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DOODLE桐智。大学生で同棲設定。ふんわり設定。
大阪弁はふんわり。単語が下品です。
キスの仕方なんて知らない「要クン。一年経ったし、そろそろ白状してもらうで」
圭と秋斗が二人で暮らすアパートのダイニングキッチン。そのダイニングテーブルで圭と向かい合い、秋斗はにこやかに笑いかけた。
テーブルには酒を注いだグラスが二つある。グラスを満たしているのは以前知り合いから譲り受けて飲んだところ、圭の反応がよかった桃の果実酒だ。今日のためにわざわざ通販で取り寄せたその酒は、圭が白状しやすいようにとの秋斗なりの気遣いと、尋問するのは多少心が痛むのでその詫びを兼ねたもの。
とろりとしたクリーム色の酒をグラスに注いだときの圭の目は、少しばかり喜色を帯びていたが、秋斗の言葉で一気に真顔に戻った。口が引き攣らないように努力している様子さえある。圭と大学野球部で共に過ごすようになってから早三年。二人きりのときはこうして表情が表に出るようになった。圭の思考は表情に出ていなくても概ね分かるが、出ている方が秋斗の好みだ。秋斗以外は圭のこんな感情を知らないという軽い優越感が理由の一つ。あともう一つは、本人が秋斗の前だけ表情筋の動きが違うことを理解していないのがオモロ……ではなく、可愛いからだ。
2484圭と秋斗が二人で暮らすアパートのダイニングキッチン。そのダイニングテーブルで圭と向かい合い、秋斗はにこやかに笑いかけた。
テーブルには酒を注いだグラスが二つある。グラスを満たしているのは以前知り合いから譲り受けて飲んだところ、圭の反応がよかった桃の果実酒だ。今日のためにわざわざ通販で取り寄せたその酒は、圭が白状しやすいようにとの秋斗なりの気遣いと、尋問するのは多少心が痛むのでその詫びを兼ねたもの。
とろりとしたクリーム色の酒をグラスに注いだときの圭の目は、少しばかり喜色を帯びていたが、秋斗の言葉で一気に真顔に戻った。口が引き攣らないように努力している様子さえある。圭と大学野球部で共に過ごすようになってから早三年。二人きりのときはこうして表情が表に出るようになった。圭の思考は表情に出ていなくても概ね分かるが、出ている方が秋斗の好みだ。秋斗以外は圭のこんな感情を知らないという軽い優越感が理由の一つ。あともう一つは、本人が秋斗の前だけ表情筋の動きが違うことを理解していないのがオモロ……ではなく、可愛いからだ。
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DOODLEXにアップしたとどちと桐圭前提の謎の酔っ払い時空のえせ関西弁のその後のお話。圭ちゃんと藤堂くんが電話で話してるだけ。会話のみ。みんな20歳以上。設定ふんわり。
(携帯から全文閲覧できないみたいです……)
『おい、要!自分のツレの手綱ぐらい、しっかり握っとけ──!』
「~~ッ!葵っち、声でかいって!いきなり何の話」
『桐島のことだよ!』
「桐島さん?え?葵っちっとマブダチだっけ?」
『んなわけあるか!』
「ちょ、落ち着いて。マジ話見えないからさ……」
『……っ。……ここんとこ頻繁に、千早と桐島が二人きりで会ってんだよ』
「へ?瞬ちゃんと?なんで?」
『こっちが聞きてぇよ!てか、一緒に住んでんだろ。どこに行ってるのか聞いてねぇのかよ』
「知り合いと飲んでくるとしか。あの人の交友関係、変に広いってゆーか、妙な繋がりあり過ぎて、圭ちゃんの頭脳をもってしても全把握は無理。」
『……お前に聞いた俺がバカだった。わりぃ。』
「怒りMAXからのガチ謝罪、傷つくからやめて……」
1259「~~ッ!葵っち、声でかいって!いきなり何の話」
『桐島のことだよ!』
「桐島さん?え?葵っちっとマブダチだっけ?」
『んなわけあるか!』
「ちょ、落ち着いて。マジ話見えないからさ……」
『……っ。……ここんとこ頻繁に、千早と桐島が二人きりで会ってんだよ』
「へ?瞬ちゃんと?なんで?」
『こっちが聞きてぇよ!てか、一緒に住んでんだろ。どこに行ってるのか聞いてねぇのかよ』
「知り合いと飲んでくるとしか。あの人の交友関係、変に広いってゆーか、妙な繋がりあり過ぎて、圭ちゃんの頭脳をもってしても全把握は無理。」
『……お前に聞いた俺がバカだった。わりぃ。』
「怒りMAXからのガチ謝罪、傷つくからやめて……」
kikhimeqmoq
DONE桐智 大学生で付き合っている桐智。事後のいちゃいちゃです。地獄の門「死んだら無ですよ。静寂もクソもない」
賢者タイムを「死んだみたいに静かや」って言う男がおってんけどな。別に返事がほしいわけではなく、沈黙が嫌だったから思いついたことを口からそのまま垂れ流しただけなのに、何気なく漏らした話題の返事が「無」とは。もうちょっと言いようがあるやろ。
「死ぬ話なら、生まれ変わっても一緒にいたい、とか言うたらどうや。その方が可愛ええのに」
「可愛いのは桐島さんでしょ。生まれ変わってもなんて、ロマンチストの言うことですよ」
「ふはっ。そうか。俺はロマンチストか」
俺に向かってロマンチストやなんて言うやつは、要くらいしかおらんやろ。おかしくなって喉で笑うと、目の前の男は不思議そうに目を細めた。目尻と一緒に動く泣きぼくろ、やっぱエロいな。
1582賢者タイムを「死んだみたいに静かや」って言う男がおってんけどな。別に返事がほしいわけではなく、沈黙が嫌だったから思いついたことを口からそのまま垂れ流しただけなのに、何気なく漏らした話題の返事が「無」とは。もうちょっと言いようがあるやろ。
「死ぬ話なら、生まれ変わっても一緒にいたい、とか言うたらどうや。その方が可愛ええのに」
「可愛いのは桐島さんでしょ。生まれ変わってもなんて、ロマンチストの言うことですよ」
「ふはっ。そうか。俺はロマンチストか」
俺に向かってロマンチストやなんて言うやつは、要くらいしかおらんやろ。おかしくなって喉で笑うと、目の前の男は不思議そうに目を細めた。目尻と一緒に動く泣きぼくろ、やっぱエロいな。