた。
その日も瑞希は昼過ぎ頃学校へ行き、放課後に校庭の隅のベンチで司と話していた。
「それでも類がやると聞かんから仕方なくだな?! いや、ショーが良くなるなら構わんのだがな……」
はぱまる
REHABILIふと思いついたから書きました。お昼休みのいっときです。花占い「好き、嫌い、好き、嫌い……」
「何やってるんだ」
「あ、先輩」
お昼の時間。珍しく学校に来ていた瑞希は花壇のそばにしゃがみ込み、萎れかけた花の花弁をプチプチとちぎり取っていた。通り掛かったらしい司が空のお弁当箱を手に瑞希の隣にしゃがみ、手元を見つめる。
「花占いか?」
「そだよー。好き、嫌い、好き……あー、嫌いで終わっちゃった」
「奇数の時は好きから、偶数の時は嫌いから始めると好きで終わるらしいぞ」
「そうなんだ。でも一々花弁の数なんて見てないよー」
笑いながら瑞希は花弁の取れたそれをポイと投げ捨て、また新しく萎れかけの花を手に取る。
「先輩もやってみる?」
「類に怒られそうだから辞めておく」
「あー、案外好きだもんね、類」
756「何やってるんだ」
「あ、先輩」
お昼の時間。珍しく学校に来ていた瑞希は花壇のそばにしゃがみ込み、萎れかけた花の花弁をプチプチとちぎり取っていた。通り掛かったらしい司が空のお弁当箱を手に瑞希の隣にしゃがみ、手元を見つめる。
「花占いか?」
「そだよー。好き、嫌い、好き……あー、嫌いで終わっちゃった」
「奇数の時は好きから、偶数の時は嫌いから始めると好きで終わるらしいぞ」
「そうなんだ。でも一々花弁の数なんて見てないよー」
笑いながら瑞希は花弁の取れたそれをポイと投げ捨て、また新しく萎れかけの花を手に取る。
「先輩もやってみる?」
「類に怒られそうだから辞めておく」
「あー、案外好きだもんね、類」