ぐるコース
DONEywpd🪨×夢
※夢主も京都弁、付き合ってる設定
『我慢強いあの人の誕生日』京都の六月は、初夏の風が気持ちええ季節や。光ちゃんの誕生日、六月五日。私は朝からウキウキで、紙袋には丁寧にラッピングしたプレゼントと、手作りケーキの箱を握りしめてた。光ちゃんの喜ぶ顔を想像したら、胸がドキドキしてたまらん。
「光ちゃん、びっくりしてくれるかなぁ」
私はひとりごちながら、京都伏見高校の自転車競技部の部室近くで待機。放課後、光ちゃんが練習終わりに出てくるのを待つ作戦や。
しばらくして、部室のドアがガラッと開く。汗と笑顔がまぶしい光ちゃんが、ジャージ姿で現れた。6月の陽気やのに、なんか爽やかさが光ちゃんには似合う。
「お、○○ちゃん! なんや、こんなとこで待っとるなんて珍しいな」
光ちゃんの声は、いつ聞いても柔らかくて耳に心地いい。ちょっと照れたような笑顔に、私の心臓はまたドキッと鳴る。
1797「光ちゃん、びっくりしてくれるかなぁ」
私はひとりごちながら、京都伏見高校の自転車競技部の部室近くで待機。放課後、光ちゃんが練習終わりに出てくるのを待つ作戦や。
しばらくして、部室のドアがガラッと開く。汗と笑顔がまぶしい光ちゃんが、ジャージ姿で現れた。6月の陽気やのに、なんか爽やかさが光ちゃんには似合う。
「お、○○ちゃん! なんや、こんなとこで待っとるなんて珍しいな」
光ちゃんの声は、いつ聞いても柔らかくて耳に心地いい。ちょっと照れたような笑顔に、私の心臓はまたドキッと鳴る。
ぐるコース
DONEywpd🪨(石垣)×夢
※夢主も京都弁、付き合ってる設定
『我慢の先に』京都伏見高校の廊下は、いつものようにガヤガヤしてた。けど、私の頭ん中はそれどころやなかった。目の前に立つ石垣光太郎――光ちゃんの真剣な目が、私の心をぎゅっと掴んで離さへん。
「○○ちゃん、俺、お前のことが好きや。付き合ってくれへんか?」
突然の告白やったけど、光ちゃんらしい真っ直ぐさがそこにはあった。私はドキドキしながら、頬を赤くして小さく頷いた。「…うん、ええよ、光ちゃん。」
その日から、私と光ちゃんの恋人生活が始まった。せやけど、光ちゃんはめっちゃ慎重やった。手を繋ぐのはええけど、キスとか、…それ以上のことには絶対に進まへん。「卒業してからな、○○ちゃん。」その言葉を聞くたび、私はモヤモヤしとった。光ちゃんの優しさは嬉しいけど、ちょっと物足りん気持ちもあったんや。
1432「○○ちゃん、俺、お前のことが好きや。付き合ってくれへんか?」
突然の告白やったけど、光ちゃんらしい真っ直ぐさがそこにはあった。私はドキドキしながら、頬を赤くして小さく頷いた。「…うん、ええよ、光ちゃん。」
その日から、私と光ちゃんの恋人生活が始まった。せやけど、光ちゃんはめっちゃ慎重やった。手を繋ぐのはええけど、キスとか、…それ以上のことには絶対に進まへん。「卒業してからな、○○ちゃん。」その言葉を聞くたび、私はモヤモヤしとった。光ちゃんの優しさは嬉しいけど、ちょっと物足りん気持ちもあったんや。