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DONEあまーいあまーいお汁粉はいりませんか?お汁粉とwsrn斎藤「…甘い匂いがするな。汁粉か。」
「汁粉です。」
自主稽古から戻るとき甘い匂いがしてその匂いに釣られるようにやってくる斎藤さん。
「飲みますか」
と下女ちゃんが聞くと「…いいのかいや、違う。俺は最後でいい。」と。
飲みたい気持ちは山々なのに、咳払いをした後言い直す斎藤さん。
「…ところで、お前は味見をしたのか」
話をしている内に何かを見つけて訊くと恥ずかしそうな下女ちゃんが「少しだけ。」って答えるし、「なら、それを貰おう。」って口元についているあんこを口づけで取るのが斎藤さん。
平助「今日、汁粉があるって聞いてさ、急いで帰ってきたんだよ。っつってもちゃんと見回りはしてきたぞ。」
急いで帰ってきたんだよ、の部分まで聞いてジト目をする下女ちゃんに笑いながら付け加えるのが藤堂さん。
1653「汁粉です。」
自主稽古から戻るとき甘い匂いがしてその匂いに釣られるようにやってくる斎藤さん。
「飲みますか」
と下女ちゃんが聞くと「…いいのかいや、違う。俺は最後でいい。」と。
飲みたい気持ちは山々なのに、咳払いをした後言い直す斎藤さん。
「…ところで、お前は味見をしたのか」
話をしている内に何かを見つけて訊くと恥ずかしそうな下女ちゃんが「少しだけ。」って答えるし、「なら、それを貰おう。」って口元についているあんこを口づけで取るのが斎藤さん。
平助「今日、汁粉があるって聞いてさ、急いで帰ってきたんだよ。っつってもちゃんと見回りはしてきたぞ。」
急いで帰ってきたんだよ、の部分まで聞いてジト目をする下女ちゃんに笑いながら付け加えるのが藤堂さん。
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DONE凍えた心総司くんと俺「左之さんや新さんといるのは楽でいいんだ。でも別に総司くんが苦手ってわけでもないんだよ。」
「平助、僕のことが好きなんですかぁ」
「いや、ああいうところはだいぶ嫌だけどさ。」
縁側に座って外を見ながらお前の淹れた茶を飲んでいた時にふと訊かれて俺は言う。
その時通りかかった総司くんから言葉が飛んでくるなんて思わなかったし、俺の側に座るお前は驚いて縁側から落ちそうになっていた。
当の本人は俺達のそんな姿に満足がいったのかすぐにその場を去っていく。
「俺が、って言うより総司くんが多分距離を置いてるんだよ。」
「沖田さんが···」
「多分、な。総司くんくらい強いとなんつーか色々あるんだと思うよ。いや俺も詳しくは知らねぇけど。」
660「平助、僕のことが好きなんですかぁ」
「いや、ああいうところはだいぶ嫌だけどさ。」
縁側に座って外を見ながらお前の淹れた茶を飲んでいた時にふと訊かれて俺は言う。
その時通りかかった総司くんから言葉が飛んでくるなんて思わなかったし、俺の側に座るお前は驚いて縁側から落ちそうになっていた。
当の本人は俺達のそんな姿に満足がいったのかすぐにその場を去っていく。
「俺が、って言うより総司くんが多分距離を置いてるんだよ。」
「沖田さんが···」
「多分、な。総司くんくらい強いとなんつーか色々あるんだと思うよ。いや俺も詳しくは知らねぇけど。」