shidarigawa
DONEたのしみです!ということで、まだ…間に合……合っ…ものさしを用意して読むと臨場感が出ます…30㎝プラスチック製がおすすめです#リュウシマ真ん中バースデー2023
リュウジさんのものさし 超進化研究所名古屋支部の指令室。僕は背もたれがあるゲーミングチェアみたいな椅子に座って大きなモニターを見上げている。
モニターには僕のドクターイエローがたくさんの整備士にチェックされているのが映っている。この機体にはカッコいいのにかわいいところがある。なんて改めて思っていた。
今日はドクターイエローの試験運転だ。僕も後で搭乗するが、今は待機している。作業場の方が少し遅れていて指令室は軽い待ち時間なのだ。
ふと、手元にある映っていない真っ暗なモニターが目に入る。ガラス素材のそれはピカピカに磨き込まれていて、黒い画面に僕の顔が反射している。ふと気になって自分の顔を覗き込み、大きく跳ねた前髪を触って少し横に流す。
2686モニターには僕のドクターイエローがたくさんの整備士にチェックされているのが映っている。この機体にはカッコいいのにかわいいところがある。なんて改めて思っていた。
今日はドクターイエローの試験運転だ。僕も後で搭乗するが、今は待機している。作業場の方が少し遅れていて指令室は軽い待ち時間なのだ。
ふと、手元にある映っていない真っ暗なモニターが目に入る。ガラス素材のそれはピカピカに磨き込まれていて、黒い画面に僕の顔が反射している。ふと気になって自分の顔を覗き込み、大きく跳ねた前髪を触って少し横に流す。
るうノ
DONE2023/2/28#リュウシマ真ん中バースデー2023
タグお借りします🙏
絵を描く際に何となく考えていた設定をお話にしました。
🐉🏝に至ってません。お互いのことを意識し始めたところ。
赴くままに書いたので何でも許せる方、お口に合わなくてもスルーできる方はどうぞ。
※出てくる風景描写は全て架空のものです。
その温度冬の朝、空気は澄んで冷たい。
吐く息が白く浮かんでは、リュウジの歩く速度に合わせて後ろに流れてゆく。
見慣れたカフェの看板が見えて来る。
近づいてみると店内は明るく、席は既に半分以上使用されているように見える。
彼は振り返り、道路を挟んで反対側の駅前広場を見やる。
そこにあるのは待ち合わせ場所に指定している時計塔。
約束の時間にはだいぶ早いことを確認すると、彼はカフェに入って行った。
焼き菓子の並んだカウンターで店員と言葉を交わすと、程なくして蓋が付いた高さ 10cm程のカップを受け取り、時計塔が見える窓際のカウンター席に着いた。
冷えた手にカップの温かさがじんわりと伝わってくる。
一口目は温度を確かめるように少量をゆっくりと飲む。
1992吐く息が白く浮かんでは、リュウジの歩く速度に合わせて後ろに流れてゆく。
見慣れたカフェの看板が見えて来る。
近づいてみると店内は明るく、席は既に半分以上使用されているように見える。
彼は振り返り、道路を挟んで反対側の駅前広場を見やる。
そこにあるのは待ち合わせ場所に指定している時計塔。
約束の時間にはだいぶ早いことを確認すると、彼はカフェに入って行った。
焼き菓子の並んだカウンターで店員と言葉を交わすと、程なくして蓋が付いた高さ 10cm程のカップを受け取り、時計塔が見える窓際のカウンター席に着いた。
冷えた手にカップの温かさがじんわりと伝わってくる。
一口目は温度を確かめるように少量をゆっくりと飲む。