りま!
DOODLE⚠︎2部バレあり2部読んでから勢いだけで書き上げた叢戴です。
叢雲の処遇が決まる辺りの全て妄想です。
呼び方やら色々違うかもしれません…全て妄想なので許して…。
叢雲と戴天は両想いだった幻覚で成り立っています。
子供前で何やってんだ!と書きながら思ってました。
それはまるで呪いのような 屋敷の大広間は異様な雰囲気に包まれていた。高塔の名を持つ大人が大勢集まり、大広間の端を囲うように座っている。
父は上座に座り、俺はその隣に。雨竜はこの場には居ない。辺りを見回すと、戴天の姿も見える。異様な雰囲気に呑まれ、元々色素の薄い肌が青ざめている。彼はこの後起こる議論に耐えられるだろうか。いや、彼ならきっと大丈夫だ。
どのような議論になるかは分かっている。これから自分はどうなるのだろう。良くないことになる、それだけは分かる。最悪の場合、明日にはもうこの家には居ないのだろう。
父と叔父の言い争いをどこか他人のように聞きながら、心配なのはここに残す雨竜のことだった。雨竜は芯の強い子だ。でもまだ幼い彼が受け入れるにはあまりにも大きい重責と現実。どうか雨竜が立ち上がれるように祈るばかりだった。
4828父は上座に座り、俺はその隣に。雨竜はこの場には居ない。辺りを見回すと、戴天の姿も見える。異様な雰囲気に呑まれ、元々色素の薄い肌が青ざめている。彼はこの後起こる議論に耐えられるだろうか。いや、彼ならきっと大丈夫だ。
どのような議論になるかは分かっている。これから自分はどうなるのだろう。良くないことになる、それだけは分かる。最悪の場合、明日にはもうこの家には居ないのだろう。
父と叔父の言い争いをどこか他人のように聞きながら、心配なのはここに残す雨竜のことだった。雨竜は芯の強い子だ。でもまだ幼い彼が受け入れるにはあまりにも大きい重責と現実。どうか雨竜が立ち上がれるように祈るばかりだった。
りま!
DONEXにも流したけどログとして残します。暗香疎影 ふぁ……という間の抜けた声がして、叢雲は課題をしていた手を思わず止める。振り返ってみれば、寝巻きに着替えて2人用のソファーに座っている男の頭がコクリ、コクリと不規則に揺れていた。
時刻は九時半。寝るには少し早い時間だが、そういえば今日の授業は体を使うものが多く、疲れているのも無理はないなと思い直す。
「戴天、眠いのならベッドで寝ろ」
「はい……」
今にも閉じたまま開かなくなりそうな目をなんとか開き、意識をハッキリさせようとしているらしい。このままでは本格的にソファーで眠り込んでしまいそうだ。戴天をベッドまで運ぶのは難しいことではないので、まぁそれでもいいかと思い、課題に向き直る。
「おやすみ……なさ……」
2932時刻は九時半。寝るには少し早い時間だが、そういえば今日の授業は体を使うものが多く、疲れているのも無理はないなと思い直す。
「戴天、眠いのならベッドで寝ろ」
「はい……」
今にも閉じたまま開かなくなりそうな目をなんとか開き、意識をハッキリさせようとしているらしい。このままでは本格的にソファーで眠り込んでしまいそうだ。戴天をベッドまで運ぶのは難しいことではないので、まぁそれでもいいかと思い、課題に向き直る。
「おやすみ……なさ……」