椎野ワタリ
DONEノリと勢いと情熱ではじまったうちよそ高校生バンド青春小説です。ボーカル:なめこ(2年) @椎野
ギター:よねぞう(2年) @サン米オロシさん
ベース:つゆ (1年) @時々雨ちゃん
ドラム:しいたけ(2年) @椎野
残すはキーボード…!メンバー絶賛募集中!
ピアノ、オルガン経験・キーボードが得意な高校生キャラいませんか⁉
参加希望はリプライ・DMください!(BLなし/うちよそ絡み可歓迎)
夕焼けサンセット! 第2話 放課後、1年生の教室前。ざわめく後輩たちを掻き分け、目当てにしていた彼の近くに歩み寄る。それも2年生の3人で。
「なぁ、その…いきなりなんだけどバンドやらねぇ?」
怪訝な顔をしてこちらを見てくる。なるほど美人というのは確かに言えて…じゃなくて。
「ベースがめちゃくちゃ上手いってしいた…椎屋から聞いてたんだ。どうかな」
よねぞうがとてもカッコよく勧誘している。通りすがりの後輩女子がキャーキャー言っているのが聞こえた。…かわいいとかなんとか…。
「たけるさん?」
オレとよねぞう、ちらりとしいたけを見る彼は、何か思いついたのか思い出したのか()口元に笑みを浮かべて
「いいよ」
と一つ返事で頷いた。
え?
「ほっ、ほんとに良いのか?」
1265「なぁ、その…いきなりなんだけどバンドやらねぇ?」
怪訝な顔をしてこちらを見てくる。なるほど美人というのは確かに言えて…じゃなくて。
「ベースがめちゃくちゃ上手いってしいた…椎屋から聞いてたんだ。どうかな」
よねぞうがとてもカッコよく勧誘している。通りすがりの後輩女子がキャーキャー言っているのが聞こえた。…かわいいとかなんとか…。
「たけるさん?」
オレとよねぞう、ちらりとしいたけを見る彼は、何か思いついたのか思い出したのか()口元に笑みを浮かべて
「いいよ」
と一つ返事で頷いた。
え?
「ほっ、ほんとに良いのか?」
椎野ワタリ
MAIKINGバンドやろうぜ!なノリから始まった青春小説(?)です。メンバーはベースまで決まってますが、まだ登場しません…!
ボーカル:滑川虎徹(なめこ)
ギター:枚岡米三(よねぞう)
ドラム:椎家岳琉(しいたけ)
ベース:???()
キーボード:???()
少しずつ更新予定です!
夕焼けサンセット!「バンドやろうぜ!」
文化祭を目掛けてバンドを組んだ俺たちの活動は、しいたけが言い放ったこの一言で始まった。こいつはいつも唐突だ。
「は?メンバーは?」
このフワフワした言い出しっぺに誰が着いてくるのだろう。半ば呆れつつ、聞くだけ聞いてみる。
「ギターは音感のよさそうなよねぞうがいい!こてっちゃんはボーカルな」
困惑する俺を他所に、『俺たちの文化祭』と表紙に書かれたノートに勝手に書いていく。名前を呼ばれたと理解したらしいよねぞうは俺たちが座っている席に近づき、しいたけの丸文字が並ぶノートの中身を覗き込んだ。
「バンドやんの!?」
「そうだよ!よねぞうはギターな」
「あれか!派手にかき鳴らす系の!」
「そうそう、いつもやってるじゃん」
1329文化祭を目掛けてバンドを組んだ俺たちの活動は、しいたけが言い放ったこの一言で始まった。こいつはいつも唐突だ。
「は?メンバーは?」
このフワフワした言い出しっぺに誰が着いてくるのだろう。半ば呆れつつ、聞くだけ聞いてみる。
「ギターは音感のよさそうなよねぞうがいい!こてっちゃんはボーカルな」
困惑する俺を他所に、『俺たちの文化祭』と表紙に書かれたノートに勝手に書いていく。名前を呼ばれたと理解したらしいよねぞうは俺たちが座っている席に近づき、しいたけの丸文字が並ぶノートの中身を覗き込んだ。
「バンドやんの!?」
「そうだよ!よねぞうはギターな」
「あれか!派手にかき鳴らす系の!」
「そうそう、いつもやってるじゃん」