Matsuiti_EW
DOODLEEW_Half_spirit_AUのちょっとした裏設定。求められたので詳しく書いてきたよ。
別に反映してもしなくてもいい内容のものですが、鬱展開好きな人に刺さったら嬉しい。
※内容に酷めの火傷、ODの描写があります。
ハーフ専用の『精霊の力の抑制剤』の話。これは☘️❤️と☘️💙が大人になる頃に発明"されたばかり"の薬。
精霊の力を使えなくするものではなくあくまで抑えるのが目的とされ、☘️❤️のように右腕から勝手に火が出ている、☘️💙のように勝手に涙として水が出てくる、と中途半端に力を持ったせいで力の制御が上手くいかないハーフの手助けをするための薬です。
病院に行くことで処方してもらうことができ、これは一人一人で用量が違っています。何故なら力の強さには個人差があるから。発明されてすぐに☘️❤️と☘️💙も処方してもらいました。
しかし発明されたばかりの薬には問題点というのが少なからずあるもので、この抑制剤も例外ではありませんでした。
2326精霊の力を使えなくするものではなくあくまで抑えるのが目的とされ、☘️❤️のように右腕から勝手に火が出ている、☘️💙のように勝手に涙として水が出てくる、と中途半端に力を持ったせいで力の制御が上手くいかないハーフの手助けをするための薬です。
病院に行くことで処方してもらうことができ、これは一人一人で用量が違っています。何故なら力の強さには個人差があるから。発明されてすぐに☘️❤️と☘️💙も処方してもらいました。
しかし発明されたばかりの薬には問題点というのが少なからずあるもので、この抑制剤も例外ではありませんでした。
Matsuiti_EW
MEMOEW_Half_spirit_AUの派生ストーリーです。全員が大人になった後のものですが、これをちゃんとした派生作品にするかどうかは未定です。
基本小説はメモのような殴り書きしかしないので文章酷いです。内容が分かればええんや……。
EW_Spirit_weapons_AU?━━━━━表面上の共存が、いつか壊れてしまうことなんてきっと誰もが知っていたことだった。
それは本当に、些細で小さなきっかけだったと思う。
気づいたら人間と精霊とが対立を始めており、戦争が開始していた。
今まで共に生きてきたにも関わらず、彼らは殺し合うのだ。
そしてそれは、エッド達も例外ではなかった。
彼らも今まで住んでいた家を捨て、精霊として人間の敵となるしかなかった。__いや、エッドは元から人間が得意ではなかったからさほど問題はなかったかもしれない。
マットは、そんな親友について行った。
しかし、トードとトムは?
中途半端な血筋の二人には、人間の血も、精霊の血も流れている。
ましてやトムは精霊が苦手で、トードに至っては……。
871それは本当に、些細で小さなきっかけだったと思う。
気づいたら人間と精霊とが対立を始めており、戦争が開始していた。
今まで共に生きてきたにも関わらず、彼らは殺し合うのだ。
そしてそれは、エッド達も例外ではなかった。
彼らも今まで住んでいた家を捨て、精霊として人間の敵となるしかなかった。__いや、エッドは元から人間が得意ではなかったからさほど問題はなかったかもしれない。
マットは、そんな親友について行った。
しかし、トードとトムは?
中途半端な血筋の二人には、人間の血も、精霊の血も流れている。
ましてやトムは精霊が苦手で、トードに至っては……。
Matsuiti_EW
DOODLEEW_Half_spirit_AUの小説。☘️💚視点で、☘️❤️が家出した日の夜のお話です。
ぱっと思いついたので殴り書きしました。
☘️💚『あの子たちが愛されていると知ることが出来ますように』トードの部屋のドアを、音が立たないよう静かに閉める。
溜まった息を吐き出した途端にふと身体から力が抜けて、僕は思わずその場に座り込んでしまった。
━━━━━本当の親じゃねぇくせに!
トードが僕に吐き捨てた言葉を反芻する。
その声は怒鳴っているに等しいものだったのに、まるで迷子の子供みたいに今にも泣き出してしまいそうな顔をしていたトード。
僕の横を走り抜けていく彼を、僕は引き留めることができなかった。
…だって、トードの言う通りだ。僕は彼の本当の親じゃない。
血の繋がりもなければ精霊の種族も違う、僕はただ彼を育てただけ。
箱に入れられ、捨てられていた彼らを拾って。
本当に偶然でしかなかった、僕らの出会いは。
僕があの日コーラを買いに外に出なければ、あの道を通らなければ。
868溜まった息を吐き出した途端にふと身体から力が抜けて、僕は思わずその場に座り込んでしまった。
━━━━━本当の親じゃねぇくせに!
トードが僕に吐き捨てた言葉を反芻する。
その声は怒鳴っているに等しいものだったのに、まるで迷子の子供みたいに今にも泣き出してしまいそうな顔をしていたトード。
僕の横を走り抜けていく彼を、僕は引き留めることができなかった。
…だって、トードの言う通りだ。僕は彼の本当の親じゃない。
血の繋がりもなければ精霊の種族も違う、僕はただ彼を育てただけ。
箱に入れられ、捨てられていた彼らを拾って。
本当に偶然でしかなかった、僕らの出会いは。
僕があの日コーラを買いに外に出なければ、あの道を通らなければ。