wired_realworld
DOODLEネクドリ、ビッキー新天地でのあれこれを受け止めきれず、キャパオーバーして(悪い意味で)沸いてたときに書き殴ったものです。火弓リョに飛び火した挙げ句、最終的にマーシェスが結婚しました、ありがとう(?)。以下の短文つめこみです。●ビッキーとシェス
●マーとシェス
●ビッキーと火野
●火野と弓倉
●火弓リョ
●マーシェス
●マーシェス2
ビッキーなんで移籍してしもたん?【ビッキーとシェス】
「なぜおれに出さなかった?」
たどたどしいドイツ語で詰め寄るビクトリーノの剣幕にシェスターは少し驚きながら、プレーの状況と2人のFWの位置取りを思い出し、冷静な口調で説明をした。
「この展開ならマーガスのほうがフリーで撃てる確率が高かったんだ」
「あいつは外した」
「それはそうだが」
シェスターは肩をすくめた。実際のところ、長年コンビを組んでいるマーガスとの息は合っていた。どこにほしいか、どんなボールなら得意か、マーガスなら目を合わせなくても分かる。移籍してきたばかりのビクトリーノとのリズムは、当然その域には達していない。
「僕たちはもっと話をしたほうがよさそうだね、ビクトリーノ」
3994「なぜおれに出さなかった?」
たどたどしいドイツ語で詰め寄るビクトリーノの剣幕にシェスターは少し驚きながら、プレーの状況と2人のFWの位置取りを思い出し、冷静な口調で説明をした。
「この展開ならマーガスのほうがフリーで撃てる確率が高かったんだ」
「あいつは外した」
「それはそうだが」
シェスターは肩をすくめた。実際のところ、長年コンビを組んでいるマーガスとの息は合っていた。どこにほしいか、どんなボールなら得意か、マーガスなら目を合わせなくても分かる。移籍してきたばかりのビクトリーノとのリズムは、当然その域には達していない。
「僕たちはもっと話をしたほうがよさそうだね、ビクトリーノ」
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MOURNINGWチャ展示作品の元プロット(みたいなもの。文字だけ、ほぼ会話、長い)。プラトニック火弓リョ風味強め。空は繋がっている(火弓リョ)「おれも出られたらよかったな、ワールドユース」
「前の大会のときはどうしてたんだ」
「さあ、覚えてねぇな。代表には選ばれてない。どっちにしろアジア予選を勝ち抜けるチームでは……いやいや、そういうことじゃなくてさ、リョーマと一緒に――」
「……おれと?」
「……悪ィ。今の聞かなかったことにして。忘れて」
「……オウ」
「いや、無理だろ、忘れろって」
「ですよねー」
「……弓倉」
「……なに」
「ありがとな」
「……ン」
「おれは忘れないよ」
「……」
「忘れないと思う」
「何でそこ弱気なんだよ」
「……えー。あー。その、忘れたくないっていう気持ちは嘘じゃないから」
「おれは早く忘れたい」
「……」
「忘れて楽になりたい」
「……」
「……な、んで」
765「前の大会のときはどうしてたんだ」
「さあ、覚えてねぇな。代表には選ばれてない。どっちにしろアジア予選を勝ち抜けるチームでは……いやいや、そういうことじゃなくてさ、リョーマと一緒に――」
「……おれと?」
「……悪ィ。今の聞かなかったことにして。忘れて」
「……オウ」
「いや、無理だろ、忘れろって」
「ですよねー」
「……弓倉」
「……なに」
「ありがとな」
「……ン」
「おれは忘れないよ」
「……」
「忘れないと思う」
「何でそこ弱気なんだよ」
「……えー。あー。その、忘れたくないっていう気持ちは嘘じゃないから」
「おれは早く忘れたい」
「……」
「忘れて楽になりたい」
「……」
「……な、んで」