おりや🎤🔞
DONE #独帝深夜のワンドロワンライお題「匂わせ」+2h
当事者周りにしかわからない匂わせの話
ハッピーハロウィン? 今日で十月も終わる、金曜日の朝。俺はラブホテルの洗面台に向かって、身なりを整えていた。目の下の隈はどうしようもないけれど、代わりに髪と髭だけは、このまま出社しても問題ない状態にまで持っていく。
今日は七と五連勤目。鏡の中の自分は相変わらず死んだ顔をしているが、どこぞのギャンブラーのように七を強調して物事を考えられる程度には、回復している。
明日にはようやく休めるし、何よりもそのギャンブラーと共に一晩過ごして同じベッドで深く眠り込んだおかげで、なんとかラストの一日を乗り越えられそうだ。
「なあ、このシャツって今日はもう着ねぇの?」
件のギャンブラーが、ベッドルームの方から声をあげてきた。「んー?」と生返事をしながら剃り残しのチェックを終えて、そちらに戻る。
5459今日は七と五連勤目。鏡の中の自分は相変わらず死んだ顔をしているが、どこぞのギャンブラーのように七を強調して物事を考えられる程度には、回復している。
明日にはようやく休めるし、何よりもそのギャンブラーと共に一晩過ごして同じベッドで深く眠り込んだおかげで、なんとかラストの一日を乗り越えられそうだ。
「なあ、このシャツって今日はもう着ねぇの?」
件のギャンブラーが、ベッドルームの方から声をあげてきた。「んー?」と生返事をしながら剃り残しのチェックを終えて、そちらに戻る。
おりや🎤🔞
DONE #独帝深夜のワンドロワンライお題「こたつ」
冬の魔物に絡め取られる👔の話
⚠️露骨な描写はありませんが【R-15】で🙇♂️
⚠️ハッピー独帝
⚠️ナチュラルに同じ家にいる👔🎲
CPの二人より親密な🎲と📚がべら棒に好きなんですよね🫢
※閲覧は、16歳以上の方のみでお願いします。 3
おりや🎤
DONE #独帝深夜のワンドロワンライお題「猫」「祭りの後」
⚠️独帝/SS/全年齢
トラブルのせいで休日出勤した👔は、祭りの屋台を手伝ってきたという🎲と夜道で出くわして…。
🐈化リリックから始まる独帝の珍プレー劇場with🥂
⚠️いつものハッピー独帝オチ💪
幼馴染の言うことは、素直に聞くが吉?「——っぽ……独歩ってば!」
「ううん……まだ寝かせてくれ……」
小学校以来の幼馴染である一二三に肩を揺らされ、俺は覚醒しきらない頭で、奴の手から逃れるように背中を丸めた。その腕の中に、馴染みのない温かな感触がある。
長い毛並みに覆われたやわらかなそれは、どうやら生き物らしい。俺の呼吸と近いリズムで、膨らんで、しぼんで、と繰り返している。ちょうど、俺の顎の下辺りから腹の辺りで丸くなっているようだった。少しごわついた長い毛足が首筋や手のひらに触れて、くすぐったいけれど心地よい。
煙草を思わせる少し煙たい匂いのするその毛並みに、俺は擦り寄るように顎を埋めた。毛布に包まれるようなやさしい睡魔が、再び意識を覆い隠していく。
5955「ううん……まだ寝かせてくれ……」
小学校以来の幼馴染である一二三に肩を揺らされ、俺は覚醒しきらない頭で、奴の手から逃れるように背中を丸めた。その腕の中に、馴染みのない温かな感触がある。
長い毛並みに覆われたやわらかなそれは、どうやら生き物らしい。俺の呼吸と近いリズムで、膨らんで、しぼんで、と繰り返している。ちょうど、俺の顎の下辺りから腹の辺りで丸くなっているようだった。少しごわついた長い毛足が首筋や手のひらに触れて、くすぐったいけれど心地よい。
煙草を思わせる少し煙たい匂いのするその毛並みに、俺は擦り寄るように顎を埋めた。毛布に包まれるようなやさしい睡魔が、再び意識を覆い隠していく。
おりや🎤
DONE #独帝深夜のワンドロワンライお題「下心」「誕生日」
⚠️独帝/SS/全年齢
リーマン→教師に転向希望の👔(27)×陸上🎲(高3️⃣17)の純愛ドダ。
👔の教育実習から一年が経った5月のある日、偶然🎲と再会した👔は…。
恋(したごころ)と愛(まごころ)は紙一重「ッしゃあ! 俺の勝ちだ!!」
思わず、ゲームのコントローラーを投げ出してまで、両手で万歳をしていた。
一人暮らしの狭い1Kのフローリングに、コントローラーが落ちる。そのゴンッという鈍い音で、はたと我に返った。
今日は五月十五日。記念すべき、二十七歳一日目だった。そんな日に、社会人としてあまりにも幼い行動を取ってしまった。羞恥心で、顔から火が出そうだ。
やっちまった、と両手を挙げたまま硬直していると、隣から「ぶはっ」と吹き出す声が聞こえた。
「な、なんだよ……俺の勝ちに何か文句でもあるのか?」
笑われるようなことをしたのは自分だが、それでもやはり、笑われると反発心が湧く。コントローラーのコードを引っ張って手元に回収しながら、刺々しい視線を隣に向けた。
6037思わず、ゲームのコントローラーを投げ出してまで、両手で万歳をしていた。
一人暮らしの狭い1Kのフローリングに、コントローラーが落ちる。そのゴンッという鈍い音で、はたと我に返った。
今日は五月十五日。記念すべき、二十七歳一日目だった。そんな日に、社会人としてあまりにも幼い行動を取ってしまった。羞恥心で、顔から火が出そうだ。
やっちまった、と両手を挙げたまま硬直していると、隣から「ぶはっ」と吹き出す声が聞こえた。
「な、なんだよ……俺の勝ちに何か文句でもあるのか?」
笑われるようなことをしたのは自分だが、それでもやはり、笑われると反発心が湧く。コントローラーのコードを引っ張って手元に回収しながら、刺々しい視線を隣に向けた。