はるしき
TRAINING夢現(フウモク)子フモ
フウガとモクマの状況
どういうわけかフウガの夢の中に入り込んでいる
#お題ガチャ #CP場面設定ガチャ
目を開けたとき、モクマはアマフリ殿へ続く石段の途中にいた。
憂鬱な色をした曇り空が頭の上に広がり、今にも雨が降り出しそうだった。
「……なんだろう、ここ、なんか……変」
モクマは周囲を見回しながら、ゆっくりと石段を一段一段上がっていく。
疲労感は無い。ふわふわと足取りが覚束ない。どこか現実離れした違和感を覚えた。
モクマがゆっくりと上がった先は、滅多に足を踏み入れることも無いアマフリ殿へと辿り着く。
周囲を見回す。小柄な影が二つ、モクマの視界に入った。
「フウガ!」
モクマは突如響いたその声に驚き、反射的に草むらへ飛び込む。
ひどく混乱したモクマは、叫びそうになった口を両手で押さえる。
「お、れの、声?」
両手で口を押さえたモクマの指の隙間から、震える声が漏れる。
1319憂鬱な色をした曇り空が頭の上に広がり、今にも雨が降り出しそうだった。
「……なんだろう、ここ、なんか……変」
モクマは周囲を見回しながら、ゆっくりと石段を一段一段上がっていく。
疲労感は無い。ふわふわと足取りが覚束ない。どこか現実離れした違和感を覚えた。
モクマがゆっくりと上がった先は、滅多に足を踏み入れることも無いアマフリ殿へと辿り着く。
周囲を見回す。小柄な影が二つ、モクマの視界に入った。
「フウガ!」
モクマは突如響いたその声に驚き、反射的に草むらへ飛び込む。
ひどく混乱したモクマは、叫びそうになった口を両手で押さえる。
「お、れの、声?」
両手で口を押さえたモクマの指の隙間から、震える声が漏れる。