なくた
DONE30日CPチャレンジ①手を繋ぐ初めての情事が終わり、お互い重たい体をくっつけて布団の中の心地良さを満喫していたところで、へくち、とくしゃみの音と共に赤い髪が揺れた。初めての行為のあとで、何やら照れくさくピロートークらしいことも出来ないまま黙っていたが、どちらともなく小さく笑い声が漏れた。万葉はなるべく布団の中に外気が入らないように気を使ってる布団の中の恋人に両腕を広げた。
「寒いか?もっとこちらへよるでござる」
「へへ…ありがとう。」
言葉に甘えもっと密着しようと素肌どうしを重ねると、体温とはまた別の温かさがぽぽぽ、と生まれてきて心地が良い。平蔵は万葉の首を両腕で包むように抱きしめるとそれに答えるように万葉も腰に手を回す。少しぎこちない気がしたが何となく自分たちらしくてこのままで良いような気がした。
1515「寒いか?もっとこちらへよるでござる」
「へへ…ありがとう。」
言葉に甘えもっと密着しようと素肌どうしを重ねると、体温とはまた別の温かさがぽぽぽ、と生まれてきて心地が良い。平蔵は万葉の首を両腕で包むように抱きしめるとそれに答えるように万葉も腰に手を回す。少しぎこちない気がしたが何となく自分たちらしくてこのままで良いような気がした。